断捨離とは?~必見!断捨離の効果・実践方法・コツ6つのポイント〜

はてなブックマークに追加 Twitterでシェア Facebookでシェア

断捨離のやり方・効果的な方法が知りたい、コツがわからない、断捨離効果がでない…など、お悩みではないですか。部屋の片付けがヘタ、片付けてもすぐモノであふれてしまうという人はたくさんいます。部屋がいつも汚いのは掃除方法が悪いと思っている人もいるようですが実は問題はほかにあるのです。部屋を掃除する前に、まず不用品を処分してモノの数を減らすことが大切になります。そこで、この記事では「断捨離」の意味・効果・方法・コツなどをご紹介しましょう。そして、「断捨離できない・捨てられない」心理についてもご説明します。これから断捨離を実践してみたい…と思っている人にとって参考になる情報を集めてみました。

  1. 断捨離の基礎知識
  2. 片付けられない症候群とは?
  3. 断捨離の実践方法
  4. 断捨離を実践後は…
  5. 不用品回収について
  6. 片付けの役立ち情報

この記事を読むことで、どうすれば部屋をきれいにできるかがわかります。また、スムーズに断捨離を行えるだけではなく、きれいになった状態を維持することもできるでしょう。


1.断捨離の基礎知識

1-1.断捨離とは

2010年ごろから、テレビ番組・雑誌・インターネットなどで注目を集めるようになった「断捨離(だんしゃり)」は、今ではすっかりポピュラーな言葉となっています。

断捨離という言葉は、読んで字のごとく断つ・捨てる・離れるの意味です。けれども、断捨離とはもともとはヨガの思想に基づいた言葉となります。

  • 「断行」…入ってくるいらないモノを「断つ」。
  • 「捨行」…すでにあるいらないモノを「捨てる」。
  • 「離行」…モノへの執着から「離れる」。

として、不用なモノを買わず・家の中にあるいらないモノを捨て・モノへの執着から解放され・すっきりと片付いた快適な生活を送ろう…という考え方なのです。

1-2.断捨離の意味

日本では、昔からモノを粗末に扱わず、古いからといって簡単に捨てずに大切にとっておくことが「美徳」とされてきました。しかしながら、大切にする気持ちが執着へと変わりモノが捨てられなくなることで家や部屋の中がモノに埋まってしまう人もいます。

モノが過剰にあると、当然整理整頓はしにくくなり掃除も行き届きません。そのために、いつも部屋は汚く不衛生な状態で快適に暮らすことができないだけではなく精神的に病んでしまう人も少なくないのです。

断捨離の意味は、単純に部屋を片付けるために行うのではなく、自分にとって本当に大切なモノは何かを見つめ選択眼を養うことにもあります。また、無駄なモノがない家や部屋は掃除がしやすいので、常に片付いた状態を保つのも楽になるでしょう。

1-3.断捨離の効果(恋愛・結婚・人間関係)

無駄なモノは買わず、必要のないモノは執着せずに捨てる…という発想の断捨離は、家や部屋の中をすっきりとして快適に暮らす効果があります。けれども、断捨離は住環境の無駄だけではなく、人間関係の無駄も改めて見つめ直す効果もあるのです。

なんとなく手に入れたモノをそのまま引き出しやクローゼットにためこんでしまう人は、人間関係も「なんとなく広げてしまいがち」になります。お茶や買い物、飲み会など、本当に行きたいわけではないのに付き合いだからと参加することが多いでしょう。モノだけではなく恋愛や結婚、人間関係も断捨離の考え方をあてはめてみましょう。

1-3-1.断捨離の効果・恋愛

実は、断捨離の効果は恋愛にもおよびます。今、付き合っている彼氏や彼女に数多くの不平不満を抱いているのに、なんとなく別れられない…という人は多いものです。けれども、独りはさみしいからと別れを迷っているうちに大切な時間はどんどん過ぎてしまいます。

思いきって相手との関係を断捨離することで、前に進めたり不平不満が原因のストレスから解放されたりするでしょう。逆に1度離れてお互いの付き合いを断つことにより、相手の大切さを再発見することもできます。

そして、もし別れて気分がすっきりとしたら思い出になるような写真やプレゼント、メールのやりとりなどはすべて処分して未練を残さないようにしましょう。不毛な恋愛の断捨離は新しい出会いも引き寄せる効果があるのです。

1-3-2.断捨離の効果・結婚

断捨離の効果は結婚にもある…というと驚く人もいるでしょう。けれども、もともと断捨離は、「執着を捨て本当に自分にとって必要なモノを見極める目を持つ」ことでもあります。早く結婚したいがために、あせって婚活ばかりしていると出会う異性の数は増えても、誰もが自分にふさわしくないように感じてしまうものです。

数多く婚活パーティーに顔を出したり、合コンに参加したりすればそれだけ無駄なお金も出て行くでしょう。結婚というものに執着せず、無駄な出会いや付き合いの断捨離をして自分のために生きている人のほうが精神的な余裕が感じます。また、自然体で生きている人のほうが異性もひかれるものです。本当に自分が一生ともに生活をできる人と出会う確率も高くなるでしょう。

1-3-3.断捨離の効果・人間関係

友人や同僚に誘われるとどうしても断れない…という人がいます。仕事が終わった後、毎日食事や飲み会、カラオケに付き合い疲れがたまっているという人も多いでしょう。

そんな人は、断捨離を人間関係にも取り入れましょう。行きたくない付き合いはお断りして、家でのんびり過ごしたりゆっくりバスタイムを楽しんだりと自分のために時間を使うのです。無駄な出費も抑えられますし、ストレスも軽減されます。

八方美人でいなければ継続できない友人関係を引きずっていても、何のメリットもありません。また、人と広く浅く付き合うのをやめて、数は少なくても本当に自分と気が合う友人を見付けるほうが有意義な人生を過ごせるでしょう。

1-3-4.断捨離の本〜断捨離の提唱者・やましたひでこ〜

断捨離の効果や意味、方法を世の中に広めたのは、クラターコンサルタントのやましたひでこさんです。東京都出身のやましたひでこさんは、早稲田大学在学中に入門したヨガ道場でヨガの考え方である「断行・捨行・離行」を学びます。その考え方をもとに、自分の生き方と片付けに反映し「断捨離」を形にしたのです。

やましたひでこさんは、2001年からクラターコンサルタントとして活躍を始めました。クラターコンサルタントとは、ガラクタ・モノ・心を整えるという意味でつけた造語で登録商標にもなっています。やましたひでこさんは、クラターコンサルタントとして全国でセミナーなどを開催し、数多くの断捨離に関しての本も発売、多くの人にその名称と考え方が広まることとなりました。

やましたひでこさんの著書には…

  • 「モノを捨てればうまくいく 断捨離のすすめ」
  • 「新・片づけ術『断捨離』」
  • 「ようこそ断捨離へ モノ・コト・ヒト、そして心の片づけ術」

ほか、さまざまな視点から書かれた断捨離の本があります。単なる片付け方ではなく、根本的に自分の生き方を変える断捨離をしてみたい…という人は1度読んでみてはいかがでしょう。

2.片付けられない症候群とは?

2-1.汚部屋の定義

モノを片付けられない人が住む「汚部屋」とは、具体的にどのような状態の部屋を指すのでしょうか。脱いだ洋服がそのまま、読み終わった雑誌や新聞が積み重なっている、棚にホコリが積もっている…程度の散らかり具合や汚れは誰の部屋でもよく見かけます。

けれども、その程度であればすぐ片付けられるでしょう。汚部屋とは、散らかっているだけではなく不潔感あふれる部屋を指すのです。汚部屋と呼ばれる状態を挙げてみましょう。

  • 飲み終わったビールやジュースのあきかんやペットボトルが、テーブルの上だけではなく床の上まで散乱している。
  • ゴミ袋を床に置いて分別せずに何でも入れている。
  • 吸いがらや灰で山盛りになった灰皿を放置している。
  • 飲みかけの飲み物や食べかけの食べ物をそのまま置いてある。
  • ゴミ袋がいくつも部屋の中やベランダに重なっている。
  • 台所のシンクに汚れた皿などが積み重なっている。
  • 押し入れにモノがあふれかえり戸が開けっ放し。

上記のような不衛生な状態が重なってできるのが汚部屋と定義できます。1日かけて掃除をしても片付かないほど散らかり汚れている汚部屋には、さまざまな問題点もひそんでいるのです。

2-2.汚部屋の問題点

2-1で例を挙げたような汚部屋は、通常の感性を持っている人ならひと目見ただけで気分が悪くなるでしょう。汚部屋は見た目が不潔なだけではなくさまざまな問題点があります。

  • 掃除が行き届かず、部屋の隅や家具の上などあらゆる場所にホコリがたまりダニやハウスダストの原因になる。
  • 買ったモノなどがすぐ行方不明になるので、同じモノを何度も買ってしまう。
  • 部屋の中に何があるのか把握できないので探しモノに時間がかかる。
  • 友人などを部屋に招けない。
  • 恋人ができない。
  • 不潔で片付いていない部屋はくつろげないのでストレスがたまる。
  • 害虫やねずみなどが発生しやすくなる。
  • 汚部屋状態を放置していたために室内や押し入れの壁などにカビが生えたり壁紙がはがれたりするケースもある。

汚部屋とは、見た目が不潔でだらしないだけではなく、住んでいる人間の精神や健康にも害を及ぼすために問題視されているのです。

2-3.部屋の断捨離ができない〜捨てられない心理とは〜

片付けられない症候群と呼ばれる人は、昔よりも増加しています。原因としては…

  • さまざまなモノがあふれる物質社会であること。
  • インターネットを使えば、外にでかけなくても手軽にショッピングが楽しめること。
  • 物欲を刺激するCMがいつでもどこでも流れていること。
  • 購入した商品がすぐ手元に届くように、物流システムが進化していること。

などが挙げられているのです。

さらに、部屋が片付けられない人たちには「モノが捨てられない」という共通の特徴があります。

たとえば…

  • 週末に1度に片付けようとして先のばしにしてしまう。
  • モノを決まった場所に片付けずに適当にしまい込む。
  • 「無料」「サンプル」「激安」に弱く、ついモノをもらったり買ったりする。
  • 捨てようとしてもつい「もったいない」と感じて処分できない。

という傾向も強いのです。

モノを捨てることがもったいない…と感じるのは悪いことではありません。けれども、必要ではないモノ、故障して修理が不可能なモノ、古くて使えないモノなども捨てられないのは、モノに対する執着が強いからなのです。

また、モノに囲まれていること、モノを買うことで日常のさみしさやストレスを解消している人も少なくありません。本当にモノが必要なのではなく、モノを捨てることで自分の中から何かが失われたような気がする…という心理が働いていることが多いのです。断捨離をする意味は、そんな自分の心理と向き合い現実を見つめ、「捨てられない自分」とさよならすることにあります。

また、汚部屋で暮らしている人の中には「注意欠陥多動性障害(ADHD)」という精神の病にかかっている可能性もあるのです。ADHDを持つ人は汚部屋の状況が悪化すると精神的にもつらくなり、ほかの精神疾患を併発するなどの問題につながる可能性もあります。専門家に相談をしたうえで、周囲の人や家族などの協力をもとに部屋の断捨離をして少しずつ状況を改善することが大切でしょう。

2-4.汚部屋の断捨離方法

モノであふれかえっている汚部屋は、いきなりモップやはたきなどを買い込んで掃除してはいけません。部屋の中の押し入れやクローゼット、テーブルや床の上にあふれかえっているモノを捨てることから始めましょう。最初に断捨離をして部屋の中にあるモノの全体量を減らしてからでないと効率的に掃除ができません。

ゆっくり片付けをする時間がないという人は、週末2〜3時間でもいいので1か所ずつ断捨離を進めていきましょう。「今日は床の上」「来週は机の引き出しの中」「さ来週は本棚とクローゼット」…などのように少しずつでもいいので着実に不用品を減らすのです。床の上にモノがなくなれば動きやすくなるのでゴミを捨てホコリを取りやすくなります。汚部屋をきれいに片付けるには「まず、断捨離から」と心得ましょう。

3.断捨離の実践方法

3-1.断捨離のコツと方法

断捨離を成功するには、やり方にコツがあります。ある日突然、思い立ってやみくもにモノを捨てるだけではだめなのです。断捨離の方法をご紹介しましょう。

3-1-1.3つの「箱」を用意して仕分けをする

大きめのダンボールやカゴなどを3つ用意しましょう。それぞれに「必要品」「不用品」「迷い中」と書いた紙を貼ります。

そして、たとえば「今日はクローゼットの断捨離」と決めたら、その3つの箱をクローゼットのある部屋に置きましょう。次に、ハンガーにかかっている洋服や引き出しの中にしまっているニットや小物など片っぱしから手に取っては、仕分けをします。まだ着る洋服は「必要品」箱へ、もう着ない洋服は「不用品」箱へ入れてください。

もし、必要か不用か迷ったらとりあえず「迷い中」の箱に入れましょう。1つ1つ迷っていると時間がかかるので後でまとめて考えたほうが効率的なのです。そして、「迷い中」に入れたモノは1〜2週間時間を置いて見直してください。意外と気が変わってあっさり捨てられるでしょう。

3-2.必要なモノと不用品を分ける基準

モノを捨てられない人は、最初に「いらない」と思っても、すぐに「やっぱり捨てるのはもったいないかも」と思ってしまいがちです。そこで、断捨離をする前に自分で必要なモノと不用品を分ける基準を決めておきましょう。

3-2-1.断捨離〜キッチン〜

キッチンでは、思いきって以下のモノは不用品として処分しましょう。

  • 1年以上使用していない調理器具や調理用便利グッズ、保存容器など。
  • 引き出物でもらったまま1度も使用していない食器やグラス、カトラリー類。
  • ほとんど使用していない調味料やスパイス。
  • 賞味期限切れの食品や飲料。
  • ためこんだコンビニやデパートなどの袋。

上記のモノを思いきって処分すればキッチンの収納スペースもすっきりします。また、調理器具やモノは最小限のほうが無駄な洗い物にわずらわされることもありません。

3-2-2.断捨離〜クローゼット〜

クローゼットでは、以下のようなモノを不用品として処分しましょう。

  • 1年以上着ていない洋服。
  • 毛玉の目立つニットや衿の周り・袖口の汚れが目立つシャツやTシャツ。
  • 伸びて型崩れしているトレーナーやカットソー。
  • 1年以上使用していない服飾雑貨やアクセサリー。

不用な洋服や服飾雑貨などをどんどん処分しながら、本当に自分が好きなファッションは何なのか…と考え直す絶好のチャンスにもなります。

3-2-2.断捨離〜本・写真〜

本や写真はなかなか簡単に捨てられないものです。そのために、本棚や引き出しの中がゴチャゴチャになっているという人も多いでしょう。

本は、ある程度たまったら「もう1度読み返したいか」どうかを考え、読み返さなくてもいいなと思える本はまとめて処分してください。また、本棚がいっぱいになったら「横に重ねないで処分する」というルールを決めれば必要以上にたまるのを防げます。

そして、写真は紙焼きならスキャニングサービスを利用するのもおすすめです。すべてデータ化してフラッシュメモリーやDVDなどに保存すれば収納も楽になります。常に眺めたい写真は、デジタルフォトフレームにデータを入れて飾っておけばいつも身近に楽しむことができるでしょう。

4.断捨離を実践後は…

4-1.不用品の処分方法

断捨離を行うと不用品がたくさん出ます。どのように処分すればいいのでしょうか。

4-1-1・自治体のゴミに出す

燃えるゴミ・燃えないゴミ・粗大ゴミに分別して捨てましょう。仕分け方法や収集場所、収集日などは自治体によって詳細が異なります。市区町村のホームページなどを見て調べてください。

4-1-2.リサイクルショップに売る

不用な洋服・服飾雑貨・食器・日用品・本などで状態がよいモノや未使用のモノなどはリサイクルショップに売ってはいかがでしょうか。

まとめて店頭に持ち込めば買取り金額をアップしてくれるショップもあります。近所にリサイクルショップがある人にはおすすめです。

4-1-3.不用品回収を利用する

処分する品物が多い場合や、仕分けをするのが大変な場合、リサイクルショップが近くにない場合などはプロの不用品回収業者を利用してはいかがでしょうか。たくさんの不用品や粗大ゴミが1度に片付くので便利です。

不用品回収業者は数多くあるので、依頼するときには条件や手順、料金などを調べて信頼できる業者を利用してください。

4-2.モノを増やさない収納方法

せっかく断捨離を実践してモノの全体量を減らしたら、またモノであふれてしまわないように以下のようなことに気をつけましょう。

  • 本当に必要なモノしか買わない
  • 衝動買いはしない。
  • 一つ買ったら一つ処分するルールを決める。
  • モノを収納する場所を決め、そこに入りきらなくなったら不用なモノを処分する。
  • 収納家具や収納ケースを増やさない。(収納する場所があると、モノを入れたくなりモノが増えてしまうので)。
  • 収納場所に目一杯モノを入れない。掃除をしやすいように1/4くらいのスペースは常に空けておく。

5.不用品回収について

5-1.不用品回収業者に依頼するメリット

ちまたにはたくさんの不用品回収業者が存在しています。不用品回収業者に依頼をするメリットにはどのようなことがあるのでしょうか。

  • 自分で不用品を仕分けする必要がない。
  • 不用品をゴミ収集場まで運ばなくてもいい。(特に、高齢者や腕力のない女性にはおすすめ)
  • PCの個人情報を完全に消去してくれるサービスを行っている業者なら、個人情報の流出を心配しないでもいい。
  • 出張回収や宅配回収を行っている。
  • 1度に不用品を処分できる。

不用品を片付ける人手や時間がない人にもおすすめです。

5-2.不用品回収業者の選び方

インターネットで不用品回収業者を検索すると、たくさん出てくるのでどこに頼んでいいかわからなくなります。依頼をするときには、以下のことに注意して業者を選んでください。

  • 会社の所在地や電話番号、メールアドレスなどがホームページの「会社案内」に明記してある。
  • 古物商許可などの許可を持っている。
  • ホームページに料金体系や取扱品目、回収方法などがていねいに説明してある。
  • 事前に見積もりをしてくれる。
  • 無料の相談窓口や問い合わせサービスがある。

 

5-3.不用品回収業者の料金設定とは

不用品回収の料金設定は業者によってまちまちです。また、どれくらい不用品の量があるのか、どのような不用品があるのかなども料金にかかわってきます。処分したい不用品の量がはっきりしたら、まずは相談窓口などを利用してだいたいの見積もりを出してもらいましょう。

パソコンなど回収した品物を再活用する業者の場合は無料回収を行っている場合もあります。無料回収対象商品があれば、一緒にほかの品物も回収してくれる業者もいるのです。

料金を問い合わせするときには、回収料金のほかに後でガソリン代や運搬代など別途請求されるようなことはないかをきちんと確認してください。

5-4.不用品の回収方法

不用品の回収方法は、基本的にどの業者も以下のような流れになっています。

  1. 会社のホームページにある申し込みフォームや質問受け付けフォームなどから見積もりを依頼するか、電話で依頼します。
  2. 出張回収の場合は日時を決めて業者が自宅に訪問して回収作業を行います。また、申し込みをすれば宅配キットを送ってくれる宅配回収業者もいるのです。不用品を詰めて送るだけ(送料無料)なので便利でしょう。
  3. 誠実で信頼できる業者なら、電話やメールなどで無料相談や詳細の説明を受け付けています。回収や料金などに関して質問があればどんどん質問してみましょう。

5-5.不用品回収に関するよくある質問

不用品回収業者の回収に関してよくある質問をご紹介しましょう。

  • 急ぎの回収でも対応してもらえるのか。
  • 回収の日時は指定できるのか。
  • 処分してもらう不用品が少ないけれども回収してもらえるのか。
  • 回収料金以外に当日別料金が発生することはあるのか。
  • 無料出張見積もりの場合、商談不成立だったときに手数料は必要なのか。
  • 当日に不用品が増えても対応してくれるか。

など、主に料金や回収量に関する質問が多いようです。もし質問があれば、見積もり依頼や質問・相談のメールや電話で問い合わせをしてください。どんな質問でも面倒がらずに明確に答えてくれる業者かどうか、対応で見極めることもできます。

6.断捨離の効果や意味を学べる!お役立ち情報

6-1.断捨離や片付けの本

そもそも断捨離とは…という、断捨離の意味からしっかり学びたいと考えている人におすすめなのが、断捨離という考え方を生み出したやましたひでこさんの著書です。断捨離という言葉は商標登録されています。

初めての人は、断捨離ブームの火付け役「モノをすてればうまくいく 断捨離のすすめ」や「新・片づけ術『断捨離』」などがおすすめでしょう。

  • 「50歳からラクになる人生の断捨離」
  • 「感度の高い仕事人は断捨離じょうず。」
  • 「実家の断捨離」

など、年齢や環境などに合った片付け方を紹介する書籍も出ています。

ほかにも人気の片付け本としては…

  • 「毎日がときめく片づけの魔法」(近藤麻理恵)
  • 「わたしのウチには、なんにもない。」(ゆるりまい)
  • 「片づけられない女のための こんどこそ!片づける技術」(池田暁子)
  • 「 一生リバウンドしない!奇跡の3日片づけ」(石坂京子)

などが挙げられます。面白そうだなと興味をひかれたものから何冊か読むと、モノを増やさない・散らかさない・きれいに片付ける…などのコツがつかめてくるでしょう。

6-2.断捨離の方法や片付けのお役立ちブログ

断捨離や片付けを実践している人のブログは、自分のライフスタイルで実行できそうなアイデアや思わぬヒントをくれるのでチェックしてみましょう。

などが人気のあるブログです。

7.まとめ

いかがでしたか?断捨離とは…という基本的な意味から、断捨離の効果、実践方法などがおわかりいただけたかと思います。

また、断捨離は家や部屋の中だけの問題ではなく、恋愛や人間関係にもあてはまるということも感じ取っていただけたのではないでしょうか。断捨離をすることで、無駄なモノを決別し、執着心を無くせば本当に必要なモノ(人)が何かがわかってくるはずです。

ただ、単純に部屋を片付けて掃除するだけではすぐに散らかってしまう…とお悩みの人も、上記のような断捨離の意味を理解すればきれいで快適な家や部屋を保つことができるでしょう。無駄なモノに惑わされず、本当に大切なモノだけに囲まれた自分らしいライフスタイルを手に入れてくださいね。