ファックスの上手な捨て方! 小型家電のお得な処分の方法とは?

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寿命によって買い替えを検討しているという場合に問題になるのが、古いファックスの処分方法です。小さな家電はつい処分を後回しにしてしまいます。買い替えても、古いファックスをまだ処分していないというのもよくあることです。

リサイクルへの取り組みによって家電の処分は非常に難しいものになっています。特に小型家電などは、資源有効利用促進法(小型家電リサイクル法)によって、自治体では回収しない地域もあるのです。処分の難しくなっているファックスや小型家電などの捨て方についてご紹介しましょう。

  1. ファックスを捨てたい、廃棄したい場合には?
  2. ファックスの捨て方、自分で捨てる場合
  3. ファックスの捨て方、販売業者による回収・下取り
  4. ファックスの捨て方、リサイクルする場合
  5. ファックスの捨て方、回収業者に頼む場合
  6. ファックスなど電化製品の処分でよくある質問
  7. まとめ

ものを捨てるためには処分費用を支払うということが当たり前になっています。適切な処分方法の必要なファックスなどの小型家電も上手に処分することで、費用や負担を大幅に削減することができるのです。買い取りや下取りなどを利用して、ファックスを上手に処分してみましょう。


1.ファックスを捨てたい、廃棄したい場合には?

1-1.ファックスの寿命について

ファックスの平均使用年数は10年程度という統計があります。10年以上使用しているファックスは、既に交換時期が来ていると考えてよいでしょう。寿命が近いファックスの症状についてご紹介しましょう。

  • 紙詰まりが頻発する
  • 受話器から雑音がする
  • ファックスの送受信の動作音が大きい
  • 印刷がかすれる

上記のような症状があった場合には、寿命と考えてよいでしょう。

1-2.買い替えと修理はどちらがお得?

買い替えと修理のどちらが良いのかは、修理内容や料金によって結論が異なります。数千円程度で可能な場合には修理、1万円以上かかる場合には買い替えの方がお得です。

ファックスも値下がり傾向にあり、最近では2万円以内で人気商品が購入できます。修理費用のかかるものや5年以上使っている場合には、買い替えを検討するのもよいでしょう。

1-3.ファックスは粗大ゴミ?

最近はゴミの分別方法も複雑になり、処分に困っている方も多くいます。では、ファックスは何ゴミとして処分すれば良いのでしょうか?

平成13年4月に施行した資源有効利用促進法によって、小型家電を処分する際にはリサイクルの取り組みがすすめられています。小型家電は希少な資源を使用しているため再利用化が重要なのです。

小型家電の回収・再資源化に取り組む自治体では、ファックスを粗大ゴミとして捨てることができません。処分方法は地域によって大きく異なるため注意が必要です。

2.ファックスの捨て方、自分で捨てる場合

2-1.自治体のゴミ回収による捨て方

小型家電は地域によって回収・処分方法が異なります。処分方法の一例をご紹介しましょう。

小型家電を粗大ゴミとして回収していない地域

小型家電の再資源化を進める地域では、一般ゴミや粗大ゴミとして捨てることができません。こうした地域では、自治体が小型家電回収ボックスを設置して回収しています。

小型家電回収ボックスは家電リサイクル法の対象品目(テレビ・冷蔵庫・エアコン・洗濯機)以外の家電を回収するボックスです。多くは、事前の申し込みなどは必要なく利用できます。

小型回収ボックスでは、家庭で使用したほとんどの家電を処分可能です。ただし、“ボックスに入らない家電”“電球・蛍光管・電池(バッテリーを含む)”などは回収できません。子機のあるファックスの場合には、バッテリーを取り外して処分しましょう。

小型家電を粗大ゴミとして回収している地域

粗大ゴミとして処分する場合には、自治体への申し込みと回収場所への運搬が必要になります。電話やホームページで回収の申し込みを行い、その後指定された場所に運搬するというのが簡単な流れです。

処理料金は“粗大ゴミ処理券”を購入して支払います。コンビニで購入可能です。料金に不備があった場合、回収されないこともあるため事前にしっかりと確認しましょう。

2-2.メリット

自治体による回収は、低コストで処分できるという点が最大のメリットといえるでしょう。小型家電回収ボックスでは無料、粗大ゴミなら300円~500円程度で処分可能です。

2-3.デメリット

自治体の回収では“運搬”をおこなわなければなりません。場所によっては、車が必要なケースもあります。運搬手段がない、指定場所まで遠いという場合には非常に大きな負担です。

3.ファックスの捨て方、販売業者による回収・下取り

3-1.販売業者の下取りについて

ファックスなどの電化製品では“下取り”での処分できます。下取りは古い家電を販売店に持ち込むことで、新しい商品を安く購入できるサービスです。

下取りには、事前に申し込みが必要になります。店舗によっては本人確認書類(免許証など)の提示が必要です。利用前にどのような書類が必要なのかを確認しましょう。

下取り対象品の運搬について

ファックスなど持ち帰り可能なサイズの商品は、購入時に店舗まで自分で持ち込む必要があります。特別な梱包などは必要ありませんが、付属品が複数あるという場合には段ボール箱や紙袋などに入れて持ち込みましょう。

3-2.通販業者の場合

通販による下取りは、“商品到着時に回収”“送付での回収”の2種類があります。通販業者によって回収方法が異なるため、利用前にしっかりと確認しておきましょう。

商品の梱包(こんぽう)

送付による下取りの際には、梱包(こんぽう)が必要があります。ほとんどの場合、段ボール箱は自分で準備しなければなりません。購入時の箱がある場合には、再利用するのもよいでしょう。また、申し込みの際に付属品を同梱(どうこん)できるのかを確認することも大切です。商品購入の際に付属していたものは基本的に同梱(どうこん)できます。ただし下取り対象外の商品を送付した場合、トラブルの原因になるので注意しましょう。

3-3.送料・手数料など

下取りの際には送料と手数料などの費用が必要です。商品代金と下取り価格に加えて、必要な送料・手数料を考えて利用しましょう。

3-4.メリット

下取りは“古い商品の処分”と“新製品の購入”を同時にでき、新製品を安く購入できるメリットがあります。買い替えを検討している場合には、非常にお得なサービスといえるでしょう。

3-5.デメリット

下取りはすべての販売業者で利用できるサービスではありません。定期的なイベントとして行っている販売業者や小売店もあります。“いつでも気軽に利用できるサービスとはいえない”という点が最大のデメリットといえるでしょう。

4.ファックスの捨て方、リサイクルする場合

不要なファックスがある場合には、中古品買取サービスの利用を検討してみましょう。リサイクル可能なファックスであれば費用をかけずに処分することも可能です。

4-1.リサイクルできるファックスとは

ファックスに限らず、電化製品の買い取り可能な目安は“製造から5年以内”です。製造から5年が経過してしまうとほとんど価値がなくなってしまいます。そのため、買い取りサービスの利用はできないと考えてよいでしょう。

人気のブランドとは?

製造から5年以内の中古ファックスは国内メーカー、国外メーカーであっても需要があります。特に“コピー”“ペーパーレス”“データ保存”など多機能なものが人気です。多機能なファックスは説明書も重要になるので、可能な限り付属品と一緒に売るのがポイントになります。

買い取りの基本はキレイな状態のもの

日常的に使用するファックスは傷や汚れの付きやすいものです。リサイクルショップでは状態が悪いものは買い取りできません。特に表面の日焼けや受話器、ボタンの汚れなどのあるものは買い取りできない場合もあります。

4-2.リサイクルショップ

リサイクルショップでは、製品の状態を査定してから買い取るという流れになります。中古品を売るためには身分証を提示する必要があるため、査定の際に持参しましょう。

リサイクルショップでは、再販を目的に中古品を買い取るため、製品の状態が悪い場合には買い取り不可能ということもあります。その場合には、自分で商品を持ち帰る必要がある点に注意しましょう。

  • メリット:買い取り可能なものは売ることで処分料金を節約できる
  • デメリット:買い取り不可能な場合には別の処分方法を探す必要がある

4-3.ネットなどのリセール

最近ではインターネットオークションやスマホアプリなどでリセールするということも一般化しています。ただし、出品から商品の発送までを自分でおこなわなければなりません。サイトによっては、会員登録などの手続きも必要になります。

  • メリット:各種買い取りサービスよりも高値で売れる可能性がある
  • デメリット:自分で責任をもって取引をすすめる必要がある

5.ファックスの捨て方、回収業者に頼む場合

業者によるファックスの回収方法と特徴についてご紹介しましょう。

5-1.業者の回収方法と料金について

持ち込み回収

店舗や回収拠点が近い場合には、持ち込みが可能です。状態の良いファックスであれば、買い取り可能なケースもあります。

出張回収

業者が自宅まで出張し回収するサービスです。出張料金や回収費用必要になる場合があります。小型家電の場合、出張回収では廃棄コストが高くなってしまう点に注意が必要です。

宅配回収

宅配便によって回収するサービスです。業者や品目によって負担する送料が異なります。宅配回収では送料の負担の有無を確認して利用することが大切です。

回収料金は業者によって違う

ファックスなどの小型家電の処分費用は業者によって大きく異なります。処分費用が必要な業者もあれば、無料で回収する業者もあるのです。回収業者を利用する際には、回収方法と処分料金をしっかりと比較して選びましょう。

5-2.業者に依頼するメリット

ファックスの処分を業者に依頼する最大のメリットは、処分の手間を大幅に削減できることです。小型家電は“宅配回収サービス”による回収・処分が向いています。集荷宅配を利用することで自宅に居ながらファックスなどの小型家電を処分可能です。

業者への依頼は、処分する暇がない方や運搬の手段のない方にとっては非常に便利なサービスといえるでしょう。

5-3.業者に依頼するデメリット

業者による小型家電の回収は、他の処分よりも多くの費用が必要になります。業者によって料金設定も異なるため、お得に処分できるサービスを選びましょう。

最大のデメリットは、情報収集をしてお得に利用できる業者を選ばなければならないという点にあります。回収費用や送料負担など比較して最適な回収業者を選びましょう。

5-4.業者選びのポイント

ファックスなどの電気製品を処分する業者を選ぶポイントは“サービスの充実”にあります。サービスを複合して利用することがお得に処分するためのコツです。業者選びのポイントとお得な処分方法についてご紹介しましょう。

ほかの電気製品をまとめて処分

ファックス単品を処分するよりも、ほかの電気製品をまとめて処分することでお得に処分できます。不要な電化製品があれば同時に処分することを検討してみましょう。

パソコンと同梱(どうこん)すれば無料回収?

パソコン処分本舗https://www.pcshobun-honpo.comでは、パソコンなどの対象商品が1点でもあれば送料無料(着払い)で宅配回収を利用できます。

不要な電気製品に加えてパソコンを処分したい場合には、“パソコン同梱(どうこん)による無料回収”などのサービスを利用してみましょう。

5-5.無料回収業者に注意しよう!

不用品の処分方法として、無料回収サービスは非常に便利です。しかし、無料回収業者によるトラブルが近年増加傾向にあります。問題点を参考にトラブルを回避しましょう。

回収料金トラブル

不用品無料回収で最も多い料金に関するトラブルをいくつか挙げてみましょう。

  • 無料と聞いて依頼したものの作業後に請求された
  • 当初の見積もりと異なる料金を請求された

料金トラブルの多くは上記のようなものです。不用品回収では、利用できるものと処分に費用のかかるもので回収する料金は異なります。“すべてが無料”というようなサービスで勧誘する業者には依頼しないということがトラブルを未然に防ぐための方法なのです。

トラックでアナウンスする業者には要注意?

「不用品を回収します」とアナウンスして不用品を回収する業者には注意が必要です。こうした業者によるトラブルが多く報告されています。トラブルを未然に回避するためには、しっかりと見積もりを取り信頼できる業者に依頼することが大切です。

6.ファックスなど電化製品の処分でよくある質問

Q:小型家電回収ボックスの規定サイズよりも大きいファックスはどう処分すればいい?
A:多くの自治体では小型家電回収ボックスのほかに“回収拠点”という場所を設けています。既定のサイズよりも大きなものの場合には、回収拠点に持ち込むことで処分可能です。小型回収ボックス同様に無料で利用できる地域と、粗大ゴミとして有料で受け付ける地域があります。地域のホームページで処分方法の詳細を公開しているので確かめてみましょう。

Q:小型家電回収ボックスの場所はどこにある?
A:自治体のホームページで閲覧可能です。役場庁舎に設置している場合もあります。

Q:複合機ファックスはどうやって処分すればいい?
A:小型家電回収ボックスに入らないサイズのファックスは“粗大ゴミ”や“宅配回収”などを利用して処分可能です。自分では運搬できないサイズの場合には、出張回収などの利用を検討してみるのもよいでしょう。

Q:ファックスを処分する際の注意点とは?
A:電話帳や着信履歴などが残るものの場合には、メモリーを削除して処分しましょう。ファックスは個人情報やプライバシーを扱う機器なのです。情報流出などが不安な場合には、メモリー消去サービスhttp://www.pcshobun-honpo.comを利用できる業者に依頼しましょう。

インクリボンに関しては印刷した情報がそのまま残ってしまっているため処分には注意が必要です。

7.まとめ

不要になってしまったファックスには複数の捨て方があります。正しい処分方法を知ることで、費用や手間などの負担を大きく軽減できるでしょう。自治体回収は地域によって処分方法が異なるため、適切な方法を事前に調べることが重要です。販売業者による下取りは、買い替えにおすすめの便利なサービスと言えます。処分だけをおこないたい場合には、不用品の回収サービスなどを利用するのもよいでしょう。不用品回収サービスは業者によって回収方法や料金設定が大きく異なります。なかでもおすすめのサービスが“パソコン同梱(どうこん)による無料回収”です。パソコンと同梱(どうこん)すればファックスを含めたさまざまな家電を費用・送料も無料で回収しています。ファックスに加えて不要なパソコン・家電がある場合には、お得なパソコン宅配回収を利用してみましょう。