パソコンを安く買う方法は? 6つの選択肢を徹底解説!

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スマートフォンやタブレットが普及してもやはりパソコンが必要、という方は多いでしょう。また、パソコンは家電製品の中でも寿命が短いです。「何度も買い替えるのならば、できる限り安くパソコンを買いたい」と思っている方も多いでしょう。

そこで、今回はパソコンを安く買う方法をご紹介します。パソコンは買うメーカーや季節によって、同じ品質でもかなり値段が変わってくるのです。パソコンを安く買う方法を探している方は、ぜひこの記事を読んでみてくださいね。

  1. パソコンの値段に差があるのはなぜ?
  2. パソコンを安く買う方法は?
  3. 不要になったパソコンの処分方法は?

1.パソコンの値段に差があるのはなぜ?

パソコンは、デザインの差はあれ皆同じように見える方も多いでしょう。また、パソコンを動かす基本のソフトであるOSもWindowsかMac OSのどちらかです。しかし、パソコンは値段にずいぶん幅があります。その理由は何でしょうか?

それは、機能の差です。パソコンはメモリーやハードディスクの容量、さらにCPUの種類によっても値段が変わってきます。

液晶ディスプレイの大きさやテレビの受信装置がついているかなどでも値段が変わってくるでしょう。ですから、値段の高いパソコンほど処理速度が速く、できることがたくさんあるのです。

さらに、パソコンの中に入っているソフトも値段を左右します。市販されているパソコンの大部分にインストールされているWordやExcelなどが未搭載のパソコンは、同じスペックでも1万円以上安くなっているのです。また、デザイン系のソフトならば、もっと高価なものもあります。

パソコンの値段は機能の差なんですね。
はい。高価なパソコンほど高機能です。

2.パソコンを安く買う方法は?

では、パソコンを安く買うにはどのような方法があるのでしょうか? この項では、その一例をご説明しましょう。

2-1.パソコンで何をするのかをはっきりさせよう

パソコンを購入する前に、パソコンで何をするのかをまずははっきりさせましょう。いくら安くパソコンを買えても、やりたいことができなければ意味がありません。ですから、一口に「安い」といっても、欲しい機能を備えたパソコンの最低金額を知る必要があるのです。

インターネットができればよいという場合は、基本的なソフトが一通り入っているパソコンでよいでしょう。しかし、グラフィックデザインをしたいという場合やゲームを楽しみたいという場合は、ある程度のスペックが必要になります。

2-2.価格を比較するサイトを利用する

パソコンを買う際に利用したいのが、価格を比較するサイトです。有名なものは価格.comですが、そのほかにも複数のサイトがあります。これらのサイトを比べて、安いパソコンを見つけましょう。価格を比較するサイトを使えば、最新のパソコンもより安く購入できます。

2-3.新モデルの発売前に購入する

パソコンは、毎年春と秋に新モデルが出ます。パソコンの進化はとても速く、毎年のように機能が進化しているのです。しかし、半年くらいならばそれほどの違いはありません。ですから、在庫一掃を狙って値下げする旧モデルのパソコンを狙えば、安く買えるでしょう。

2-4.メーカーのアウトレット品などを利用する

パソコンを販売しているメーカーの中には、ウエブ上に直営ショップを開いているところもあります。「メーカー直販」のような形ですね。訳ありの品やアウトレット品も売られているので、家電量販店よりも購入できやすいでしょう。

また、メーカーの中には必要なソフトや機能を自由に選べるパソコンを販売しているところもあります。ですから、「家電量販店で売られているパソコンは、ムダな機能やソフトがついている」と思っている方は、このようなショップで自分好みのパソコンを作ってもらうこともできるのです。

2-5.BTOパソコンを買う

パソコンを販売しているのは、家電メーカーだけではありません。BTOショップと呼ばれる、パソコンのパーツを販売しているメーカーもパソコンを作っているのです。もともとBTOショップでは、パソコンにこだわりがある人を対象にして指定されたパーツで組んだパソコンを販売していました。BTOパソコンとは、BTOショップがパーツを組み合わせて作ったオリジナルのパソコンです。

同じスペックならば、メーカー品のパソコンよりも数万円は安く買えるでしょう。ただし、ソフトなどは別売りになっている場合が多いので、別途購入かオプションでつけてもらう必要があります。

2-6.中古パソコンを買う

それほど高いスペックのパソコンは必要ないという場合は、中古パソコンを購入してもよいでしょう。ただし、購入する店をよく選ばないと「買ったけれどすぐに壊れてしまった」ということもあります。

また、古いOSが搭載されているパソコンは要注意です。メーカーのサポートが終わってしまえば、インターネットには接続できません。また、今はインターネットオークションでも、中古パソコンが盛んに取り引きされています。でも、素人同士の取り引きは、どうしてもトラブルが起きやすいでしょう。できるだけ状態のよい中古パソコンを購入したいという場合は、中古パソコンを豊富に取り扱っているショップを利用しましょう。そのようなところなら、クリーニングやメンテナンスを行ったパソコンを販売しています。店舗によっては保証期間がついているところもあるでしょう。

パソコンを使用する目的が分かれば、必要な機能も分かりますね。
はい。メーカーによっては製品のカスタマイズもしてくれます。

3.不要になったパソコンの処分方法は?

不要になったパソコンは、どんなものでも自治体に処分を依頼することはできません。必ずPCリサイクル法に沿って、メーカーに処分を依頼しましょう。2003年以降に製造され、PCリサイクルマークがついているパソコンならば、メーカーが無料で回収してくれます。説明書を読んで、手続きをしましょう。

また、それ以前のパソコンは有料で回収になります。さらに、メーカーがもう存在しないパソコンは、「パソコン3R推進協会」が有料で回収してくれるのです。

中には、パソコンを無料で回収してくれる業者もあります。「無料」というと、警戒心を抱く人もいるでしょう。しかし、パソコンの中にはリサイクルできる貴金属や部品がたくさん使われています。パソコンを無料回収してくれる業者は、それらをリサイクルすることで利益を得ているのです。つまり、古紙を無料で回収してくれる業者と理屈は同じになります。遠方からでも郵送で受け付けてくれる業者もありますので、「今すぐパソコンを処分したい」という方は利用してみましょう。

不要になったパソコンはメーカー回収が基本なんですね。
はい。自治体ではゴミとして回収できないので注意しましょう。

おわりに

今回はパソコンを安く買う方法についてご説明しました。

まとめると

  • パソコンはスペックによって値段が異なる。
  • 必要なスペックを備えているパソコンの最安値を調べよう。
  • メーカーのアウトレット品を利用してみよう。
  • 中古パソコンを買う際は店を選ぼう。
  • パソコンを無料回収してくれる業者を利用しよう。

ということです。

現在は、安くて高スペックのパソコンもたくさんあります。しかし、安さにわけがあるパソコンもあるのです。サポートが充実していなかったりソフトが別売りだったりするパソコンは、初心者には使いにくいでしょう。安いといって飛びつかないで、スペックや搭載ソフトをよく確認してください。

また、パソコンを知人や友人から譲り受けるという場合は、しっかりと個人情報が消してあるかどうかを確認しましょう。残っているものを譲り受けると、思わぬトラブルの元になるかもしれません。