生活に悪影響&デメリットだらけ! 汚部屋を掃除して手に入る4つのメリット

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仕事やプライベートで部屋を空ける時間が多い人は、ものを置くだけの場所となり「汚部屋」となっている人が増えています。しかし、汚部屋で暮らすのはデメリットしかありません。そこで、部屋を掃除してメリットだらけの部屋へチェンジしましょう!

  1. 汚部屋に暮らす悪影響
  2. きれいな部屋で生活するメリット
  3. 汚部屋の片付け方
  4. まとめ

1.汚部屋に暮らす悪影響

汚部屋で暮らすのは精神的・肉体的にデメリットだらけ。では、具体的にどのようなデメリットがあるのかチェックしておきましょう。

1-1.ものを無くす

ものやごみだらけの汚部屋では、日常的に使っているものがどこにあるのかわからなくなります。本が机に山積みになっていたり床にものが散乱したりしていれば「汚部屋」です。
部屋が汚いと鍵や財布を無くします。朝の出掛ける前に探し回って遅刻することも考えられるでしょう。また、通帳や公共機関からの重要な書類を無くす確率が上がります。

1-2.経済的にもマイナス

汚部屋の状態だと生活品がだぶってしまうことが多くなるのです。化粧品だけでなくペンや薬、電池など備品の数を把握できないので無駄に買ってしまいます。ほかには、洗剤や飲料なども無駄に買って部屋が汚れていくので注意しましょう。
また、衣類や装飾品、バッグなどを把握していないと同じようなものを買ってしまいます。部屋の中に同じ色や形のシャツが3~5着ある人は要注意です。

1-3.部屋にいても落ち着かない

部屋の中がものだらけでは、精神的に落ち着くことができません。
「ものだらけ」という状態は、床にものが散乱している状態を指します。部屋の中にテーブルやイス、棚があるのは普通の状態です。しかし、ごみや本が散乱している部屋は精神的にも安定しません。
部屋の中にものがなさ過ぎる状態も寂しいもの。しかし、ごみやものがクローゼットからあふれたり足の踏み場もない状態だったりすれば注意しましょう。

1-4.人を呼べなくなる

自分の部屋が「汚部屋」だと人を呼びづらくなります。人との交流が減ると孤独を感じるようになってどんどん落ち込んでいくものです。人との交流を断ってしまうと引きこもりがちになる人もいます。
また、汚部屋だと「今から部屋に行ってもいい」と言われて返答に困るもの。何度も友人からの誘いを断るのは、精神的にもストレスになります。

1-5.体調管理もおろそかになる

汚部屋になると「このままじゃダメだ」という状態から「このままでもいいか」という怠けた自分を許してしまうのです。部屋の汚い状態を許してしまうと体のケアも怠ります。
部屋が汚いときは、顔や腹周りを見てみましょう。今までなかった吹き出物やたるみが出てきているかと思います。腹周りもたるんで締まりが無くなっているでしょう。部屋をきれいにすることをサボり出すとあらゆる場所に対してだらしなくなります。

1-6.家財にもダメージを与える

部屋が汚いと自分だけでなく部屋にとってもデメリットです。
部屋を掃除するのは、きれいな状態を保つだけでなく家のメンテナンスにもなっています。汚れをそのままにしていると腐食やカビの原因になるのです。傷んだ場所をそのままにしておけば家の寿命が確実に縮みます。また、賃貸であれば敷金にも響いてくるのです。
部屋の傷みだけでなく害虫発生の原因にもなります。ゴキブリだけでなくムカデやネズミも寄ってくるとアウト。ごみとは生活できてもネズミとは生活できないでしょう。

2.きれいな部屋で生活する4つのメリット

汚部屋で過ごすのはデメリットしかありません。反対に、きれいな部屋で過ごすとどのようなメリットがあるのでしょうか。この項目にてまとめました。

2-1.ものを把握しやすくなる

整理整頓してあるきれいな部屋は、ものの定位置が決まっているものです。リモコンや鍵、財布だけでなく備品の置き場所も決まっています。定位置が決まっているとものを把握できるのです。
財布や鍵の位置がわかっていると朝に慌てることはありません。備品の位置が決まっていると切れた生活用品を把握しやすいもの。衣類や装飾品も自分に足りないものや持っていないものを確認できます。ものを無くしたりだぶって購入したりすることもないので経済的な生活が実現できるのです。

2-2.ストレスを感じなくなる

部屋の中を整頓してあると視線があちこちに行きません。不用なものが無い状態を保つことで精神が安定します。
また、きちんと寝られる場所を確保するのは重要です。安眠できる場所がないとストレスを引きずったまま朝を迎えます。快眠を実現するためにも部屋をきれいにしておくことは重要です。
「少し忙しいな」と感じたときは、部屋の中を見渡してみましょう。床の上や寝床に衣類が出しっぱなしのときは黄色信号です。

2-3.後回しにすることが無くなる

部屋をきちんと整理しておけばちょっとしたごみが目に付きます。ごみが目に付くと捨てるようになるものです。その結果、面倒なことほど先に行うようになります。
ごみだらけの部屋のときは、面倒なことを後回しにしがちです。掃除を後回しにしだすと健康面や公共の重要なことも後回しにしてしまいます。精神衛生的にも部屋を整えることは重要です。

2-4.簡単に模様替えができる

部屋を整理整頓した後は、部屋の状態がそのままになってしまうと思いがち。しかし、部屋がきれいな人ほど模様替えを行います。
部屋の模様替えを行うと気分が変わり新鮮な気持ちになるもの。部屋に対する気持ちも変わって「きれいにしておこう」と思えます。しかし、部屋が汚いとごみ掃除だけで終わってしまい模様替えまで頭が回りません。
簡単に模様替えできる状態に保ってみましょう。

3.汚部屋の片付け方

汚部屋からは、誰だって脱出したいものです。そこで、汚部屋の片付け方をしっかり確認しておきましょう。

3-1.床にものがある状態を無くす

汚部屋の代表例として床が見えない状態があります。まずは、床からものを無くす方向で掃除をしましょう。
床が見えるまでは、とにかくごみ袋やダンボールへ入れていきます。明らかなごみはごみ袋へ入れてわからないものはダンボールへ入れていきましょう。床面積が3分の2以上見える状態を維持します。

3-2.収納場所に入れてあるものを片付ける

クローゼットや収納ボックスにものを入れてあるときは、すべて出してから整理しましょう。ものをため込める場所を掃除しないと汚部屋からの脱出にはなりません。
収納場所に入れてあるものは、要るものと要らないものに分けていきます。このとき、要るものをできるだけ減らしていきましょう。どちらかわからないものは、後日また考え直したので大丈夫です。

3-3.捨てる行為が減るように行動する

掃除を面倒に感じるのは、一度にたくさんのことをする必要があるから。まとめてしまうから面倒に感じるのです。掃除が面倒なときは、1日にできることを1個ずつ行いましょう。
拭く・捨てる・掃くなど1日に1個だけ掃除を行います。少しずつきれいになる行動を積み重ねることで部屋がいつの間にかきれいになっていくのです。

4.まとめ

いかがでしたか? この記事では汚部屋の悪影響についてまとめました。
汚部屋とは、床が見えなくなるほどごみでいっぱいの部屋のこと。足の踏み場もないと汚部屋です。汚部屋で生活するとものを無くしたりストレスがたまったりします。また、同じものを買ってしまい経済的にもダメージです。
汚部屋から脱出するには、まず床が見える状態を目指しましょう。自分にとって必要なものと不必要なものを分けながら掃除をするのがコツです。