
片付けが苦手な人でも習慣化して汚部屋から卒業できる方法教えます。
2016/02/08
2016/02/11
片付けが得意!という人には、なかなか理解できないことかもしれませんが、苦手な人にとって片付けは難しい行為のひとつです。センスの問題もあるでしょう。忙しい生活習慣も片付けができない理由のひとつかもしれません。しかし、どんな人でも片付けを習慣化し、汚部屋から脱出することは可能です。
1.なぜ片付けができないのか?
あなたが現在生活している空間は、きれいですか?片付けができないという人にも、種類があります。あなたはどのタイプでしょうか。
1-1.ものを捨てられないタイプ
片付けができないタイプの中でも、少しやっかいです。なぜかというと、ものへの執着が強いことによるため込みに発展するから。まだまだ使えるからという、もったいない精神ならまだしも、不要なものをいつまでも手放せない人が多いのです。
たとえば、「これ、高かったから」「これ、いつか子供が生まれたら使えるから」「これ、思い出がたくさんつまっているから」と言い訳しながら捨てずに持ち続けていませんか?こんな人は、ものへの執着を断ち切り、事務的に片付けを実行すればできるようになります。
1-2.整理整頓ができないタイプ
片付けられないといっても、このタイプは比較的軽度といえるでしょう。整理整頓さえできるようになれば、部屋がきれいに片付くタイプです。周りを見渡してみると、収納場所が少ない、収納グッズがない状態ではありませんか?便利グッズや上手に空間を利用することで、片付け上手になれるはずです。
1-3.掃除も全部できないタイプ(自覚あり)
このタイプは、片付けができないのはもちろんのこと、掃除もできないため部屋は常に汚い状態になってしまいます。ただし、自覚があるため、一定の間隔で掃除をして部屋をきれいにしたいと思い行動をおこせるタイプ。自力でできなくとも、汚部屋であることを気にしているので、業者に依頼するなりしてきれいにするのです。
きれいな状態を維持することができないタイプですが、きれいにしたい気持ちはあるため、きちんとした掃除習慣を身につければ劇的に改善します。
1-4.掃除も全部できないタイプ(自覚なし)
一番問題のタイプです。片付けもできない、掃除もできない。さらに、それをまったく気にしていないもしくは汚いとも思っていないからタチが悪いのです。どんなに部屋が汚れて片付いていなくても、「誰にも迷惑かけてないし」「別にこれで不便じゃないし」「なんでダメなの?」と思っていませんか?ここまでになると重症です。片付けるための生活習慣が身につくまで、なかなかの時間がかかると思いますが、それでも絶対に身につかないわけではありません。誰でも必ず片付けができるようになるので、あきらめないでください。
2.片付けを習慣化するコツ
自分の片付けられないタイプをしったら、次はそれにあった片付け方法を実践しましょう。片付けが苦手な人でも、少しずつ片付けができるようになりますよ。
2-1.いらないものを捨てる
ごみはもちろんのこと、使わないものやいらないものを捨てることから始めましょう。ごみ箱は空にし、大切にしまっている不用品を一掃します。ポイントとしては、躊躇(ちゅうちょ)しないことです。もし、どうしても迷うのであれば、「とりあえずの箱」を使って1か月くらい別場所で保管します。その間使うことがあれば残しておいていいですが、使わなかったものは捨てましょう。これから先も使うことはほぼありません。
片付けながら、「あ、懐かしいー!」なんていっていては捨てられません。しばらく開けていない箱が出てきたら、中身を見ずに処分する方がいいでしょう。その都度確認していては、いつまでもものを捨てることができません。割り切ってどんどん処分していきましょう。高価なものでも、使わなければごみと変わりません。もったいないと感じるなら、リサイクルショップなどに持っていくのもいいですね。
2-2.収納場所を作る・増やす
ものをある程度減らしたら、次は収納します。重要なのは、ただ見えない場所にものを詰め込むのではなく、適材適所で片付けていくこと。最初から部屋全体をきれいに片付けるのは難しいですね。そこで、小さな部分から整理整頓を実行してみましょう。引き出しの中をきれいにする。それができたらトイレをきれいに。次は洗面所、寝室、リビング、キッチンと範囲を広くしていきます。最終的に家全体がきれいに整理整頓された空間になるでしょう。
この段階でも、また使わないものが出てきます。しかし、今回は処分しなければならないごみというのではなく、使わないものとして分けておきましょう。整理整頓ができていなかったからこそ、使わない場所におかれていて、本当に必要な場所にない状態にあるのです。本来あるべき場所にきちんと収納してあげましょう。そうすることで、探し物をする時間もなくなり、時間を有効活用できます。
さらに大切なのは、きれいに整理整頓できたあと、使ったら元の場所に戻すということ。これができないから、片付けができないのです。あった場所に戻せば、汚部屋になることもありません。ちょっと使ったはさみ、あとから戻すのではなく使い終わったらすぐに戻しましょう。この方法は子供にも最適です。
2-3.掃除をしたくなる方法
汚部屋であることをまったく気にしていないなら、まず人を招いてみましょう。友達でも両親でも構いません。今の部屋を見てもらって、指摘してもらいましょう。もし、「こんな状態では誰も呼べない」と思ったら、それは片付けができるための大きな1歩です。
掃除をしないまま、ホコリなどをそのままにしておくと、結果的に健康被害を引き起こしかねません。「鼻炎がひどくて・・・」それはホコリやダニなどによるアレルギーかも。自分の健康のためにも、最低限の掃除はするよう頑張ってみましょう。何のために掃除をするのか、目的を見つけてみるといいですね。たとえば、「掃除をして恋人を招く」「掃除をして気になっていたソファーを買っておく」など。
まとめ
自分がなぜ片付けを苦手としているのか、その原因をしれば改善策が見つかります。汚部屋から脱し、清潔で居心地のよい部屋で生活できるようになりましょう。頑張りすぎず、少しずつ片付けるための条件を追加していき、最終的に片付けの生活習慣が身につくようになればOKです。最初は、リモコンを元の位置に戻す程度で問題ありません。掃除も毎日全部するのではなく、今日はここだけ、明日はこの部屋と頑張りすぎないことも大切です。嫌になって続かなくなってしまっては元も子もありません。