電子レンジの寿命って何年なの? 買い換えに役立つ基礎知識とは?

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料理を行う上で必需品となった電子レンジ。カレーやシチューを作る際には、ジャガイモやにんじんを電子レンジを使って火を通し、柔らかくしておけば失敗しません。また、余り物を温めておいしくいただくこともできます。

そんな電子レンジが壊れてしまうと非常にこまってしまうはず。できれば、どのくらいで寿命がやってくるのかを知りたいところですよね。

そこで、今回は電子レンジの寿命が何年程度なのかについてお話しします。そのほか、電子レンジの選び方などについてもご紹介するので、ぜひ最後までおつきあいくださいね!

  1. 電子レンジの寿命
  2. 電子レンジの寿命が近いと思われる不具合
  3. 電子レンジの処分方法
  4. 電子レンジの選び方

1.電子レンジの寿命

1-1.電子レンジの平均寿命は何年?

電子レンジはマイクロ波というものを放出することで食べ物の分子を振動させ、その際に発生する摩擦熱によって加熱する家電製品です。つまり、そのマイクロ波を出す装置が故障してしまえば電子レンジとしての役目を果たすことができません。

つまり、マイクロ波を放出する装置の故障=寿命と考えてください。では、マイクロ波を放出する装置の平均寿命はどのくらいなのでしょうか。

マイクロ波を出す装置はマグネトロン(マイクロ波発振用電子管)という真空管です。このマグネトロンの寿命は一般的に『2000時間』といわれています。丸々換算すると、連続稼働で80日程度という計算ですね。

こう聞くとすごく寿命が短いように聞こえますが、実際は丸1日使うことなどありません。さらにいえば、使う日と使わない日もあるでしょう。

仮に1日30分使用したとすれば、4000日は持つということ。つまり、約11年持つということになりますね。

10日間どのくらい使用したのかを記録して1日の使用平均を出してみれば、だいたいどのくらいで寿命が来るのかを把握することができるでしょう。

1-2.寿命はあくまで指標

マグネトロンの寿命が2000日。1日30分の使用を前提とすれば11年持つと考えられるとお話ししました。しかし、必ずしも正しいとは限りません。余り数字にこだわり過ぎないようにしましょう。

なぜかというと、一口に電子レンジといってもメーカーや生産国によって寿命が変わってくるからです。たとえば、日本製やドイツ製などは長持ちしますが、中国製や東南アジア製などのものは比較的寿命が短いでしょう。これは技術の差はもちろん、製品に使われている部品の性能や、造りの丁寧さが違うからです。

高品質なものならば、20年以上も現役で稼働してくれることも少なくありません。寿命が近くなったからといって捨てるのではなく、何らかの不具合が出てきてから処分しても遅くはないでしょう。

2.電子レンジの寿命が近いと思われる不具合

2-1. 調理できない・温まらない

寿命が近いことを示す不具合で真っ先に挙がるのが、『調理できない』『ものが温まらない』といった現象です。なぜ、この不具合が寿命を判断する上で真っ先に挙がるのか。それは、すでにご紹介したマグネトロンの消耗によって起こっている現象だからです。

2-2.ターンテーブルが回らない

最近はターンテーブルのない電子レンジも多くありますが、ターンテーブルのついている電子レンジの場合は、この部分もしっかりと確認しておきましょう。

正常に稼働できないのでしっかりと調理ができません。買い換えるべきでしょう。

2-3.ドアがしっかりと閉まらない

長年使っていることでドアがしっかりと閉まらなくなる場合や、閉めてもぱかぱかしているなんてこともあるでしょう。電子レンジはマイクロ波を使って調理するので、開いたまま調理が行われると危険です。また、十分に調理することもできないでしょう。

修理するという手もありますが、扉が壊れるほど長年使用したのなら、新しく買い換えた方が賢明です。2万円台のものでも、それなりの性能のものが販売されています。新品だと高すぎるというのなら、型落ちのものをリサイクルショップで買い換えれば修理費と大して変わりませんよ。

3.電子レンジの処分方法

3-1.自治体による回収

第1に思いつくものといえば、やはり自治体による回収でしょう。

電子レンジは家電リサイクル法の対象品目ではありません。自治体によって処分方法は違いますが、基本的には粗大ゴミとして捨てることができます。場合によっては、小型家電リサイクル法の品目に入っており、特殊な処分法をする必要があるので、事前に電話して確認しておくと良いでしょう。

3-2.リサイクルショップに売却

リサイクルショップに売却するという方法もあります。リサイクルショップは全国のどこにでもありますし、しっかりとした店舗があるので信頼して処分ができるでしょう。

ただし、多くの業者は売り手側が直接持ち込まなければいけません。こうなると、電子レンジが大型の場合は少々手間がかかりますよね。特に、車を持っていない方には大きな問題です。

しかも、苦労して持ち込んでも引き取ってもらえないことも多いでしょう。となれば、ガソリン代の分だけ損してしまいます。

電子レンジを持ち込む際にはしっかりと掃除をして価値を高めておきましょう。また、あまりに古いものや、中国製の安いモデルなどは持ち込むのをやめた方が賢明です。

3-3.インターネットオークション

インターネットオークションは中間に業者が入り込まない、客と客の直接取り引きです。そのため、リサイクルショップに比べると高値で売れる可能性が高いでしょう。

しかし、電子レンジは非常に汚れる家電製品です。クレームなどで返品されたり、値段交渉をしたりと手間がかかります。にもかかわらず、場合によっては二束三文の値段しかつかないこともあるでしょう。こと電子レンジに限っては、労力に見合った売却ができるかは微妙なところです。

3-4.不用品回収業者による回収

最近人気の高まりつつある処分法が、この不用品回収業者による処分です。不用品回収業者の良いところは、なんといっても手間がかからないこと。電話やインターネットから簡単に依頼ができて、しかも迅速に対応してくれます。

自治体に回収してもらうには粗大ゴミ券を購入する手間がありますし、リサイクルショップに売却する際には自分で運搬するため大変です。しかし、不用品回収業者は自宅まで出張回収に来てくれ、その場で査定を行い、運び出してくれます。

おすすめなので、ぜひ試してみてくださいね。

4.電子レンジの選び方

4-1.電子レンジのタイプから選ぶ

電子レンジ、と一口にいっても、実は大きく分けて4つの種類があります。すなわち、『電子レンジ』『電子オーブンレンジ』『ガスオーブン』『コンベクションオーブン』の4つです。

電子レンジはいわゆるマイクロ波を使って調理する機能だけを持ったもの。電子オーブンレンジは電子レンジの機能だけにとどまらず、オーブンやグリルなどのさまざまな機能を持った多機能電子レンジのことです。

ガスオーブンはガスで燃焼された熱風を庫内に満たすことで調理するタイプのレンジ。一般的な電子レンジに比べて素早く熱が伝わり調理時間の短縮となるため、レストランなどで活躍しています。通常はレンジ機能がありませんが、最近はレンジ機能を持った『コンビネーションレンジ』も登場しているようです。

コンベクションオーブンは、庫内に設置された送風ファンによって熱風を流動させ、料理を包み込むようにまんべんなく加熱することができます。グラタンやピザがおいしく作れることで有名で、レストランなどでも多く採用されているようです。特に、集団調理の現場では重宝されています。

4-2.庫内容量から選ぶ

電子レンジの容量にはいくつかありますが、家族の数に合わせて大きさを変えることが大切です。

たとえば、大家族なのに小さいものを買っていては調理の際に苦労します。逆に、独身なのに大きなものを買っても無駄でしょう。(ピザやケーキなどの大きなものを作る場合にはその限りではありません)

一般的には『20~25L』が2人暮らし以下。『26~30L』が3~4家族で、『30L~』が4人家族以上となります。

4-3.センサー方式から選ぶ

電子レンジ・オーブンレンジには食品の分量や状態を把握するためのセンサーがあります。分量や状態がしっかりと把握できればよりちょうど良い調理が可能となるので、重要な選択ポイントでしょう。

1番良いのは『赤外線センサー』です。赤外線センサーが加熱された食品から発せられる赤外線を感知し、食品の状態を把握して性格な加熱を行います。

4-4.トレンドから選ぶ

電子レンジを使って調理をしようと考えている世の中の主婦・主夫の方々は、トレンドの料理に挑戦しようと考えている場合も多いことでしょう。

トレンドといえば、油を使わない揚げ物や、油や塩分をカットする調理法ですよね。近年の健康ブームから、電子レンジにも多く採用されている機能。また、蒸し調理ができるものなどもトレンドです。

自分がどのようなものを作りたいのかをしっかりと考えて、適切なものを買うようにしましょう。

まとめ

いかがでしたか?

今回は電子レンジの寿命について中心にご紹介しました。

  1. 電子レンジの寿命
  2. 電子レンジの寿命が近いと思われる不具合
  3. 電子レンジの処分方法
  4. 電子レンジの選び方

電子レンジは使えないと非常に不便です。突然壊れてあたふたする前に、しっかりと寿命を把握して買い換えましょう。