千代田区でテレビを処分するには? 不用品回収業者や買取に出す方法も

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テレビを千代田区で処分する場合、どのように処分すればいいのか悩んでいる方は多いでしょう。正しい処分方法が分からないまま捨ててしまうと、不法投棄になってしまう恐れがあるので注意しなければなりません。また、まだ使えるテレビは買取に出すという方法もあります。

本記事では、千代田区でテレビを処分する方法や買取に出すポイントなどについて解説しましょう。

  1. 千代田区でテレビを捨てるには?
  2. 家電リサイクル法に則った処分方法
  3. 不用品回収業者に依頼する方法
  4. まだ使えるテレビは買取に出せる!?
  5. テレビの処分に関してよくある質問

この記事を読むことで、千代田区でテレビを処分する際の注意点などが分かります。悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

1.千代田区でテレビを捨てるには?

まずは、千代田区でテレビを捨てるにはどうすればいいのか、基本情報をチェックしておきましょう。

1-1.テレビは家電リサイクル法の対象品目

基本的に、テレビは家電リサイクル法の対象品目になっているため、自治体回収での処分ができません。そもそも家電リサイクル法とは、家電の中に含まれている貴重な資源を再利用すること・ゴミの廃棄量を減らすことを主な目的としている法律です。テレビを含め、冷蔵庫(冷凍庫)・洗濯機(衣類乾燥機)・エアコンの4品目が対象となっています。家電リサイクル法の対象品目は、メーカーによる回収とリサイクルが義務づけられているので、勝手にゴミ捨て場へ持っていかないように気をつけましょう。

1-2.勝手に処分するのはNG

「面倒だから」と家電リサイクル法の対象品目を勝手にゴミ捨て場へ持っていく人がいます。しかし、どこかの空き地やゴミ捨て場にテレビを捨ててしまうと、不法投棄の罪に問われてしまう恐れがあるので注意しなければなりません。不法投棄は5年以下の懲役か1,000万円以下の罰金が科せられることになります。過去の事例で、30万円の罰金を科せられるケースが多いので、正しく処分することが大切です。

2.家電リサイクル法に則った処分方法

ここでは、家電リサイクル法に則(のっと)った処分方法を解説します。

2-1.買い換えをする販売店に引き取りを依頼する

新しいテレビに買い換える場合、購入する販売店に古いテレビの引き取りを依頼することができます。販売店の多くは、家電リサイクル法の対象品目を回収しているので購入と処分が同時に利用できるのは大きなメリットといえるでしょう。ただし、回収を依頼する際は、リサイクル料金がかかります。テレビのリサイクル料金は以下のとおりです。

  • 厚型TV:2,970円~
  • 厚型TV15型以下:1,320円~
  • 厚型TV16型以上:2,420円~
  • 液晶プラズマ:2,970円~
  • 薄型TV15型以下:1,870円~
  • 薄型TV16型以上:2,970円~

リサイクル料金の詳細を知りたい方は、リサイクル料金一覧表(家電リサイクル券センター)で確認してください。なお、販売店に回収を依頼する際は、搬出・運搬費用が数千円かかる可能性があります。その費用も必ずチェックしておきましょう。

2-2.購入した販売店に回収を依頼する

テレビを購入した販売店が近くにある場合は、そのお店に回収を依頼する方法もあります。リサイクル料金と運搬・搬出費用を支払えば、自宅までやってきて回収してくれるでしょう。引っ越しなどで販売店が近くにない・販売店が閉店している場合は、家電リサイクル受付センターに電話(03-5296-7200)で収集を依頼してください。収集日前日(もしくは当日)に収集業者から事前の電話連絡があります。収集日当日にテレビを収集運搬会社に引き渡すだけでOKです。詳細は、東京23区家電リサイクル事業協同組合で確認してください。

2-3.お問い合わせ先

千代田区におけるテレビの処分方法について分からないことや疑問点がある場合は、環境まちづくり部千代田清掃事務所に問い合わせください。住所・電話番号・ファクス・メールアドレスは以下のとおりとなります。

  • 住所:東京都千代田区外神田1-1-6
  • 電話番号:03-3251-0566
  • ファクス:03-3251-4627
  • メールアドレス:seisoujimusho@city.chiyoda.lg.jp

3.不用品回収業者に依頼する方法

ここでは、不用品回収業者に依頼する方法を解説します。

3-1.まとめて処分したい方は不用品回収業者へ

テレビ以外にも処分したいものがある・不用品が大量にあるという方は、不用品回収業者に依頼するのも選択肢の1つです。テレビといった家電リサイクル法の対象品目は自治体回収で処分ができないため、すぐに捨てることができません。また、家電リサイクル券の購入や手続きなどで手間と時間もかかってしまうでしょう。手間と時間をかけたくないという方も、不用品回収業者への依頼がおすすめです。不用品をまとめて処分できるのはもちろん、スピーディーかつ丁寧に捨てることができるでしょう。

3-2.自治体で処分できないものも捨てることができる

不用品回収業者の大きなメリットは、自治体で処分できないものも回収してもらえる点です。処分が困難なテレビ・エアコン・冷蔵庫・洗濯機など、あらゆる不用品を回収してもらえるのは、大きなメリットといえるでしょう。さらに、ほとんどの不用品回収業者では、出張回収を行っています。スタッフが家にやってきて不用品を回収してくれるため、自分たちで運んだり分別したりする必要がありません。

3-3.不用品の処分費用やそのほかの費用を要チェック!

不用品回収業者に依頼する際は、不用品の処分費用や基本料金、出張・運搬費用がいくらかかるのか事前に確認することが大切です。不用品回収業者の中には、相場よりも高く費用を請求する悪質な業者が存在しています。悪徳業者は高額な費用を請求するだけでなく、回収した不用品を不法投棄するといった悪質な事例も増えているので注意しなければなりません。どのような不用品の処分にいくらかかるのか、見積書の内容を細部まで確認してください。また、あくまで目安ですが、テレビの処分費用には約3,000~5,000円かかるでしょう。

3-4.業者選びのポイントをチェック!

どの業者に依頼すればいいのか分からない……と悩んでいる方は、以下のポイントをチェックしてください。

  • 不用品回収の実績があるか
  • サービス内容や料金設定が具体的に記載されているか
  • スタッフの対応が丁寧でスピーディーか
  • 見積書の内容が具体的に記載されているか
  • 口コミや評判がいいか
  • 無料相談や無料見積もりを行っているか
  • 古物商や産業廃棄物収集運搬許可などを取得しているか

上記のポイントを踏まえた上で、複数の業者を比較してください。比較することで、業者ごとの特徴や善し悪しが分かりやすくなるでしょう。

4.まだ使えるテレビは買取に出せる!?

ここでは、テレビを買取に出す方法やポイントを解説します。

4-1.問題なく使えるテレビは買取へ

「まだ使えるのにもったいない……」と処分を躊躇(ちゅうちょ)している方は、一度無料査定を依頼してみてはいかがでしょうか。一般的に、問題なく正常に稼働できるテレビであれば、買取専門店またはリサイクルショップで買い取ってもらうことができます。テレビを処分するにも費用がかかってしまうため、買い取ってもらったほうが費用節約にもなるでしょう。意外とテレビが高額で売れるかもしれません。ただし、映像がきちんと映らなかったり、音が途切れ途切れになったりするなど不具合が出ているテレビは買取不可になる可能性が高いでしょう。

4-2.発売されたばかりのテレビほど買取額が高い

テレビは次から次へと新しい商品が発売されているので、買取を検討している方は早めの売却をおすすめします。発売年月が遅いテレビほど、高価買取が期待できるでしょう。特に、東芝・パナソニック・ソニーといった有名メーカーの最新テレビは、中古市場でも需要が十分にあります。需要があるテレビは高値で売ることができるでしょう。ブラウン管テレビは買値がつかない傾向がありますが、液晶プラズマテレビなどは高値で買い取ってもらえる可能性があります。無料査定を行っている業者もあるので、一度査定を依頼してみてください。

4-3.買取専門店またはリサイクルショップで売る

主な買取先といえば、買取専門店またはリサイクルショップです。家電を中心に買取を行っている買取専門店では、中古市場の状況を把握しているので適正な査定額を提示してくれるでしょう。価値があるテレビほど高価買取が期待できますが、年式が古いタイプは買値が下がるか買取不可になる可能性があります。買取専門店で買取不可になった場合は、リサイクルショップを利用するのも選択肢の1つです。リサイクルショップはたくさんの商品を扱っているので査定額は低くなりがちですが、買い取ってもらえる可能性があります。

4-4.無料回収業者を利用する方法も

買い取ってもらうことができなかった、でも処分費用をできるだけ抑えたい……という方におすすめしたいのが、無料回収業者です。「無料回収業者はトラブルになりそうで不安」と思うかもしれませんが、きちんと無料回収ができる理由を自社ホームページなどに掲載しているところであれば、安心して依頼できるでしょう。例えば、家電類の無料回収を行っているパソコン処分本舗です。パソコン処分本舗では、回収したものをリユース品として販売したり、販売できないものは修理用パーツとして売ったりしているからこそ、無料回収が可能となります。無料相談も受け付けているので、悩んでいる方はぜひ一度相談してみてはいかがでしょうか。

5.テレビの処分に関してよくある質問

テレビの処分に関する質問を5つピックアップしてみました。

Q.家電リサイクル法の対象になっているテレビの種類は?
A.家電リサイクル法の対象になっているテレビの種類は以下のとおりです。

  • ブラウン管式テレビ
  • ブラウン管式VTR内蔵テレビ
  • ラジカセ一体型も含む
  • 液晶・プラズマ式テレビ
  • 液晶・プラズマ式HDD-DVD等内蔵テレビ
  • チューナー分離型テレビ

なお、ディスプレーモニター・パソコン用モニター・携帯充電式テレビや、リモコン用電池・テレビ台といったアクセサリー類は対象外です。

Q.会社で使用したテレビを処分する際の注意点は?
A.事業目的で使用したテレビは、産業廃棄物扱いとなります。メーカーに回収依頼をするか、自治体の認可を受けている回収業者に依頼することになるでしょう。産業廃棄物は一般のゴミとは異なるため、自治体回収ができません。家電リサイクル法の対象品目でもあるため、自治体で処分しないように気をつけましょう。

Q.買取対象にならないテレビの特徴は?
A.完全に壊れていたり、正常に映像を見ることができなかったりする状態は、ほとんどの買取業者やリサイクルショップで買取不可になるでしょう。買い取ってもらえなかったテレビは、メーカーや販売店に回収依頼をすることになります。また、不用品回収業者の中には、壊れているテレビでも無料で回収を行っているところがあるのでぜひチェックしてください。

Q.テレビを高く売るポイントは?
A.リモコンや取扱説明書などの付属品をすべてそろえることです。付属品がそろっているだけでも、査定額が数千円アップする可能性があります。できるだけ、購入時の状態に近づけることが、テレビを売るポイントといえるでしょう。そのため、テレビについている汚れやホコリをある程度きれいに拭き取るのも大切なポイントとなります。

Q.注意したほうがいい業者の特徴は?
A.街中をトラックでまわっている不用品回収業者には注意したほうがいいでしょう。実店舗を持たない回収業者の可能性がありますし、後でトラブルになるリスクが高い傾向があります。また、見積書の内容が大ざっぱになっていたり、料金設定が不明確になったりしている業者も注意が必要です。

まとめ

基本的に、テレビは家電リサイクル法の対象品目になっているため、自治体回収での処分ができません。メーカーに回収を依頼したり、販売店に回収してもらったりする方法で処分することになります。また、不用品回収業者に依頼するのも選択肢の1つでしょう。正常に稼働できる状態であれば、買取専門店やリサイクルショップに買い取ってもらう方法もあります。テレビの状態をチェックした上で、ベストな方法を選んでくださいね。