スマホの寿命はどのくらい? 寿命が近づいているときの症状や処分方法も

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スマホの寿命が近づいてくると、さまざまな不具合が起きるようになります。その寿命サインを事前に把握しておけば、故障する前にスマホを買い換えることができるでしょう。急に、スマホが使えなくなったら困るため、寿命が近づいているときの症状はチェックしておきたいところです。また、スマホを処分する際は、いくつか注意点があるので注意しなければなりません。

そこで、本記事では、スマホの寿命サインや処分方法などを解説します。

  1. スマホの寿命はどのくらいか?
  2. スマホの寿命を縮める原因
  3. スマホの寿命が近づいているときの症状
  4. スマホの寿命を延ばす方法
  5. スマホの処分方法と注意点
  6. スマホの寿命と処分に関してよくある質問

この記事を読むことで、スマホの寿命を縮める原因や処分時の注意点なども分かります。気になっている方はぜひ参考にしてください。

1.スマホの寿命はどのくらいか?

最初に、スマホの寿命をチェックしておきましょう。

1-1.スマホ本体の寿命は約3~5年

スマホ本体の寿命は、約3~5年だといわれています。Androidからの正式な発表はありませんが、iPhoneの使用年数は3年とApple社から公式発表がありました。ただし、使い方によっては早めに寿命が訪れることもあります。逆に、丁寧な使い方をすれば、5年以上使い続けるケースもあるのです。目安としては、多くの人が3~4年を目安にスマホ本体を買い換えています。

1-2.バッテリーの寿命は約1年半~2年

スマホ本体とは違って、スマホバッテリーの平均寿命は約1年半~2年と短めです。そもそも、バッテリーは充電をくり返すごとに寿命が縮む作りになっているため、寿命を迎えた時点で新しいスマホに買い換えるか、バッテリーを交換することになります。使用頻度や使い方によって異なりますが、スマホに採用されているリチウム電池は、充電サイクルが500回を経過すると劣化し、どんどんバッテリーの減りが早くなるでしょう。

2.スマホの寿命を縮める原因

ここでは、スマホの寿命を縮める原因について詳しく説明します。

2-1.誤った使い方

スマホを間違った使い方で操作したり、不適切な場所に置いたままにしたりしてしまうと寿命が早く訪れてしまいます。スマホの中には防水機能が備えられている機種もありますが、あくまでも一定条件によるものです。お風呂で長く使用していたり、高温多湿の環境下で放置したりするのはやめたほうがいいでしょう。特に、高温環境での使用はバッテリーの内部劣化につながるため、置き場所には気をつけてください。

2-2.満充電と過放電

バッテリーを充電量100%のままキープすることを満充電、充電率0%の状態を過放電といいます。満充電と過放電は、バッテリーに大きな負荷がかかってしまうので寿命を早めてしまうでしょう。また、指定品以外の充電器を使うのもNGです。純正品はそのスマホに正しい電圧で充電できるように設定されています。そのため、純正品ではない充電機を使うと、バッテリーに大きな負荷がかかってしまうというわけです。

2-3.不要なアプリと設定の仕方

不要なアプリをそのままにしていたり、バッテリーの消耗が激しい設定にしていたりするのも、スマホの寿命を縮める原因です。特に、Wi-Fi・Bluetooth・位置情報サービス・アプリのプッシュ通知はバッテリーの消耗が激しくなります。バッテリーの消耗を抑えるためにも、使わないときはそれらの通知をオフに設定しておきましょう。

3.スマホの寿命が近づいているときの症状

ここでは、スマホの寿命が近づいているときの症状をいくつか紹介します。

3-1.バッテリーが熱を持つ

スマホの寿命が近づいてくると、バッテリーがすぐに熱くなります。特定のアプリを使いすぎたり、真夏など高温環境の中でスマホを使ったりすると、スマホ本体がすぐに熱くなることはありませんか? バッテリーが熱を持つということは、負荷がかかっている証拠です。基本的に、スマホは熱に弱い傾向があるため、バッテリーの熱から発火する恐れもあります。スマホを使うたびにすぐ熱くなるなら、早めに買い換えたほうがいいでしょう。

3-2.動作が重くなる

スマホの動作が重くなるのも、寿命が近づいているサインです。「前よりもアプリの起動が遅くなった」「ダンロードが完了するまでに時間がかかる」と感じている方は、使用頻度の少ないアプリや不要なデータを消去してみてください。それでも、改善されない場合はスマホの寿命が近づいている証拠です。

3-3.充電がすぐになくなる

「80%だったのに、すぐ50%以下になった」など、充電の減りが早い場合はスマホの寿命が関係しています。前述したように、スマホのバッテリーに使われているリチウム電池は、500回の充電サイクルを超えると劣化するのが特徴です。充電したのにもかかわらず、すぐに充電が必要になるなら、バッテリーの交換もしくはスマホを買い換えたほうがいいでしょう。

3-4.勝手にシャットダウンする

勝手にシャットダウンしたり、再起動したりする場合も、スマホの寿命が近づいている証拠です。これらの症状は、充電サイクルが限界点に達している可能性があります。バッテリーを交換するだけでなく、スマホの買い換えが必要になるケースもあるでしょう。シャットダウンや再起動が頻繁に起きるとスマホが使いづらくなるため、早めに対応してください。

4.スマホの寿命を延ばす方法

ここでは、スマホの寿命を延ばす方法について詳しく説明します。

4-1.扱い方に気をつける

スマホを長く使い続けるためにも、扱い方・使い方に気をつかいましょう。スマホをソファーに投げたり、適当な場所に置いて落としたりしていませんか? スマホは衝撃に弱い傾向があるため、できるだけ落とさないように気をつけてください。何らかの拍子にポケットやバッグから落としてしまうこともあるため、ストラップ・フィンガーホルダーなどを利用するといいでしょう。また、高温になる場所は避けてください。車内に放置するのはもちろん、直射日光があたる場所に置くのもNGです。

4-2.充電しながら使わない

ほとんどの人が、充電しながらスマホを扱っていると思いますが、それはNG行為です。「ながら充電」と呼ばれる使い方をしてしまうと、スマホ内部の温度が上昇し、バッテリーの劣化を早めてしまいます。スマホを長く使い続けるためには、充電が完了するまで待ち続けなければなりません。または、いったん、充電をストップしてからスマホを使いましょう。

4-3.使っていないアプリを削除する

前述したように、使っていないアプリやデータはバッテリーに負荷がかかるため、不要なものは削除してください。ダウンロードしているアプリの中には、すでに使っていなかったり、ダウンロードしていたことも忘れていたりするものもあるはずです。また、複数のアプリを同時に起動していると、熱暴走を引き起こすことがあります。こまめにファイルなどをチェックして、使っていないアプリや不要なデータは消去していきましょう。

4-4.スマホに備わっている機能を活用する

機種にもよりますが、スマホにはさまざまな機能が備わっています。たとえば、バッテリーを効率的に使用する「自動調整バッテリー」機能、節電につながる「明るさの自動調節」などです。これらの機能をうまく活用することによって、バッテリーの負荷を減らせます。中には、バッテリーの劣化を回避するための機能がついているスマホもあるので、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。

5.スマホの処分方法と注意点

ここでは、スマホの処分方法と処分時の注意点を解説します。

5-1.携帯キャリアショップの回収

スマホの買い換えを検討している場合、携帯キャリアショップで古いスマホを回収してもらうことができます。ほとんどの携帯キャリアショップでは、機種・メーカーに限らず、すべてのスマホを回収しているので近くの店舗を訪れてみてください。なお、スマホの回収は無料です。スマホには貴重な有用資源がたくさん含まれているため、回収したスマホは分解し、再利用します。

5-2.買取業者で売る

まだ、使える状態のスマホなら買取業者で売るのも選択肢の1つです。古いスマホや寿命を迎えた機種でも、買取を行っているところがあります。古い機種ほど買取額は低くなりますが、買い取ってもらえるならお得に処分できるでしょう。発売されたばかりのスマホほど中古市場における需要が高くなるため、高価買取が期待できます。

5-3.不用品回収業者に依頼する

スマホ以外にも処分したい不用品があれば、まとめて回収してもらえる不用品回収業者がおすすめです。不用品回収業者の多くは、出張回収・持ち込み回収・宅配回収を受け付けています。出張回収または宅配回収を利用すれば、自分で店舗に行かずとも、スマホを回収してもらうことができるでしょう。不用品回収業者によって回収方法が異なるため、事前の確認が必要です。なお、不用品回収業者の中には、無料回収を行っているところもあります。

5-4.スマホの無料回収ならパソコン処分本舗へ

パソコンと不用品の無料回収を行っているパソコン処分本舗では、壊れたスマホも無料回収が可能です。宅配回収の場合、デスクトップパソコン・ノートパソコン・液晶テレビ・液晶モニター・スマホとタブレット・ハイスペックゲーム機は送料無料対象商品となっています。これらの商品が1点でも含まれていれば、有料商品を入れても送料が無料になるのでぜひチェックしてください。

6.スマホの寿命と処分に関してよくある質問

スマホの寿命と処分に関する質問を5つピックアップしてみました。

Q.古いバッテリーを使い続けるデメリットは?
A.充電をしてもすぐに使えなくなったり、持ち運びにくくなったりする傾向があります。特に、スマホは毎日使うものですので、使いづらくなるとストレスを感じてしまいやすくなるでしょう。ストレスフリーの使い方をするためにも、古いバッテリーは早めに交換することをおすすめします。

Q.寿命が近づいているときの注意点は?
A.できるだけ、早めにスマホのバックアップを取ることです。スマホが壊れると、保存していたデータが取り出せなくなってしまう恐れがあります。急にスマホが使えなくなれば、データを失う可能性もあるため、早めにバックアップを取っておきましょう。そのほか、加入している保証サービスを確認することも大切です。

Q.自治体でスマホを捨てることはできるのか?
A.できます。ただ、自治体のほとんどが、スマホを小型家電リサイクル法の対象品目にしているようです。スマホにはさまざまな有用資源が含まれているため、それらの資源を再利用するための取り組みが推奨されています。リサイクルが義務付けられている場合は、きちんと正しい方法で処分してください。

Q.スマホの買取額はいくらぐらいか?
A.目安としては、元値の約3~5%が買取額になるといわれています。スマホの中でも、最新機能が備わっているAndroidやiPhoneは高価買取が期待できるでしょう。具体的な買取額が知りたい方は、買取業者に無料査定を依頼してみてください。

Q.注意すべき無料回収業者の特徴は?
A.街中をトラックでまわっている無料回収業者には注意が必要です。不用品をトラックへ積み込んだ後に回収費用を請求したり、不法投棄をしたりする恐れがあります。無料回収業者を利用する際は、なぜ無料で回収できるのか理由に注目してください。無料回収の理由が明確になっている無料回収業者は、安心してスマホなど不用品の回収が依頼できるでしょう。

まとめ

スマホの寿命は、スマホ本体が約3〜4年、バッテリーが約1年半〜2年といわれています。バッテリーがスマホ本体よりも早く寿命を迎えるため、バッテリーだけ交換するのも選択肢の1つです。使いづらくなったり、最新モデルに買い換えたりしたい場合は、スマホ本体も買い換えるといいでしょう。スマホの状態やそのときの状況に合わせて選択するのがおすすめです。なお、スマホの処分方法はさまざまですが、不用品が大量にある場合は不用品回収業者に依頼するといいでしょう。パソコン処分本舗では、不用品を無料回収しておりますので、ぜひ一度お問い合わせください。