家電が安い時期はいつ? 一番お得なタイミングと方法を詳しく伝授!

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「そろそろ家電を買い替えたいけど、一番安い時期はいつだろう」「家電を安く買う方法やポイントを詳しく知りたい」とお考えなら、この記事が役立ちます。

せっかく家電を買うのなら、なるべく安い時期を見極めたいですよね。しかし、いつどんな理由でどんな家電が安くなるのかよく分からないこともあるでしょう。

そこで今回は、家電が安い時期について詳しく解説します。

  1. 家電が安い時期はいつ?
  2. 家電が安い時期を主な種類ごとにチェック
  3. 店頭表示価格より安く家電を買う方法は?
  4. 買い替えで不要になった家電を処分する方法は?
  5. 家電が安い時期に関するよくある質問

この記事を読むことで、家電が安い時期や家電を安く買うためのポイントが分かります。家電をお得に買い替えたい人は、記事を読んでみてください。

1.家電が安い時期はいつ?

最初に、家電が安い時期はいつか具体的に見ていきましょう。

1-1.ボーナス時期

6~7月および12月のボーナス時期は、家電が安い時期といえます。ボーナスで家電を買い替えたいと考えている人が多いこともあり、このタイミングで家電を安くすると購入意欲をさらに刺激することができるからです。実際に、ボーナス時期には新製品なども普段よりお得に購入できることが多く、見逃がすことができません。

1-2.モデルチェンジ時期

モデルチェンジ時期も、家電が安い時期です。家電は、定期的にモデルチェンジします。新製品が発売されると、旧製品は型落ち品となって安く売られるのが一般的です。旧製品といっても新製品とほとんど変わらない機能や性能を持っているものも多くあり、手頃な価格で購入できるチャンスなのでチェックしてみるとよいでしょう。

1-3.引っ越し時期

2月下旬~4月上旬および9月前後の引っ越しシーズンも、家電が安い時期です。新入学や就職・転職などで引っ越しを機会に家電を買い替える人が多く、販売店にとっても売り上げを大きく伸ばすチャンスになります。そこで、家電の価格を安くして、購入しやすくしているのです。実際に、複数の家電をまとめて買い替えてもらうことができれば、販売店にとって大きな利益につながります。メーカーや機種にこだわらなければ、引っ越し用家電セットとして複数の家電をより安い価格で購入できることもあるでしょう。

1-4.販売店の決算時期

販売店の決算時期も、家電が安い時期になります。理由は、販売店が少しでも売り上げを積み上げたいからです。販売店の決算セールでは、普段安くならない最新機種も値引き対象になることもあるので、確認してみるとよいでしょう。さらに、タイミングや交渉しだいでは、より安く購入できることもあります。なお、販売店の決算は一般的に3月や9月が多いものの、中には2月や8月などのところもあるので、気を付けてください。

1-5.そのほかのセール時期

そのほかにも、販売店が独自にセールを行うことがあります。たとえば、創業記念セールや家計応援セールなどです。また、店舗のリニューアルや移転・閉店が決まると、採算度外視で家電が安くなることがあります。より安い価格で家電を購入するためにも、販売店のホームページや新聞広告などをこまめにチェックしてみるとよいでしょう。

2.家電が安い時期を主な種類ごとにチェック

家電が安い時期を、主な種類ごとにご紹介します。

2-1.冷蔵庫

冷蔵庫が安い時期は、8~9月です。冷蔵庫の新製品は10~11月ごろに発売されることが多く、直前に現行機種が旧機種扱いになって安くなる傾向があります。もしも、現在冷蔵庫に不具合がないのなら、8~9月の時期を待って購入するとよいでしょう。なお、冷蔵庫はモデルチェンジがあっても大幅に機能が向上することが少なく、旧機種でも十分なケースが多く見られます。

2-2.テレビ

テレビは、1~3月もしくは7~8月が安い時期です。いずれも新製品が発売される前後に当たります。テレビは大幅なモデルチェンジにより画質や操作性などが一新されることもあるため、旧機種が安くなってもじっくり比較して購入することがおすすめです。一方、マイナーモデルチェンジの場合は旧機種と新機種でほとんど機能や性能に差がないので、旧機種を安く買うのもよいでしょう。

2-3.エアコン

エアコンが安い時期は、8~9月になります。夏が終わって気温が下がる時期になると、エアコンの需要がグンと減るためです。ただし、猛暑になると、9月に入ってもエアコンの価格が下がらないこともあるので注意してください。また、販売店の決算時期もエアコンが安い時期になります。夏場や冬場の使用に間に合うよう、タイミングを見て購入するとよいでしょう。

2-4.洗濯機

洗濯機が安い時期は、種類によって異なります。理由は、それぞれ新製品が発売されるタイミングが異なるからです。具体的には、以下をご覧ください。

  • ドラム式洗濯機:9~10月ごろ
  • 縦型洗濯機:4~6月ごろ

なお、夏場は洗濯頻度が高まることで洗濯機の需要が伸びるため、販売店が独自に販促キャンペーンを行うこともあります。

3.店頭表示価格より安く家電を買う方法は?

店頭表示価格より安く家電を買う方法について、詳しく解説します。

3-1.ポイントを使用する

販売店の多くは、独自のポイント制度を導入しています。販売店のポイント制度を活用すると、家電を店頭表示価格より安く買うことが可能です。今までためたポイントがある場合は、購入費用の一部に充てることも考えてみましょう。販売店によっては、ポイントを付与しない代わりにその場で値引きしてもらえることもあるので、確認してみてください。

3-2.現金で支払う

店頭表示価格より安く購入する方法の一つに、現金で支払うことも挙げられます。販売店にとって、キャッシュレス決済は手数料を負担する分、利益が減ってしまうからです。また、キャッシュレス決済は決済から入金までタイムラグがあることからも、販売店にとって頭を悩ます問題といえます。実際に、販売店の中には、現金で支払うことを条件に価格交渉に応じると公言しているところもあるほどです。キャッシュレス決済のポイント還元率と比較してお得になるのなら、現金での支払いを選ぶとよいでしょう。

3-3.土日祝日や雨の日に買う

土日祝日や雨の日も、店頭表示価格より安く家電を買える可能性があります。土日祝日は、販売店の売り上げノルマが高く設定されているため、値引きしてもらいやすいからです。また、雨の日は客足が少なく売り上げが伸びないため、突発的に店頭表示価格より安くなることがあります。中には、販売員が特別に値引きすると声をかけてくるケースもあるでしょう。利益を多少減らしても売り上げを確保したいと考えている証拠なので、有利に交渉できる可能性が高くなります。

3-4.他店の販売価格を引き合いに出す

他店の販売価格を引き合いに出すことで、店頭表示価格より安く家電を買えることがあります。他店のほうが安い場合は、交渉してみる価値があるでしょう。販売店の中には、他店より高い場合は値引きすることを公言しているケースもあります。ただし、他店の販売価格のほうが安い場合でも、ネットでの販売価格は対象外となることがあるので注意しましょう。

3-5.ベテランの販売員に交渉する

店頭表示価格よりも安く買うには、ベテランの販売員に交渉するのも大切なポイントになります。若手販売員よりもベテラン販売員のほうが、販売価格の決定権を持っていることが多いからです。価格交渉の成功率を高めるためにも、ベテラン社員にかけ合ってみましょう。その際、即決で購入することを条件にするのがおすすめです。

3-6.複数の家電をまとめて購入する

複数の家電をまとめて購入することで、店頭表示価格よりさらに割り引きしてもらえることがあります。家電をまとめて購入することは、販売店にとって大きな売り上げにつながるだけでなく、それぞれ販売するより手間がかからない点でも助かるからです。販売員と交渉しても店頭表示価格からなかなか割り引きされないときなどは、そのほかの家電も購入することを条件にかけ合ってみてください。

4.買い替えで不要になった家電を処分する方法は?

買い替えで不要になった家電を処分する方法について、詳しくご紹介します。

4-1.自治体回収にゴミとして出す

不要になった家電は、関連法令の対象品目以外なら自治体回収にゴミとして出すことができます。多くの場合、不燃ゴミや粗大ゴミに分類されますが、自治体ごとに分類基準が異なるため、必ず事前に確認してください。以下は、一般的な分類基準と出し方です。

不燃ゴミ

  • 一辺が30cm未満など
  • 自治体ごとに決まった曜日・時間・集荷場所に出しておく
  • 自治体指定のゴミ袋に入れるルールになっていることが多い
  • 回収費用は無料

粗大ゴミ

  • 一辺が30cm以上など
  • 多くの場合で有料回収になる
  • 自治体の受付窓口で事前予約が必要なことが多い
  • 集荷日時・場所は自治体に決定権がある

4-2.関連法律に沿って処分する

買い替えで不要になった家電は、関連法律に沿って処分することも可能です。具体的には、以下を参考にしてください。

4-2-1.家電リサイクル法の対象家電

テレビ・冷蔵庫・エアコン・洗濯機の4品目は、家電リサイクル法の対象家電として処分することができます。家電リサイクル法とは、対象家電に含まれる資源の有効活用などを目的とした法律です。家電リサイクル法に沿って対象家電を処分するには、以下の2つの方法があります。

料金販売店回収方式

  • 対象家電の家電リサイクル料金と運搬費用がかかる
  • 販売店の店頭で手続きする
  • 都合のよい日時と場所を指定して回収してもらえる

料金郵便局振込方式

  • 対象家電の家電リサイクル料金がかかる
  • 郵便局の窓口で支払う
  • 都合のよいタイミングで、自治体の指定引取場所に自分で対象家電を持ち込む

対象家電の家電リサイクル料金は、家電のメーカーや種類などによって異なります。詳しくは、一般財団法人家電製品協会家電リサイクル券センターの家電リサイクル券システムリサイクル料金一覧表を参考にしてください。対象家電の運搬費用は、1個に付き1,500~6,000円程度かかるのが一般的です。また、料金郵便局振込方式に沿って自治体の指定引取場所に持ち込む場合は、事前予約が必要なことがあるので確認してください。

4-2-2.パソコンリサイクル法の対象家電

パソコンやパソコン用モニターは、パソコンリサイクル法の対象家電として処分することができます。パソコンリサイクル法とは、パソコンやパソコン用モニターに含まれる資源の有効活用などを目的とした法律です。パソコンリサイクル法に沿って処分する流れは、以下を参考にしてください。

  1. メーカーのリサイクル受付窓口に連絡して回収を依頼する
  2. メーカーから配送伝票が送られてくる
  3. メーカーの指示に沿ってこん包し、配送伝票を貼り付けて発送する

より詳しい流れは、一般社団法人パソコン3R推進協会のホームページをご覧ください。パソコンリサイクルマークが付いているものは、処分費用・配送費用共に無料です。古いパソコンなどで、パソコンリサイクルマークが付いていない場合は、処分費用と配送費用の合計で1台数千円程度かかります。なお、自治体によっては、ノートパソコンに限り後述する小型家電リサイクル法の対象家電として処分できることもあるので、チェックしてみるとよいでしょう。

4-2-3.小型家電リサイクル法の対象家電

ドライヤーなどの小型家電は、小型家電リサイクル法の対象家電として処分する方法もあります。小型家電リサイクル法とは、小型家電に含まれる資源を有効活用することなどを目的とした法律です。小型家電リサイクル法の対象家電は、自治体によって異なります。まずは、どんな家電が対象になっているか、自治体のホームページなどでチェックしてみてください。小型家電リサイクル法の対象家電として処分する場合は、役所や商業施設などに設置してある小型家電専用回収ボックスに投入すると、無料で処分してもらえます。

4-2-4.事業用家電

事業用家電は、産業廃棄物として処分する必要があります。そのため、自治体回収にゴミとして出すことができません。不要になった事業用家電は、産業廃棄物収集運搬許可を取得済みの業者に依頼して処分してください。なお、一般家庭用家電として自治体回収にゴミとして出したり産業廃棄物収集運搬許可を未取得の業者に処分を依頼したりしてはいけません。廃棄物処理法違反と見なされ、罰金刑が科せられることもあるので注意しましょう。

4-3.知人や福祉施設に譲る

まだ十分に使える家電は、知人や福祉施設に譲ることも検討してみましょう。まずは、家電を譲り受けてくれそうな知人や福祉施設に連絡してみてください。譲り先が見つかれば、まだ使える家電を有効活用できます。なお、福祉施設に譲る場合は寄付という形になるため、譲る側が配送手段を手配し、配送費用を自己負担するのが一般的です。

4-4.販売店の下取りや回収サービスを利用する

家電の種類によっては、販売店の下取りや回収サービスを利用できることがあります。まずは、販売店に、下取りや回収サービスを利用できるか確認してみるとよいでしょう。多くの場合、店頭持ち込みを条件に1台500~2,000円程度で処分してもらえます。下取りや回収サービスを利用できれば、格安で不用な家電を処分できて便利です。また、買い替えを伴う場合は、不要になった家電を無料で処分できることもあります。なお、販売店によって対象家電の種類が異なるので注意してください。

4-5.買取に出す

買い替えで不要になった家電でも、状態のよいものは買取してもらえることがあります。買取に出す主な方法は、以下の4つです。

4-5-1.中古家電買取専門業者に売る

中古家電買取専門業者では、買い替えなどで不要になった家電を買取しています。買取を希望するときは、業者に査定を依頼してください。提示金額に納得できる場合は、正式に買取を依頼しましょう。中古家電買取専門業者は、取扱品目やメーカーが幅広く、家電の専門知識が豊富にあることなどがメリットです。また、都合のよい日時と場所で回収してもらえる業者が多いのもよい点でしょう。一方、家電の専門知識が豊富なことで、欠点を厳しく査定されることもあります。また、買取専門なので、買取不可になった場合は引取処分も依頼できません。

4-5-2.リサイクルショップに売る

リサイクルショップでも、不要になった家電を買取しています。買取を希望するときは、リサイクルショップの店頭に持ち込むなどの方法で査定を受けましょう。提示金額に納得できる場合は、そのまま家電を引き渡して代金を受け取ってください。リサイクルショップのメリットは、持ち込んだその場で査定から代金受け取りまで完了することや、家電以外の不用品の買取も依頼できることです。一方、買取が主体となるため、買取不可になった場合は引取処分を依頼できないことがあります。また、業者によっては、保管スペースの都合で買取を断られたり、店頭持ち込み以外の回収方法に対応していなかったりすることもあるので確認が必要です。

4-5-3.不用品回収業者に買取してもらう

買い替えなどで不要になった家電は、不用品回収業者に買取してもらうことも可能です。買取を希望するときは、業者の査定を受けてください。提示金額に納得できる場合は、正式に買取を依頼しましょう。不用品回収業者では、万が一買取不可になってもそのまま引取処分を依頼できます。また、都合のよい日時と場所で回収してもらうことも可能など、メリットが多いので検討してみるとよいでしょう。なお、引取処分になった場合は、別途回収費用がかかることがあるので確認してください。

4-5-4.ネットオークションやフリマアプリに出品する

ネットオークションやフリマアプリに出品して家電を売ることもできます。普段から利用していて手続きの流れに慣れているのなら、検討してみるといよいでしょう。自分で売りたい価格を設定でき、タイミングがよければ思わぬ高値で落札されることもあります。

ただし、タイミングが悪いとなかなか売れない、しつこく値切り交渉されるといったこともあるでしょう。また、基本的に個人間取り引きとなるため、こん包や発送を自分で行うことになり、クレームや支払い遅延が発生した場合も自分で対処することになります。

4-6.不用品回収業者に処分を依頼する

買い替えで不要になった家電は、不用品回収業者に依頼して処分することもできます。不用品回収業者に処分を依頼するメリットは、以下をご覧ください。

  • 集荷場所まで運ぶ手間がかからない
  • 都合のよい日時・場所・方法で回収してもらえる
  • 時間や労力が大幅に節約できる
  • 複数の家電をまとめて処分してもらえる
  • 家電以外の不用品も同時に処分してもらえる
  • 状態のよいものは買取してもらえることもある

なお、当パソコン処分本舗でも、買い替えで不要になった家電の処分をお受けしています。宅配回収なら、宅配便の送料負担だけで不要になった家電を処分できておすすめです。

さらに、送料無料対象品との同梱(どうこん)で宅配便の送料も無料になり大変お得なので、ぜひご検討ください。

5.家電が安い時期に関するよくある質問

Q&A

最後に、家電が安い時期に関する質問に回答します。それぞれ役立ててください。

Q.地域によって家電が安い時期が異なる?
A.たとえば、寒冷地では、暖房家電の安い時期がそのほかの地域と異なることがあります。また、販売店同士の競争が激しい地域は頻繁にセールを行うケースもあるので、チェックしてみてください。

Q.家電が安い時期を待って購入するデメリットは?
A.以下のようなデメリットが考えられます。

  • お目当ての機種が安くならないことがある
  • 安い時期を待っているうちに家電が故障することがある
  • 普段なら安くなる時期でも何らかの理由で安くならないことがある

家電が安い時期を待って購入できれば大変お得ですが、不具合や故障などで不便を感じるのなら、タイミングを待たずに買い替えるのがおすすめです。

Q.家電が安い時期でも安くならない機種のほうが魅力的なのですが?
A.まずは、安くなっている機種と安くならない機種をよく比較してみるとよいでしょう。価格差以上に魅力的な機能や性能を持っている場合は、安くならない機種を選ぶほうがよいこともあります。

Q.家電が安い時期に購入してもきちんと保証を付けてもらえる?
A.家電が安い時期であっても、メーカー保証はきちんと付けてもらえるので安心してください。また、販売店独自の有料保証なども多くの場合で加入できるので、確認してみるとよいでしょう。

Q.買い替えで不要になった家電の査定金額が安過ぎる気がするのですが?
A.まずは、業者に査定理由を説明してもらいましょう。正当な理由により査定金額が安くなっている場合は、相場と理解することも必要です。なお、説明を聞いても納得できない場合は、取り引きを中止してほかの業者に改めて査定を依頼しても構いません。

まとめ

今回は、家電が安い時期について詳しく解説しました。家電を店頭表示価格より安く買うには、安い時期を知ることが大切です。また、安く買うためのポイントを理解しておくことも必要になります。なお、買い替えによって不要になった家電の処分は、信頼できる不用品回収業者に依頼することも可能です。都合のよい日時や場所で回収してもらえる、都合のよい回収方法を選べるなど、多くのメリットがあるので検討してみてください。中には、条件しだいで処分費用が無料となるケースもあるので、よく調べてみるとよいでしょう。