PCケースを処分する方法は? お得に処分するコツや注意点などを解説

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デスクトップパソコンの外側に付いているPCケースは、大きめのサイズなので処分する際にどうすればいいのか、何ゴミになるのかと悩みがちです。

間違った方法で処分するとトラブルになる恐れがあるため、事前に正しい処分方法を把握しておく必要があります。

そこで、本記事では、PCケースを処分する方法や注意点などを詳しく説明しましょう。

  1. PCケース処分時の問題点は?
  2. 自治体収集のゴミとして処分する方法
  3. パソコン処分本舗のサービス紹介
  4. PCケースを処分する際の注意点
  5. PCケースの処分に関してよくある質問

1.PCケース処分時の問題点は?

最初に、PCケース処分時の問題点をチェックしましょう。

場合によってはすぐに処分できない

PCケースは自治体収集のゴミとして処分できますが、地域によってゴミの分類が異なります。粗大ゴミに分類される場合、回収日が月1~2回になる可能性が高いのですぐに処分できません。回収日まで待つ必要があるため、引っ越しなどで急を要する場合は違う方法で処分する必要があります。

手続きが必要になる

PCケースを粗大ゴミとして処分する場合、事前申し込みや粗大ゴミ処理券の購入が必要になります。自治体によってルールは異なるため、ホームページで確認しましょう。仕事や家事で毎日忙しくしている方にとっては、手続きが億劫になるはずです。必要な手続きが面倒になると、PCケースの処分も後まわしになってしまいます。

処分費用が高額になることも

今すぐにPCケースを処分したい方は不用品回収業者に依頼する方法もありますが、回収費用が高額になる可能性があります。不用品回収業者の中には、回収後に高額な費用を請求する悪徳業者が存在しているので注意が必要です。早く処分したいからと慌てて見つけた不用品回収業者に依頼すると、悪徳業者とトラブルになる恐れがあります。

分解して廃棄できない自治体もある

できるだけ費用を抑えるために、PCケースを分解して処分しようとする方がいますが、分解して処分できない自治体があります。分解できれば燃えないゴミとしてすぐに処分できるでしょう。しかし、分解できない場合は粗大ゴミもしくは別の方法で処分する必要があります。

2.自治体収集のゴミとして処分する方法

ここでは、自治体収集のゴミとして処分する方法を解説します。

燃えないゴミで処分する

PCパーツの大きさや素材によっては、燃えないゴミで処分できます。燃えないゴミで処分する場合は、事前に自治体のホームページで処分方法を確認してください。地域によって異なりますが、金属・プラスチック製のPCケースであれば燃えないゴミとして処分できるでしょう。また、燃えないゴミの収集日や場所についても確認が必要です。一般的には、燃えないゴミを半透明の袋に入れて、ゴミ集積所へ出すことになります。

粗大ゴミで処分する

PCケースを粗大ゴミとして処分する場合、自治体のホームページ等で粗大ゴミに該当するサイズを確認してください。自治体によって異なりますが、一辺30~40cmのものが粗大ゴミに該当するでしょう。また、自治体の中には、事前申し込みが必要になるケースがあります。事前に申し込みをせずにいると、回収されないので注意してください。そして、粗大ゴミとして処分する場合は、粗大ゴミ処理券の購入が必要です。コンビニエンスストアまたはスーパーマーケットで、粗大ゴミ処理券を購入しましょう。なお、PCケースの場合は数百円程度となります。

分解は注意が必要

分解が可能な自治体であれば、PCケースを分解して燃えないゴミで処分できます。粗大ゴミとして処分するよりも安く抑えることはできますが、分解に時間と手間がかかるので注意が必要です。慣れている人ならすぐに分解できるでしょう。しかし、慣れていない人が分解作業を行えば、ケガをする恐れもあるので注意が必要です。PCケースを分解する際は、軍手やゴーグルで身を守った上で作業してください。

PCリサイクル法・小型家電リサイクル法の対象外

パソコンと一緒に処分する場合、PCケースもPCリサイクル法や小型家電リサイクル法の回収対象に含まれていると思いがちです。しかし、PCケースは回収対象外となります。パソコン本体と一緒であっても、PCリサイクル法・小型家電リサイクル法での処分はできません。

3.パソコン処分本舗のサービス紹介

ここでは、パソコン処分本舗のサービスを紹介します。

送料対象商品が1点でも含まれて入れば無料宅配回収が可能

パソコン処分本舗では、送料対象商品が1点でも含まれていれば、有料商品をいくつ同こんしても無料宅配回収が可能です。PCケースは有料商品の対象となっていますが、デスクトップパソコンやノートパソコンは無料回収対象商品となります。パソコンと一緒に処分する予定の方は、PCケースも費用をかけずに手放せるでしょう。宅配回収は対象商品を自分で段ボールに詰めて送るだけなので、自宅にいながら処分できます。なお、パソコン処分本舗における送料対象商品は、以下のとおりです。

  • デスクトップパソコン(動作不問)
  • ノートパソコン(動作不問)
  • 液晶テレビ(2012年以降製造の正常可動品&スタンド付属)
  • 液晶モニター(22インチ以上の正常可動品&スタンド付属)
  • スマホ・タブレット(正常可動品&初期化済み)
  • ハイスペックゲーム機(正常可動品)

上記の条件に該当しないものは、送料自己負担で無料回収が可能です。

無料回収ができる理由が明確

「無料回収業者に依頼すると、回収後で費用を請求されるのでは?」と不安を抱く方は多いでしょう。パソコン処分本舗では無料回収の理由が明確になっているため、回収後に費用を請求することはありません。パソコン処分本舗が無料回収できるのは、回収したパソコンをリユース品として再活用しているほか、リユースできないパソコンも修理用パーツとしてリサイクルしているからです。お客様は費用をかけずに処分でき、当社は低コストで商品を仕入れることができます。

ほかの不用品と一緒に処分できる

前述したように、無料宅配回収を利用する場合は送料無料対象商品が1点でも含まれていれば、有料商品がいくつ同こんされていても送料は無料です。パソコン処分本舗では送料無料対象商品だけでなく、有料商品も種類が充実しています。PCケース以外にも処分したいものがあれば、まとめての回収が可能です。なお、有料対象商品は以下のようなものがあります。

  • プリンター
  • スキャナー
  • パソコンパーツ
  • 電気基盤
  • ハードディスク
  • DVDレコーダー
  • 空気清浄機
  • 除湿機
  • スーツケース
  • ベビー用品
  • ストーブ
  • スポーツ用品など

データ消去サービスの利用も可能

パソコンと一緒にPCケースの処分を検討している方は、データ消去サービスの利用も可能です。パソコン内には個人情報やクレジットカード情報など、さまざまなデータが記録されています。これらのデータを消去せずに処分すると、個人情報が流出し悪用される恐れがあるので注意が必要です。自分でパソコンのデータが消去できない場合は、ぜひパソコン処分本舗のデータ消去サービスをご利用ください。

回収までの大まかな流れ

パソコン処分本舗における宅配回収の流れは、下記を参考にしてください。

  1. 段ボールや新聞紙などのこん包用資材を用意する
  2. 回収依頼の不用品を段ボールに詰める
  3. 中のものが動かないように、空いている部分にこん包材を詰め込む
  4. ガムテープで上部をしっかりととめる
  5. 必要事項を記入した「ゆうパック着払い伝票」を貼り付ける
  6. 運送会社に集荷を依頼する

なお、プラズマテレビやCRTモニター、木製家具など取り扱いができないものもあります。詳細はホームページをご覧ください。

4.PCケースを処分する際の注意点

ここでは、PCケースを処分する際の注意点について詳しく説明します。

事前にPCケースの状態を確認する

PCケースを処分する前に、どのような状態になっているかを確認してください。再利用できる状態であれば、リサイクルショップや買取専門業者に買い取ってもらえる可能性があるからです。できるだけ新品状態に近づけることで、相場よりも高く売れる可能性があります。特に、パソコンと一緒に処分を検討している方は、まとめて買取に出すことが高価買取のコツです。PCケース単体では買い取ってもらえなくとも、パソコンと一緒に売却することで売れる可能性はあります。

宅配回収を利用する際の注意点

宅配回収を利用してPCケースを処分する場合は、段ボールのサイズに注意が必要です。たとえば、パソコン処分本舗の場合、段ボールのサイズは3辺合計で160cm以内、重さは25kg以内という決まりがあります。決まっている段ボールサイズをオーバーすると、送料が自己負担になるので注意しましょう。

違法業者とのトラブルに要注意

パソコンパーツの回収を行っている業者の中には、不正を働く悪徳業者が存在しています。「回収後に高額な費用を請求された」「回収してもらったものが不法投棄されていた」というトラブルが起きているため、違法業者には注意が必要です。回収業者を選ぶ際は、以下のポイントに注目してください。

  • 無料回収の理由が明確になっているか
  • 回収方法が選択できるか
  • 回収実績があるか
  • スタッフの対応が丁寧でスピーディーか
  • サービス内容が充実しているか
  • 見積書の内容が明確になっているか
  • 口コミや評判がいいか

上記のポイントを踏まえ、複数の回収業者を比較することが大切です。いくつかの回収業者を比較することで、違法業者が見極めやすくなります。

内部の配線コードはすべて取り除く

自治体収集のゴミとしてPCケースを処分する場合、内部の配線コードはすべて取り除きましょう。内部に配線コードなどが1本でも残っている場合、回収不可になるからです。また、回収時に火災などの事故が起きる可能性があります。自治体収集のゴミとして処分する場合は、PCケースをまっさらな状態にしておきましょう。

5.PCケースの処分に関してよくある質問

PCケースの処分に関する質問を5つピックアップしました。

Q.PCケースの処分が必要な理由は?
A.パソコン自体のサイズを変更する場合、PCケースもそのサイズに合わせたものを選ぶ必要があります。PCケースの大きさは、ある程度の規格になっているため、パソコンの買い換え時にPCケースも交換することになるでしょう。また、設置パーツに合わせてPCケースを大きくしたり、騒音性の問題を解決したりするために、古いPCケースを手放すことになります。

Q.PCケースをお得に処分するコツは?
A.周囲に欲しがっている人がいないか、調べてみてください。欲しい人に譲ることができれば、PCケースをお得に処分できると同時に、再利用してもらえるでしょう。また、地元の掲示板で譲渡先を見つけるのも選択肢の1つです。

Q.パソコンと併せて処分する際の注意点は?
A.パソコン本体のデータを完全消去しておく必要があります。前述したように、パソコンのデータを消去せずに処分すると、大切なデータが流出し悪用される恐れがあるからです。データ消去専用ソフトを使用する方法もありますが、不安な方は専門業者に依頼するといいでしょう。

Q.PCケースの買取額はいくらぐらいか?
A.一般的なPCケースであれば、数百円~数千円で買い取ってもらえる可能性があります。ファンが搭載されているものや、ライティング機能が備わっている最新式のPCケースは、1万円以上で売れる可能性もあるでしょう。

Q.ネットオークションやフリマアプリでも売れるのか?
A.実際に、ネットオークションやフリマアプリでPCケースが出品されています。自分で出品学を設定したい方は、ネットオークションやフリマアプリを活用するのもいいでしょう。ただし、すぐに落札されるとは限りません。また、落札されたとしても自分で発送する必要があるため、時間と手間がかかります。

まとめ

PCケースは、燃えないゴミまたは粗大ゴミとして処分できますが、すぐに回収してもらえなかったり、手続きが必要になったりする可能性があります。できるだけ手間と時間をかけず、すぐに処分したい方は回収業者を利用するのも選択肢の1つでしょう。なお、パソコン処分本舗では、送料無料対象商品が1点でも含まれていれば無料宅配回収が可能です。パソコンと併せて処分したい方は、ぜひ一度お問い合わせください。