日立のパソコンを処分したい! 撤退メーカーのパソコン処分・廃棄の方法

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パソコンを処分したいとき、すでにメーカーがパソコン事業から撤退している場合はどうしたらいいかご存知ですか? 日立のパソコンは2007年に製造が終了しているため、古くなったパソコンを処分したくても、どこに頼めばいいのか困っている人もいることでしょう。この記事では、日立の家庭用パソコンをスムーズに処分・廃棄する方法をご紹介します。

  1. 日立について
  2. 日立のパソコン、処分前にすべきこと
  3. 日立のパソコン処分~自分で行う場合
  4. 日立のパソコン、リセールについて
  5. 日立のパソコン処分方法~専門業者による回収について
  6. よくある質問   

壊れていたり古かったりして、使わないままになっている日立のパソコンも、この記事を読めば安全に、しかもお得に処分できます。ぜひ参考にしてください。


1.日立について

1-1.日立パソコンの特徴、人気について

1970年代より大型汎用コンピュータの開発を行ってきた日立は、企業向けにFLORA(フローラ)というシリーズを展開し、ビジネス向けパソコンに強いのが特徴です。個人ユーザー向けパソコンとしては、Prius(プリウス)というブランド名で1996年から2007年まで製造していました。同シリーズは、家電メーカーとしての日立の強みを生かして、TVチューナーが備わったものが人気でした。家庭用パソコン事業からの撤退以降もサポートは受けられましたが、2013年にはパーツの販売が終了、2014年にはサポートも終了しています。

2.日立のパソコン、処分前にすべきこと

メーカーサポートが終了しているパソコンを使い続けることは、安全面でもリスクが高いため、早めの処分が賢明です。ここでは処分の前の大切なポイントをご紹介します。

2-1.パソコンのデータ消去

パソコンを処分する前には、あらかじめデータを消去しておくことが必須です。その方法を説明します。

2-1-1.データ消去の必要性

パソコンの中には、自分や知り合いの個人情報やメールのやり取り、銀行やカードの情報、プライベートな画像や動画のデータなど、第三者の手に渡っては困るデータがいっぱい入っています。こうしたデータが人手に渡れば、悪用され、犯罪に使われる可能性もあるのです。トラブルに巻き込まれないためにも、パソコンの処分をする前にデータを完全に消去しておく必要があります。

2-1-2.データの消去方法

パソコンのデータは、普通にファイルを削除しただけでは完全には消えません。パソコン付属のリカバリーCDを使うと、工場出荷時の状態に戻すことはできますが、それでもデータはパソコン内部に残っているのです。この状態では特殊なソフトウェアで復元が可能となります。
データの完全な消去方法は主に2種類で、専用のソフトウェアでデータの上書きをする論理的消去と、HDDを取り出して物理的に破壊する物理的方法です。パソコンが古くて起動できない場合には、物理的破壊をおすすめします。いずれも自力でできない場合は、専門業者の利用を検討しましょう。  

2-2.大切なデータの移行

データを完全に消去してしまうと復元はできないので、残しておきたい大切なデータはあらかじめバックアップを取っておきましょう。データのバックアップ先はオンラインストレージやUSBメモリーまたは外付けハードディスクを利用すると便利です。それぞれの移行方法は以下を参考にしてください。ポイントは、ファイルを整理して残しておきたいデータだけをバックアップすることです。

  • オンラインストレージ;古いパソコンで移行したいデータをアップロードし、新しいパソコンからアクセスするだけで自動的にファイルが同期される
  • USBメモリー・外付けハードディスク:フォルダを一つにまとめて移行すると漏れもなく確認も楽なのでおすすめ。まとめたデータをUSBメモリーまたは外付けハードディスクにコピーして確認し、移行先のパソコンにつないでデータを移行先にコピーして完了

2-3.周辺機器について

パソコンに付属するディスプレイ・マウス・キーボードは、パソコン本体と一緒にリサイクルできます。ルーター・モデム・プリンター・スキャナーなどの周辺機器は、パソコンとは別に処分しなければなりません。パソコンと一緒にまとめて処分してくれる業者を利用してもいいでしょう。

2-4.その他すべきこと、注意点

データの完全消去の際、ハードディスクの物理的破壊には専用の機械が必要です。ハードディスクは大変硬いため、ドリルなどを使い自力でやろうとすると、けがをする恐れがあるためおすすめできません。論理的消去についても、自分で作業する時間がない場合やソフトの扱い方がわからない場合は専門業者を利用すると確実です。

3.日立のパソコン処分~自分で行う場合

日立のパソコンを処分するには、どのような方法があるか紹介します。

3-1.メーカー回収で処分する

使い終わったパソコンの処分は、PCリサイクル法によりメーカーに回収・リサイクルが義務付けられています。日立はパソコン事業からは撤退していますが、パソコンの回収リサイクルサービスは行っているので安心してください。ただし、2014年のサポート終了に伴い、回収の窓口は「一般社団法人 パソコン3R推進協会」となっています。

3-1-1.適応機種

日立で回収できるのは日立製の以下の家庭用パソコンです。パソコンと同時に購入した、キーボード・マウス・ケーブルなどの付属品も同時に回収できます。

  • ノートブックパソコン
  • デスクトップパソコン本体
  • パソコン用CRTディスプレイ
  • パソコン用液晶ディスプレイ
  • ディスプレイ一体型パソコン

3-1-2.処分方法・料金

日立の家庭用パソコンの回収は、日立リサイクルホットラインのこちらのページより申し込みが可能です。
申し込みをすると内容に応じた「エコゆうパック伝票」が送られてきます。リサイクル品を段ボール箱に入れ、送られてきた伝票を箱に添付して郵便局経由でメーカーに送れば完了です。伝票には申し込み内容が印字されているので、新たに記入する内容はありません。

3-1-3.メーカー処分のメリット・デメリット

メーカーによる回収の一番のメリットは安心感でしょう。回収後の不法投棄などの心配もなく、確実に資源としてリサイクルされます。デメリットは、データの消去は自己責任で行う手間がかかること、申し込み後の流れがやや煩雑で時間がかかること、パソコン郵送の荷造りなどすべて自分で行う必要があることです。    

3-2.PCリサイクルマークのあるもの、ないものについて

2003年10月以降に販売されたパソコンにはPCリサイクルマークが付いており、リサイクル回収費用はかかりません。マークのあるものとないものでは、リサイクル申し込み後の対応が一部異なります。詳しい流れはこちらのページを参照してください。
PCリサイクルマークのないものは1点当たり以下の回収資源化費用がかかります。メーカー回収の申し込みの際、振込用紙が送られてくるので、それに従って郵便振り込みが必要です。

  • ノートブックパソコン:3,240円
  • デスクトップパソコン本体:3,240円
  • 液晶ディスプレイ:3,240円
  • CRTディスプレイ: 4,320円

3-3.自治体回収で処分する

パソコンはリサイクル法によりゴミとして処分することはできませんが、自治体によっては小型家電回収ボックスで回収可能な場合もあります。その方法を見ていきましょう。

3-3-1.回収方法

自治体では、小型家電リサイクル法に基づき、公共施設や量販店などに小型家電回収ボックスを設置しています。回収できる品目は自治体によって異なるため、一部の自治体ではパソコンの回収が可能なこともあるのです。回収は無料ですが、小型家電回収ボックスの投入口に入るサイズのものしか回収できません。回収ボックスのサイズも自治体により異なるため、詳しくは自治体のホームページやゴミカレンダーなどを確認してください。

3-3-2.自治体回収のメリット・デメリット

自治体回収は料金がかからない点がメリットです。しかし、自分の自治体が回収に対応しているとは限らず、回収品もサイズ的に制約があります。データの消去にも対応していないため、自己責任で行わなければなりません。

4.日立のパソコン、リセールについて

製造が終了しているメーカーのパソコンは、リセールが可能なのか見てみましょう。

4-1.中古市場は

日立のパソコンは、製造終了から10年以上が過ぎ、パーツの販売やサポートも終了しています。そのため、使用可能な中古パソコンとしての市場価値は、ほぼないと思っていいでしょう。

4-2.リセールは可能か

パソコンは古くても資源としての価値があるため、リセールできる可能性はあります。買取業者・リサイクルショップに買い取りを依頼するか、自分でネットオークションやフリマアプリを利用してジャンク品として出品してみてもいいでしょう。    

4-3.それぞれの方法とメリットデメリットなど

買取業者やリサイクルショップが自宅近くにある場合は、持ち込むことが可能です。手軽な反面、古いパソコンは、思うような価格で引き取ってもらえないことや、処分料を請求されることもあるでしょう。
ネットオークションは自分の好きな価格設定ができますが、出品するには手間がかかります。商品写真の撮影・説明文の用意にはじまり、落札後も金銭の授受や荷造り・配送の手配などが必要です。しかも必ずしも落札されるとも限りません。

5.日立のパソコン処分方法~専門業者による回収について

忙しくてパソコンの処分に時間がかけられない、データの消去やもろもろの手続きが煩わしい、そんな場合は、専門業者に回収を依頼するとスムーズです。

5-1.パソコンリセール業者による回収

パソコンリセール業者は回収したパソコンを修理して、再販売や資源をリサイクルすることを目的としている業者です。たとえばパソコン処分本舗では、リユース・リサイクルの徹底で、パソコンの無料回収を実現しています。

5-1-1.回収の流れ

回収には、「宅配回収」「持込回収」「出張回収」などの方法がありますが、ここでは、全国から利用が可能な宅配回収の一般的な流れをご紹介します。

  • ホームページや電話で回収を依頼する
  • 段ボール箱に回収品を入れる
  • 運送会社に集荷を依頼し、指定の住所に送る

パソコン処分本舗の場合は、デスクトップパソコン、ノートパソコン、液晶モニターに加え、液晶テレビ、タブレット端末、スマホなど指定品目の回収が無料です。さらに、無料回収品目と同時に同じ段ボール箱に入る家電品も無料で回収してもらえます。回収費用も送料も無料で、しかも、回収を依頼する必要はなく、自分の都合のいい時に送ることができるので、ぜひ活用したいものです。

5-2.パソコンリセール業者の選び方のコツ

回収業者の中には、無許可で営業している悪徳業者もあり、無料回収をうたいながらも様々な名目で高額な料金を請求する例や、回収品から換金性の高い部品だけを抜き取り、残りは不法投棄するなどの問題も報告されています。以下の点に注意して優良な業者を選びましょう。

  • 不用品回収の許可業者か
  • データ消去サービスは実施可能か
  • 料金体系は明瞭か
  • 対応は迅速・丁寧か
  • 壊れているパソコンでも対応可能か
  • 無料回収の根拠を示しているか

無料回収が可能な業者には正当な理由があります。たとえばパソコン処分本舗では、無料で回収できる理由をこちらのページで解説しているので、参考にしてください。

5-3.メリット

回収業者にもよりますが、パソコン処分本舗の場合は、プリンターやモデムなど周辺機器の回収も同時に無料で回収しています。データ消去にも無料で対応しているため、やり方がわからない人や忙しい人には特におすすめです。宅配回収では1点でも無料回収品があれば、生活家電など通常は処分に費用がかかるようなものまで同時に無料で処分できます。   

6.よくある質問

Q.日立はもうパソコンをつくっていないのに、メーカーでの回収が可能なのですか?

A.パソコン事業から撤退した企業のパソコン回収は、「パソコン3R推進協会」が代行して実施しています。メーカーのページから申し込むことが可能です。

Q.壊れたパソコンでも回収してもらえますか?

A.回収されたパソコンは、パーツごとに分けられて再資源化されるため、壊れていても大丈夫です。

Q.メーカーで回収できないパソコン周辺機器はありますか?

A.プリンター、スキャナー、外付けドライブ、ワープロ専用機、携帯用端末などは回収できません。

Q.壊れて動かない日立のプリウスがあります。データ消去はどうすればいいでしょう?

A.本体が故障してもHDDは読める場合があるため、データの消去が必要です。物理的に破壊するか、他のパソコンにつないでデータ消去プログラムで消去することができます。

Q.法人の場合も回収方法は同じでしょうか?

A.法人用のパソコンは、産業廃棄物として廃棄されるため窓口が異なり、こちらの事業向けサービスのページより「パソコン3R推進協会」に申し込みが必要です。見積り後に契約となりますが、20台で1契約となっており、廃棄には手数料・リサイクル費用がかかります。
回収業者の場合は、法人対応をしていない業者もありますが、パソコン処分本舗の場合は、15台以上で無料出張サービスが利用可能です。

まとめ

メーカーが製造を終了している日立のパソコンも、普通のパソコンと同じように処分・廃棄することができます。メーカーから委託を受けたパソコン3R推進協会での回収をはじめ、小型家電回収ボックス・オークション・回収業者など、それぞれに特徴があるので、自分に合った方法を検討しましょう。いずれの場合にもデータの消去は、ユーザーの責任で行わなければなりません。自分でできない場合は信頼できる業者に依頼しましょう。