モニターの買い替えどきに困らないために知っておくべき処分法

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デスクトップパソコンは、モニターがなければ使うことができません。近年では液晶モニターが主流になっており、鮮やかできれいな画質のモニターが低価格で手に入るようになりました。しかし、モニターの買い替えどきや処分方法で悩む方も多くいるでしょう。今回はモニターの処分方法や買い替え時期について解説します。

  1. モニターとは
  2. モニターの買い替えについて
  3. モニターの買い替え、処分について
  4. モニター処分を回収業者に頼む場合
  5. モニターの買い替えに関してよくある質問
  6. おわりに

この記事を読むことで、モニターの買い替えの際に、スムーズに古いモニターを処分することができるでしょう。古いモニターは使用用途がありませんので、ぜひとも記事を参考にしてスムーズに買い替えましょう。


1.モニターとは

この項では、モニターについて紹介します。モニターの種類やどのようなものがあるのかを知りましょう。

1-1.モニターとはどんなものか?

モニターとは、パソコンなどに接続することで、映像や音声を出力させる機器のことです。デスクトップパソコンはモニターとセット販売されており、そもそも、モニターがなければ使用できません。

1-2.モニターの種類とは

モニターの種類は大きく分けると下記の2点になります。

  • ブラウン管型(CRT)
  • 液晶モニター

現在は、液晶モニターが一般的に利用されています。複数の液晶モニターを使い、マルチディスプレイでパソコンを使用する人も多くなりました。また、ノートパソコンを利用している方は、モニターに接続することで、デスクトップパソコンのように大画面でパソコンを利用することができます。

1-3.モニターの寿命

モニターの寿命は、約30,000時間です。1日5時間使用すれば15年以上は寿命がもちます。しかし、モニター自体も年々進化をしており、新しいものの方が画質は鮮やかでくっきりしているのです。近年では4K画質のモニターも発売されています。そのため、パソコンの寿命と同時にモニターも一緒に処分することが多いでしょう。

2.モニターの買い替えについて

この項では、モニターの買い替えの時期や寿命が近づくとどのような症状があらわれるのか紹介します。

2-1.買い替えのタイミングについて

モニターの寿命が近づくと下記のような症状があらわれます。

  • 画面が暗くなる
  • 色が薄くなる
  • 画面に線が入る

2-2.修理はできるのか?

前述した症状がモニターにあらわれるのは、購入してから8年目以降が大半です。保障期間は当然切れています。そのため、修理をすることは可能ですが、費用は高額になるでしょう。修理するよりは処分した方が効率的です。

3.モニターの買い替え、処分について

この項では、モニターの処分方法にはどのようなものがあるのかを紹介します。買い替えを検討している方は参考にしてください。

3-1.処分方法

モニターの処分方法は下記のものがあります。

  • 自治体に依頼をする
  • 家電量販店に引き取ってもらう
  • メーカー回収
  • 回収業者に依頼をする

3-1-1.自治体に依頼をする

多くの自治体ではモニターをゴミとして回収していません。しかし、中には、リサイクル業者に回収を委託しているところがあります。その場合、正式な手続きを踏むことでゴ回収してもらえるでしょう。事前に自治体のホームページなどで確認をしてください。

3-1-2.家電量販店に引き取ってもらう

家電量販店で新品のモニターを購入したときには、古いモニターを回収してくれることがあります。新品のと引き換えに回収するので、購入時に古いモニターを持って行きましょう。また、店舗によってはレシートともにモニターを持って行くことで回収してくれます。詳細は家電量販店にて聞くことにしましょう。通信販売でも業者によっては、古いモニターの回収サービスがあります。

3-1-3.メーカーに処分してもらう

古いパソコンとモニターをメーカーに回収してもらう方法もあります。2003年以降に製造されたパソコンやモニターには「PCリサイクルマーク」が貼られており、回収費用は無料です。PCリサイクルマークが貼られてない場合は有料での回収となります。また、パソコンやモニターの製造から撤退したメーカーでも回収業務は継続されているので安心してください。メーカーのホームページで確認をしましょう。また、パソコンとセットはモニターでの回収が基本ですが、モニターのみの回収をしてくれるメーカーもあります。こちらも、メーカーのホームページで確認しましょう。

3-1-4.回収業者に依頼をする

パソコン処分本舗のような、無料で液晶モニターを回収してくれる業者に依頼をする方法もあります。パソコン処分本舗では、宅配回収をおこなっており、段ボールにモニターを詰めて送ることで無料処分が可能です。このときに不必要なパソコン周辺機器などの電化製品も同封すれば、同時に回収してもらえるでしょう。パソコンとセットでも送料無料で回収してもらえます。

3-2.注意点

メーカー回収は、パソコンとモニターが別のメーカーの場合、それぞれのメーカーに、別々で回収を依頼する必要があります。メーカーが異なる場合は、回収業者に任せてしまった方がいいでしょう。

4.モニター処分を回収業者に頼む場合

モニター処分を回収業者に頼む場合、業者選びのポイントや依頼するメリットなどを紹介します。また、回収業者についての注意点も解説しますので参考にしてください。

4-1.業者選びのポイントについて

業者選びのポイントは下記のとおりです。

  • 古物商許可を持っている
  • ホームページで古物商許可番号を確認することができる
  • 店舗を構えている
  • 料金体系がしっかりしている
  • スタッフの紹介をしている

4-2.回収業者のメリット・デメリット

メリットは、パソコンとモニターのメーカーが異なっていても回収をしてくれる点です。また、宅配回収なら遠方でも利用できる点でしょう。
デメリットは、必ずしも優良な業者ばかりではない点です。

4-3.料金について

パソコン処分本舗では、下記の製品の宅配回収を依頼は無料です。また、下記の製品と別の製品を同梱することで、下記の製品以外の家電も無料回収が可能になります。

  • デスクトップパソコ
  • ノートパソコン
  • 液晶モニター
  • 液晶テレビ
  • タブレット端末
  • スマートフォン
  • 高性能ゲーム機器

ただし、発送は下記の運送会社に指定されているので、ご注意ください。

  • 佐川急便:三辺合計160cm以内、重さ30kg以内
  • ゆうパック:三辺合計170cm以内、重さ30kg以内

4-4.回収方法

パソコン処分本舗の回収方法は3つあります。

  • 宅配回収
  • 持込回収
  • 出張回収

この3点になります。宅配回収は段ボール箱に処分品を梱包して送る方法です。持込回収は直接、パソコン処分本舗へ処分したいモニターを持って行きます。最後の出張回収は、パソコン処分本舗のスタッフが直接自宅まで処分したいモニター取りにいく方法です。どの方法を選んでも処分費用は無料になります。ただし、出張回収については15台以上からです。

4-5.回収業者についての注意点

不用品回収業者はすべて優良な業者とは限りません。国民生活センターには、回収料金によるトラブルが多数よせられています。電話をかけてくる業者や、街中をトラックでまわっている業者に注意が必要です。無料との宣伝にも関わらず、料金が発生したというトラブルが多数あります。注意しましょう。

5.よくある質問

Q.ブラウン管モニターは、回収業者でも回収をしている?
A. 基本的んはブラウン管モニターは、メーカー回収かパソコン3R推進協会による回収です。パソコン処分本舗では送料無料対象商品にはなっていません。

Q.モニターは家電リサイクル法対象商品ではないのですか?
A. モニターはテレビではありませんので、家電リサイクル法の対象外になります。

Q.PCリサイクルマークがないのですが……。
A.2003年以降に製造されたものであれば、メーカーに問い合わせることでPCリサイクルマークを送ってくれることがあります。

Q.モニターの保証期間は何年ぐらいですか?
A. 多くのメーカーでは保証期間は1年になります。有料保証に加入しても3年程度です。

6.おわりに

いかがでしょうか。モニターの買い替え方法や買い替えどき、そして処分方法について紹介をしました。マルチディスプレイにしている方、ノートパソコンをデスクトップ型のように利用する方は、モニターを単独で買い替えをすることが多くなるでしょう。モニターを処分するときはぜひともこの記事を参考にしてください。