業務用パソコンの処分を5か条で徹底解説! 廃棄されたPCはどうなる?

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業務用パソコンを処分するとき、

  • データは漏洩(ろうえい)しないだろうか?
  • 処分費用は一体いくらかかるのか?
  • お得な方法はないか?

といった疑問を抱く方も多いのではないでしょうか。できるだけ費用をかけずお得に廃棄したいけど、その反面、安さを追求するあまり変な業者に依頼するのも気が引けます。
業務用パソコンは会社で使っていたものですから、社の情報がふんだんに記憶されており、悪用されたら非常に困るのです。機密情報が外部へ流出すれば訴えられる可能性もあります。そこで、今回は業務用パソコンの処分に的を絞って記事をまとめてみました。廃棄する方法や手順をはじめ、業者に依頼するコツなど、順を追って解説していきます。

  1. 通常のパソコンの処分方法とは?
  2. 業務用パソコンの処分を解説
  3. 業務用パソコンの処分方法とは?
  4. 業務用パソコンの処分~データ消去について~
  5. 業務用パソコンの処分~業者に頼む場合~
  6. 業務用パソコンの処分にかかわるよくある質問
  7. まとめ

最後まで目を通すと業務用パソコンの処分方法がわかるだけでなく、データ消去の必要性や法律について知識を得ることができます。初心者の方でもわかるよう書いていきますので、ぜひ最後までお付き合いください。


1.通常のパソコンの処分方法とは?

業務用パソコンの処分に触れる前に、家庭用パソコンの処分とは何が異なるのか把握しておきましょう。押さえておくことで特性を理解できます。

1-1.PCリサイクル法とは

パソコンの処分に欠かせないのがPCリサイクル法でしょう。2003年10月に施行されたパソコンを処分する際の決まり事で、PCリサイクル法により、メーカーはパソコンを資源としてリサイクル(再利用)するよう義務付けられています。自社で製造したパソコンを回収し、適切な方法で処理をおこなうのです。ちなみに、プリンターなどの周辺機器はメーカーの回収対象ではありませんので気を付けてください。

1-2.パソコン3R推進協会について

リデュース・リユース・リサイクルの3Rを促進する一般社団法人で、パソコン製造事業主と共にパソコンを資源として回収・再利用することを推進しています。規正品を回収することはもちろん、メーカーで扱えない自作パソコンなども4000円~(1台につき)で引き取り、処分可能です。

1-3.PCリサイクルマークとは?

PCリサイクル法に該当するパソコンにはられているシールです。PCリサイクルマークの付いたパソコンは2003年10月以降に製造されたパソコンにはられており、メーカーに回収してもらえる目安となります。
本来、ノートパソコンをはじめ、パソコンをPCリサイクル法に則(のっと)って処分する際はお金が必要です。基本は3000円(CRTディスプレイ・一体型パソコンは4000円)で、消費者は処分時ではなくパソコンの購入時に前もって支払っています。そのため、PCリサイクル法が施行される前のパソコンは、処分時にリサイクル料金を支払わなければいけません。

1-4.主な処分方法

1-4-1.メーカー

PCリサイクルマークのはられているパソコンはメーカーが回収してくれます。前述しましたが、消費者は購入時にリサイクル料金を支払っているので料金はかかりません。メーカーの窓口に問い合わせると、

  1. 「エコゆうパック伝票」が自宅に届く
  2. 自分でパソコンを梱包(こんぽう)する
  3. 指定の伝票をはって最寄りの郵便局に持っていく・あるいは戸口集荷を依頼する

といった段階を踏んで、パソコンは再資源化センターに配送され、適切に処理されて資源に戻ります。

1-4-2.リサイクルショップ・専門業者

扱う商品は異なりますが、リサイクルショップと専門業者の業務内容は類似しています。リサイクルショップは生活用品から家具家電まで幅広く取りそろえ、自店を持っているケースがほとんどです。一方、専門業者はパソコンなどの精密機器を扱い、店舗を経営しているところもありますが、中にはインターネットだけの事業も存在します。依頼する際は、

  • 宅配回収(自分でパソコンを梱包し、お店に郵送する)
  • 出張回収(自宅・あるいは会社まで業者に来てもらい、査定をしてもらう)
  • 持ち込み回収(お店に直接おもむき、パソコンを目の前で査定。買取してもらう)

といった3種の方法から選ぶのが主流です。リサイクルショップは対応していないケースもありますが、専門業者はおよそ上記の形態といえるでしょう。忙しい方は出張回収を利用でき、遠方の方は宅配回収で対応してもらえるため、効率よく利便性に優れています。

1-4-3.自治体

PCリサイクル法が施行されてから、ほとんどの自治体ではパソコンの回収をやめましたが、2013年4月より小型家電リサイクル法が施行されました。そのため、

  • 現行のごみ収集所で回収する(業者が分別してくれる場合もあります)
  • 専用の回収ボックス(役所・公共施設などに設置している)
  • 持ち込み回収(収集センターに自分で持っていく)
  • 訪問回収(業者が回収に来てくれる)

といった方法で、パソコンの資源化に努めている自治体もいます。ただ、体制の整っていない自治体が多いため、お住まいの地域で事前に確認してください。対応している場合、データ消去には応じてくれませんが無料で回収可能です。情報はホームページで閲覧または電話で聞くと教えてくれます。

1-5.料金

家庭用パソコンは基本的に料金はかかりません。例外としては、

  • メーカー(PCリサイクル法が施行される前のパソコン)
  • リサイクルショップ・専門業者(およそ無料ですが宅配回収での送料)

上記の場合、料金がかかるケースがありますので覚えておいてください。また、パソコンのデータ消去は無料で対応するのが一般的ですが、中には有料とする業者もいるので要確認です。データを確実に抹消したか否かの証明書を発行する際は、1000円ほど(写真付きは2000円前後)がかかるので、併せて覚えておきましょう。