家電の引き取りは無料でできる! お得で便利な方法を詳しく伝授!
2017/11/01
買い替えなどで、古い家電が不要になることがあります。ゴミとして処分するべきか、ほかの方法を選ぶべきか、迷うこともあるものです。業者に依頼すれば簡単であっても、できれば無料引き取りしてもらいたいことでしょう。しかし、どこにどんな方法で引き取りを依頼すればいいのかわからないことも多くあります。そこで、今回は、家電の無料引き取りを中心に、お得で便利な処分方法を詳しく解説しましょう。
この記事を読むことで、家電も無料引き取りに関するコツがわかり、お得で便利な方法で処分できます。まずは、記事をじっくり読んでみてください。
1.家電処分の基礎知識
最初に、家電処分の基礎知識として現状やリサイクルの必要性を解説します。
1-1.家電処分の現状を知ろう
家電の技術開発は目覚ましく、年々進化しているため、買い替えサイクルが速くなり大量の家電が捨てられているのも事実です。家電は、自治体によって不燃ゴミか粗大ゴミに区分しています。しかし、家電には多くの再生可能な資源が使われているため、厳密に言えばゴミではないのです。ゴミの総量を減らし処理費用の増大を防ぐためにも、家電処分の方法を考え直す必要があるでしょう。
1-2.家電リサイクルの必要性
家電には、レアメタルなどの希少資源が多く含まれています。資源の保護を考えても、家電リサイクルには重要な意味があるのです。国でも、家電リサイクル法・小型家電リサイクル法・PCリサイクル法を制定し一般ゴミとしての排出を禁止する一方で、メーカーにリサイクルを義務づけています。消費者としても、不法廃棄をせず、リサイクルできる方法で処分する必要があるのです。
2.家電の処分方法について
家電の処分方法について詳しく解説します。どんな方法があるのか目をとおしておきましょう。
2-1.自治体に依頼する
自治体では、家電を不燃ゴミもしくは粗大ゴミとして処分することができます。出し方などの細かい点については、自治体ごとのルールに従ってください。ただし、家電リサイクル・PCリサイクル法の指定品目は対象外です。また、小型家電リサイクル法で自治体ごとに決められた品目に関しては、できるだけ専用の回収ボックスに投入し、リサイクルしてもらいましょう。
2-2.買い替えに伴う処分方法
家電の新規買い替えに伴う処分の場合は、販売店に処分してもらうことも考えましょう。販売店では、販売促進キャンペーンのひとつとして、不要な家電の引き取りや下取りを行っていることがあります。まずは、新規購入を考えている販売店に処分を受け付けているか確認しましょう。処分できる場合は、店頭持ち込みなど業者の指示に従ってください。
2-3.リセールする
比較的新しくてキレイなもの・人気ブランドやメーカーのものなど、再販価値が高いと判断したものは、リセールを考えましょう。リセールすることができれば、新たな持ち主のところで使ってもらえます。リサイクルショップやネットオークションなどを利用すればお金を手に入れることが可能です。
2-4.家電処分には費用がかかる?
家電処分には、通常、処分費用がかかります。家電は、リサイクルに回すために分解し、再資源化する必要があるからです。また、回収するためには軽トラックなどの車両手配が必要な場合もあります。なお、家電リサイクル法の指定品目は、メーカー回収の際に処分費用+運送料がかかりますので注意しましょう。PCリサイクル法でしていのあるパソコンやモニターも、PCリサイクルマークがないものをメーカー回収する場合は、同様に費用がかかります。
3.家電の無料引き取りとは?
家電は、条件が合えば無料引き取りしてもらえることがあります。どんなものが対象なのか・無料である理由や有料引き取りとの違いなど、詳しく学びましょう。
3-1.家電の無料引き取りについて
家電の無料引き取りについて詳しく解説します。
3-1-1.無料引き取りできるもの・できないもの
無料引き取りができる条件は、以下のとおりです。ただし、業者によって細かな条件が異なるので事前に確認してください。
- 故障していない
- 目立つ汚れや傷・ひどいにおいがない
- 改造していない
- 年式が新しい(製造月から3年以内など)
- 人気ブランド・メーカー
以下のものは、有料引き取りになるか引き取り不可となるので注意しましょう。
- 故障している
- 年式が古い
- 汚れや傷が目立つなど外観に問題がある
- ひどいにおいがする
- 無名メーカー・ブランド
- 海外製の粗悪品
- 盗品の疑いがある
3-1-2.無料引き取りできる理由
業者は、引き取りをした家電のうち、中古品として再販するものと資源リサイクルに回すうものを仕分けします。いずれの方法であっても、転売することで利益を上げることができるため、可能になるのです。家電の無料引き取りは、依頼者と業者の双方にメリットがある方法と言えます。
3-1-3.有料引き取りとの違いは?
無料引き取りと有料引き取りは、業者による部分が大きくなります。同じ条件であっても、無料で引き取ってくれるところもあれば、有料になることもあるのです。そのため、家電を処分するときには、無料引き取りを行ってくれるところを探して依頼したほうがお得と言えます。なお、無料引き取りをしている業者でも、条件によっては有料引き取り・引き取り不可となることもあるので注意しましょう。
3-1-4.無料引き取りしてくれるところ
回収業者の中には、家電の無料引き取りをしているところがあります。利用するには、どんな条件か確認してみましょう。家電であればすべて無料であるわけではありません。たとえば、冷蔵庫は有料でも引き取りできないという業者もいます。まずは、業者がどんな家電を無料引き取りしているのか調べ、賢く利用しましょう。
3-2.家電の無料引き取りに関する注意点
家電の無料引き取りを利用するときには、いくつかの注意点があります。
3-2-1.無許可の引き取り業者に注意しよう
無料回収を行っている業者の中には、違法営業(古物商許可などを得ていない)を行っている場合もあります。電話勧誘や訪問営業で不用品回収をしている業者には、特に注意してください。無許可で回収した後、私有地の山林などに不法廃棄してしまう例もあります。知らないうちに違法行為に加担することがないように注意しましょう。
3-2-2.処分前にはデータ消去をしよう
最近の家電は、インターネットとつないで管理できるなど、情報管理化が進んでいます。家電を処分する前には、内部データの消去を忘れずに行いましょう。家族で共有している家電などは、個人名を登録してあることがあります。使用説明書を読んで、必要に応じて消去しておきましょう。
3-2-3.そのほかの注意点
家電を購入したときにメーカーにユーザー登録をしているときは、解除を忘れないでください。登録を解除せずに処分した場合、個人情報が流出する可能性があります。ユーザー登録の解除の仕方は、各家電メーカーのホームページなどを参考にしてください。また、家電内部にメモリーカードやCD-ROM・印刷物などが残っていないか確認しましょう。
4.家電の無料引き取り業者に依頼する場合
家電の無料引き取り業者に依頼する方法について、詳しく解説します。
4-1.家電の無料引き取り業者の選び方
家電の無料引き取りを依頼するときは、以下の条件を満たす業者にしましょう。
- 家電の無料引き取りで豊富な実績がある
- 資源リサイクルに力を入れている
- 有料回収の場合もリーズナブルな料金設定
- 回収方法が便利(宅配回収可能など)
- 利用者からの評判がいい
- 古物商許可など必要な免許を得ている
なお、当パソコン処分本舗でも、家電の無料引き取りを実施し、ご好評をいただいています。ぜひ、ご検討ください。
4-2.家電の無料引き取りの方法や流れ
家電の無料引き取りは、以下のような方法で行われます。
- 店頭持ち込み:業者の営業店舗に直接持ち込む
- 宅配回収:宅配便を利用して業者に送付する
- 出張回収:依頼者の希望場所・日時において業者が回収する
無料引き取りの流れは、以下を参考にしてください。なお、店頭持ち込みや宅配便送付に限り、事前の問い合わせが必要ないこともあります。
- 業者に家電の無料引き取りの問い合わせをする
- 業者から回答がくる
- 業者指定の方法で送付するか、出張引き取りを依頼する
4-3.家電の無料引き取りに関する注意点
家電の無料引き取りを実施していると言いながら、ほかのもの(貴金属類やブランド品・骨とう品など)を低価格で買い取るために近づいてくる業者もいます。また、回収自体も何らかの理由をつけて有料にするケースもあるので注意しましょう。信頼できると判断した業者から見積もりをもらい、納得してから本契約を結んでください。
5.家電の無料引き取りに関するよくある質問
最後に、家電の無料引き取りに関するよくある質問に回答します。それぞれ確認し、参考にしてください。
Q.本当に無料で引き取りできるのですか?
A.無料引き取りでも、指定品目に限るとしている業者もあるので注意しましょう。また、品目や回収方法によって送料や手配費用を負担する場合があります。まずは、無料引き取りとなる条件を確認してください。
Q.処分したい家電が大量にある場合でも無料ですか?
A.まずは、家電の内容をリスト化して、業者に相談してください。内容によっては、無料引き取りできないこともあるのです。また、比較的新しく、再販価値が高いものに関しては、買い取りの対象となる場合もあります。いずれにしても、まずは業者に見積もりをもらうといいでしょう。
Q.無料引き取り完了後に取り消したい場合は?
A.基本的に、引き取り完了後の取り消しはできないものと考えてください。詳しくは、業者との契約書を確認しましょう。業者では、引き取り後の家電をすでに転売している可能性もあります。また、分解して資源リサイクルに回していることも考えられるでしょう。どうしても取り消したい場合は、すぐに業者に連絡し、状況を確認後、相談してみてください。なお、返送可能になった場合は、送料や手数料の負担が必要になる場合があります。
Q.店頭持ち込みで無料引き取りしてもらうデメリットは?
A.せっかく処分費用が無料でも、店頭に持ち込む手間と交通費(ガソリン代)がかかるのがデメリットです。また、持ち込んだ結果、有料引き取りや引き取り不可になるケースもあります。手間をかけて持ち込むより、宅配便送付などを利用したほうが便利でおすすめです。なお、当パソコン処分本舗でも、宅配便送付による無料引き取りを実施しています。無料対象品目と同梱(どうこん)で送料も完全無料となり、大変お得ですのでぜひご利用ください。
Q.壊れたパソコンでデータ消去ができない場合はどうすればいいですか?
A.壊れたパソコンは、資源リサイクルに回すことになるでしょう。業者によっては、ハードディスクを取り出して物理的に破壊するなどの方法で、データ消去を行っているところもあります。業者と契約するときに、データ消去についても確認しておきましょう。なお、確実にデータ消去をしているか不安な場合は、日付やデータ消去方法などを記した「データ消去証明書」を発行してもらうとより安心です。
まとめ
今回は、家電の無料引き取りについて詳しく解説しました。家電には、希少金属をはじめ、リサイクル価値のある資源が多く使われています。環境保護のためにも、資源を大切にするためにも、ゴミとして処分することはできるだけ避けてください。家電リサイクル法などの法律で指定を受けている品目に関しては、法律に従って適切な処分をしましょう。なお、回収業者の中には、家電を無料引き取りしているところもあります。処分費用を節約するためだけでなく、資源リサイクルを積極的に行っている業者を選んで賢く処分してください。