エアコンを長持ちさせる方法とは? 自分でできることはあるの?

はてなブックマークに追加 Twitterでシェア Facebookでシェア Google+でシェア

エアコンは、冷房だけでなく暖房にも使える家電です。夏も冬もこれ1台、というご家庭や施設も多いでしょう。多機能な分、エアコンの値段は家電の中でも高めです。できる限り長持ちさせたいという方が大半でしょう。

そこで、今回はエアコンを長持ちさせる方法をご紹介します。使う頻度によってはどうしても寿命が短くなる場合もありますが、使い方しだいでいつまでも調子よく使うことは可能です。エアコンの買い替えを検討している方は、ぜひこの記事を読んでみてくださいね。

  1. エアコンの寿命はどのくらい?
  2. エアコンを長持ちさせるにはどうしたらいいの?
  3. エアコンと畳数の関係
  4. 修理か買い替えか?
  5. おわりに

1.エアコンの寿命はどのくらい?

エアコンだけでなく、どの電化製品にも寿命があります。エアコンはいろいろなメーカーから出ていますが、総合の平均寿命は約13年だそうです。しかし、エアコンもいろいろな場所で使われます。1年中冷房や暖房にフル稼働のエアコンもあれば、限られた季節にしか使われないエアコンもあるでしょう。そのような条件も考慮に入れるとだいたい、7年~10年で調子が悪くなるエアコンが多いようです。ですから、逆にいえば5年程度しか使っていないエアコンが壊れたり調子が悪くなったりした場合は、使い方が悪かった可能性が高いでしょう。

2.エアコンを長持ちさせるにはどうしたらいいの?

では、エアコンを長持ちさせるにはどのような方法があるのでしょうか?この項では、家庭でもできるエアコンを長持ちさせる方法をご紹介します。

2-1.1か月に1回は慣らし運転をする

家電は使いすぎても壊れやすくなりますが、全く使用しない期間が長くても壊れやすくなります。「普段使っていない部屋のエアコンを久々に使おうとしたら、壊れていた」という経験をした方もいるでしょう。エアコンを特定の季節しか使わない場合も、月に1回は短時間でよいので慣らし運転をしてください。

また、使わないエアコンの内部にもほこりがたまっていきます。特に、喫煙者がいる場合はヤニがこびりつきやすいでしょう。ですから、使っていないエアコンにはカバーをかけてください。そうすれば、長持ちしやすいです。

2-2.無理な使い方をしない

エアコンは暖房にも冷房にも、送風機にもなります。だからといって、無茶な使い方をするほど寿命は短くなるでしょう。ですから、エアコンをつける場合は設定温度と室内温度の差が5度以内に設定してください。たとえば、室温が30度もあるのに22度に設定すると、それだけ負担が重くなるでしょう。設定温度を低くしたい場合は扇風機と併用するとよいですね。

また、冷房から暖房へ急に切り替えたりするのもエアコンにとっては負担になります。さらに、温度設定はできるだけ一定にしておきましょう。リモコンでコロコロ変えるほど、負担が大きくなります。

2-3.室外機を日陰に置き、障害物を置かない

エアコンというと、室内機ばかりが注目されますが室外機もケアをしてあげなければ寿命が短くなるのです。エアコンを使うと、室外機がファンを回して排熱します。この排熱がうまくいかなければ、エアコンの寿命は短くなるでしょう。ですから、エアコンの室外機の回りが荷物でいっぱいでは、排熱がうまくいきません。

また、直射日光が長時間当たる場所に室外機を置いても負担が大きくなるでしょう。ですから、エアコンの室外機は可能ならば日陰に設置し、風通しをよくしておきます。また、すだれなどをかけておくと日陰ができますから、負担が軽くなるでしょう。

ただし、日よけも素材によっては風通しが悪くなります。なので、すだれのように軽く風通しがよいものを使ってください。

2-4.フィルターを掃除する

エアコンのフィルターは、吸いこんだほこりでかなり汚れています。ですから、エアコンを使用している最中は、こまめに掃除をしましょう。1か月に2~3回掃除をすれば、電気代の節約にもなります。エアコンのフィルターは自分で洗うことが前提になっていますので、外しやすい位置にあるはずです。

2-5.たまには業者に徹底したクリーニングを頼む

エアコンの内部は、自分で掃除ができません。自分でする方法も動画などで公開されていますが、手間がかかるでしょう。ですから、定期的に業者にクリーニングを頼んだ方がよいですね。エアコンの内部は冷房を使うと水滴がつきます。この水滴が、カビの原因になるのです。エアコン内部にカビがはえれば部品を劣化させるだけでなく健康にも影響が出ます。ですから、業者による掃除は必要経費だと考えましょう。今は、自分で掃除をするエアコンも出ていますが、それだけでは不十分なこともあります。

3. エアコンと畳数の関係

エアコンにはお勧めの畳数があります。たいがいは×畳~×畳までと幅を持たせているのです。
これは、木造建築ならば狭い方の畳数を、鉄筋コンクリート建築ならば広い方の畳数が該当します。ですから、築年数がたった一戸建ての場合は狭い方の畳数を、マンションの場合は広い方の畳数を参考に選ぶとよいでしょう。小さいクーラーで広い部屋を無理に冷やそうとすると、エアコンの負担が大きくなって寿命が短くなります。

4.修理か買い替えか?

エアコンの調子が悪くなると、修理する買い替えを検討するか迷う方も多いでしょう。一般的に発売後から10年までのエアコンは、メーカーが部品を保管してあるケースが多いです。ただし、型落ち品だったりアウトレット品だったりした場合などは、早めに部品が亡くなるケースもあります。

また、マイナーなメーカーの場合も早めに部品を生産終了することが多いでしょう。ですから、部品がないという場合は買い替えになります。それでも買ってから5年以内ならば、修理してもらっても長く使えるでしょう。逆に、10年近く使ったエアコンだと、新しいものを買ったほうが電気代は安いというメリットもあります。

壊れた部品だけでなくほかの部品も劣化している場合も多いでしょう。ですから、ひとつ故障を直しても、すぐに別の故障箇所が出てくる可能性もあるのです。10年をひとつの目安として、買い替えか修理かを考えれば迷うこともなくなります。なお、エアコンは家電リサイクル法の対象家電になっているのです。どんなタイプのエアコンでもゴミ捨て場に捨てることはできません。

5.おわりに

いかがでしたか? 今回は、エアコンを長持ちさせる方法についてご紹介しました。
まとめると

  • エアコンの寿命は平均で13年ですが、使い方によっては7年~10年で壊れることもある。
  • 冷房から急に暖房に換えるなど、無茶(むちゃ)な運転の仕方はさせない。
  • エアコンは部屋の温度からマイナス5度以内に温度設定をする。
  • 室外機の排熱を邪魔させずに、風通しをよくする。
  • 修理か交換かは10年を目安にするとよい。

ということです。なお、エアコンは初夏と晩秋に売り上げのピークを迎えます。また、夏や冬などエアコンをたくさん使う時期は故障も多くなるでしょう。ですから、この時期に買い替えや修理を依頼しても、なかなか希望通りの時間帯につかないこともあります。エアコンを買い替えたり修理を依頼したりするならば、冷暖房を使わなくてもよい季節を選びましょう。そうすれば、希望通りの時間帯に修理してもらえます。また、シーズン前に試運転をすれば、エアコンの調子もわかるでしょう。