エアコンの最適な買い替えタイミングは? 安く買える時期も紹介!

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「エアコンを買い替えたいがタイミングに迷っている」「いつだと安く購入できるのか?」とお悩みではありませんか? 真夏の暑い時期にエアコンが突然壊れると大変困ります。「取り付け工事の予約が混み合っていてすぐに新しいエアコンを設置できない」というケースも少なくありません。そのため、エアコンの寿命が近いサインにできるだけ早く気づき、買い替えを検討しておくことが大切です。

この記事では、エアコンを買い替えるタイミングやお得に購入できる時期、買い替える際に知っておきたい注意点などをご紹介しましょう。

  1. エアコンを買い替えるタイミング
  2. エアコンをお得に購入できる時期は?
  3. エアコンを買い替える際の注意点
  4. 不要になったエアコンの処分方法
  5. エアコンの買い替えに関するよくある質問

この記事を読むことで、エアコンを修理すべきか買い替えるべきかの判断基準や、手間をかけずにエアコンを処分する方法などが分かるはずです。ぜひ参考にしてください。


1.エアコンを買い替えるタイミング

エアコンの買い替えを検討すべきタイミングには、以下のようなものがあります。

1-1.寿命が近づいてきたとき

エアコンの平均寿命は約10年です。もちろん、使用頻度や使用環境によって10年以上問題なく動作するエアコンもあります。しかし、購入から10年経過したころから不具合が生じやすくなるのは確かです。また、エアコンメーカーの部品保有期間はエアコンの生産終了から9~10年の場合が多いため、故障しても修理することができなくなります。そういった理由もあって、10年前後で買い替えを検討する人も多いのです。

1-2.買い替えを検討すべき症状が現れたとき

エアコンに不具合が起こるようになったのを機に、買い替えを検討する人もいるでしょう。購入から10年近く経(た)つとよく起こるようになるのが、以下のような症状です。このような症状が頻繁に起こるようになると、いつ壊れてもおかしくありません。完全に壊れて使えなくなる前に、買い替えを検討しましょう。

  • 冷暖房の利きが悪くなる
  • 異音がする
  • 室内機から水漏れする
  • 操作できない
  • エアコンをつけるとブレーカーが落ちる

1-3.「もっと性能のよいものがほしい」と思ったとき

もちろん、今使っているエアコンに不具合が起きていなくても、「もっと高性能のエアコンがほしい」という理由で買い替えを検討することもあるでしょう。最新のエアコンは省エネに特化したものが多く、10年前のものと比べると電気代に大きな差が出ます。そのため、「買い替えたほうがお得」と感じる人も多いはずです。また、室内にいる人の体感温度を察知して一人一人に合った温度設定ができるものや、自動で清掃・除菌してくれるものなど、注目の機能が搭載されたエアコンが人気を集めています。気になるモデルがあれば、寿命を迎える前に買い替えるのがおすすめです。

2.エアコンをお得に購入できる時期は?

エアコンは季節家電なので安く購入できる時期があります。急いで買い替えなければならない事情があれば別ですが、時間に余裕があるならお得に購入できる時期まで待つのも一つの手です。

2-1.買い時は8~9月

エアコンは暑くなる時期にめがけて買う人がほとんどなので、夏前に需要のピークを迎えます。そのため、需要が落ち着く8~9月ごろにエアコンの価格を下げる販売店が多いのです。特に、9月は中間決算を迎える販売店がほとんどなので、大幅な値下げも期待できるでしょう。

2-2.型落ちモデルを狙うならモデルチェンジの時期

最新モデルにこだわらないのであれば、モデルチェンジがおこなわれる時期を狙えば、型落ちモデルを安く購入できます。モデルチェンジの時期は機種によって異なりますが、上位機種は10~11月にモデルチェンジをおこなうことが多いです。その1か月ほど前には旧モデルが安く売り出されることが予想されます。普及機のモデルチェンジは3~4月ごろにおこなわれることが多いため、2月ごろにはチェックしておくとよいでしょう。

2-3.家電量販店のセール時期もチェック

家電量販店が独自に開催するセール時期も狙い目です。ボーナス時期や年末年始・年度末・中間決算期にセールを開催する家電量販店が多いため、チェックしておくことをおすすめします。

2-4.6~8月は避けたほうがよい

逆に、購入を避けたほうがよいのは6~8月です。この時期は夏に向けてエアコンを購入する人が殺到するため、価格が高めに設定されることが多いでしょう。また、混雑していて設置工事の予約も取りにくく、夏までに間に合わない可能性が高いです。

3.エアコンを買い替える際の注意点

エアコンを買い替えるにあたって知っておきたい注意点をまとめました。

3-1.インターネットで購入する際は取り付け工事について確認しておく

ネット通販でエアコンを購入する場合は、取り付け工事が含まれているのか必ず確認しましょう。商品代金に取り付け工事費用が含まれていて、商品を購入すれば自動的に取り付け工事も手配されるパターンであれば心配ありません。しかし、取り付け工事はオプション扱いになっているケースや、取り付け工事は含まれず商品本体だけを販売しているケースもあります。本体だけ購入した場合は工事業者を自分で探さなければならないので注意してください。

3-2.賃貸物件の場合は勝手に買い替えない

賃貸物件に備え付けられているエアコンは、勝手に買い替えることができます。不具合が生じた場合は大家さんや管理会社に報告し、修理や交換の手配をしてもらいましょう。勝手に業者を手配すると修理や交換にかかった費用を負担してもらえなくなる恐れがあります。

3-3.処分方法についても確認しておく

エアコンを買い替える際は、古いエアコンの処分方法についても確認しておきましょう。エアコンは家電リサイクル法の対象になるため、粗大ゴミとして捨てることができません。新しいエアコンを購入する家電量販店に回収してもらうことも可能なので、買い替える前に決めておくことをおすすめします。エアコンの詳しい処分方法については、次項でご紹介しましょう。

4.不要になったエアコンの処分方法

不要になったエアコンの処分方法には、以下のようなものがあります。

4-1.新しいエアコンの購入店に回収してもらう

エアコンの販売店ならほとんどが古いエアコンの回収サービスをおこなっているため、新しいエアコンの購入と引き換えに回収を依頼することが可能です。この場合、販売店にリサイクル料金と収集運搬料金を支払う必要があるため、金額を確認しておきましょう。購入と処分を同時に済ませられるのは大きなメリットですが、販売店によってはエアコンの取り外しには対応していないところもあるため、別途業者を探すか、自分で取り外す必要があります。

4-2.指定引取場所へ自分で持ち込む

家電リサイクル法対象品目の指定引取場所へ自分で持ち込む方法もあります。自分で持ち込むので運搬料金はかかりませんが、取り外しも自分でしなければなりません。事前に郵便局の窓口に家電リサイクル料金を支払い、家電リサイクル券の控えを持って最寄りの指定引取場所へ持っていきましょう。最寄りの指定引取場所は、こちらから検索可能です。

4-3.不用品回収業者に依頼する

エアコンのほかにも処分したいものがある場合は、不用品回収業者に依頼する方法もあります。不用品をまとめて処分できるのは大きなメリットでしょう。不用品回収業者による回収方法には、持ち込み・出張・宅配の3種類があり、利用しやすい方法を選ぶことが可能です。パソコン処分本舗の宅配回収では、送料対象商品と一緒に送ると回収費用も送料も無料になるため、ぜひチェックしてみてください。

4-4.買取に出す

正常に動作するエアコンで目立つ汚れや傷などがないものは、買取に出すのもおすすめです。使用年数やメーカー名によっては買取対象になる可能性があります。買取先にはリサイクルショップや買取業者などがあるため、複数の買取先を比較して選ぶとよいでしょう。

5.エアコンの買い替えに関するよくある質問

「エアコンを買い替えたい」という人が感じる疑問とその回答をまとめました。

Q.エアコンの寿命を延ばす方法を教えてください。
A.エアコンはホコリや汚れが溜まると空気を吸い込む力が弱くなり、本体にかかる負担が大きくなります。フィルターや室外機はこまめに掃除をし、ゴミを取り除いておいてください。

Q.エアコンの操作ができないのですが、リモコンに問題があるのでしょうか?
A.リモコンの電池を取り換えても操作できない場合は、本体に異常が起きている可能性も考えられます。本体の運転ボタンをオン・オフしてみて動作するか確認してください。

Q.エアコンから異音がする場合は、どこに異常が起きているのでしょうか?
A.室内機の場合は送風ファン、室外機の場合はコンプレッサーに異常が起きている可能性が高いです。

Q.エアコンを少しでも高く買取してもらうポイントを教えてください。
A.きれいに掃除をし、付属品をすべてそろえましょう。買取先を比較して選ぶこと・不要になったらなるべく早く買取に出すことも重要なポイントです。

Q.不用品回収業者を選ぶ際にチェックすべきことは何でしょうか?
A.豊富な実績があるか・無料見積もりを受け付けているか・料金体系は明確か・廃棄物収集運搬業の許可を得ているかなどをチェックしてください。突然訪問してくる業者やトラックで地域を回っているような業者は利用しないほうがよいでしょう。

まとめ

エアコンの不調が続いたら、早めにタイミングを見極めて買い替えを検討するのがおすすめです。購入時期によっては本体費用が高額だったり取り付け工事の予約が取れなかったりすることもあるため、早めに動くようにしましょう。ぜひこの記事を参考に、エアコンのスムーズな買い替えをしてください。