
パソコンが熱くなるのはなぜ?原因と発熱対策について知りたい!
2015/08/31
2015/09/07
パソコンを使い続けると本体が熱くなりませんか?
パソコンが熱くなるのには「理由」があります。
きちんと理由を把握しておかなければパソコンが壊れてしまうでしょう。
途中でオーバーヒートしてしまいデータが消えてしまう恐れもあります。
快適にパソコンを利用するため、パソコンが熱くなる原因やパソコンの発熱対策、交換・修理の見分け方について把握しておきましょう。
パソコンの発熱について知りたい人は要チェックです。
目次
1.パソコンが熱くなる原因
いつもどおりに使っていたのに、なぜパソコンが熱くなり始めたのでしょうか。
パソコンが熱くなるのにはいくつか原因があります。
主な原因を3つ紹介しましょう。
果たしてあなたのパソコンは何が原因になるのでしょうか。
1‐1.パソコンをフル稼働すると熱が絶えず発生する
デスクトップ・ノートパソコンに限らずフル稼働すれば、絶えず熱が発生します。
どのような家電でもフル稼働すれば熱が発生するのです。
そのため、発生した熱を逃がしていかなければなりません。
もともとパソコンには熱を逃がすための冷却ファンやクーラー、通気口が備わっています。ある程度の熱であればうまくそとに逃がすことができるのです。
しかし、発生した熱が冷却ファン・クーラー・通気口の許容範囲を超えてしまうと熱が逃がせなくなってしまいます。
よって、パソコンが熱くなってしまうのです。
冷却ファン・クーラー・通気口など熱を逃がす機能に不備が発生している可能性があります。
主に、ホコリがたまるとうまく逃がせなくなってしまうのです。
1‐2.パソコンを使う環境に問題がある
パソコンが熱くなる原因にはパソコンを使う「環境」に問題がある可能性も高いです。あなたはパソコンをどのような環境で使っていますか?
1番いけないケースは「35℃以上の環境で使うこと」です。
35℃以上の環境でパソコンを使い続けると熱が逃がせなくなってしまいます。
冬場は問題ありませんが、暑い日が続く夏場は注意しておかなければなりません。
炎天下でパソコンを利用すると、太陽熱も影響してしまうので要注意です。
夏場はできるだけ涼しい屋内でパソコンを利用しましょう。
長い間パソコンを使い続けるためにも環境には配慮してくださいね。
1‐3.長時間の使用による不具合
パソコンが熱くなる原因は「長時間の利用」にもあります。
長時間パソコンを使い続けると熱くなってしまうので注意しなければなりません。
パソコンを使わないときは電源を必ず切ってくださいね。
再び電源をいれるのが面倒だとしても電源を切ることが大切です。
また、切っている間は充電をする人も多いでしょう。充電にも注意が必要です。
特に、ノートパソコンは充電をする機会が多いでしょう。
バッテリーが満タンになっているのにもかかわらず、そのまま充電してしまうとパソコンの劣化につながります。余計パソコンが熱くなりやすくなってしまうので注意してください。
バッテリーが満タンになったら充電をやめましょう。
このように、パソコンを長時間使い続けないことも大切です。
2.パソコンの発熱対策
2‐1.パソコンの通風孔をキレイに掃除する
自分でできるパソコンの発熱対策はあります。
原因にも説明したとおり、パソコンの熱を逃がすための通風孔にホコリがたまっている可能性もあるでしょう。
そのため、まずは「通風孔」をチェックしてください。
パソコンの通風孔にホコリや汚れがたまっている場合は、キレイに掃除しましょう。
通風孔は定期的にお手入れをした方が良いですよ。
小さい掃除機を利用して外側からホコリを取りのぞく、ハケや綿棒・歯ブラシなどを利用して丁寧に掃除するなど工夫をしてください。
通風孔の位置はパソコンによって変わるので取り扱い説明書などで確認しましょう。
通風孔のホコリや汚れはパソコンの誤作動・故障にもかかわることなので要チェックです。
2‐2.パソコンを利用する「環境」を見直す
パソコンの発熱対策は「環境」の改善も大切なポイントになります。
パソコンを利用している環境を見直していきましょう。
環境の見直しには以下のポイントに目を向けてください。
- 直射日光が当たらない
- 温度・湿度が高くない
- 通風孔のまわりにものを置かない
- ホコリや汚れが多くない
以上の4点には要チェックです。
直射日光が当たる場所ではパソコンがさらに熱を持ってしまいます。
できるだけ直射日光が当たらない場所に置いてくださいね。
そして、温度や湿度が高くない場所で作業をしましょう。
熱がこもっている部屋や屋外ではパソコンが熱を持ってしまうので要注意です。
また、ホコリや汚れが多くない、ものが周囲にない場所で扱わなければなりません。
通風孔に入ってしまう危険性もあるので要注意です。
3.修理?それとも交換が良い?
3‐1.パソコンの熱が収まらない場合
いくら熱対策をしてもパソコンの熱が収まらない場合は要注意です。
パソコンの熱をそのまま放置してしまえば故障する危険性が高まります。
熱対策をしても熱がパソコンから逃げない場合は、すぐに修理してもらいましょう。
パソコンの不具合が原因になっている可能性もあります。
パソコンのメーカーに連絡して修理してもらうのが1番です。
ただし、パソコンを使い続けて5年以上経過しているものは別になります。5年以上のパソコンは、修理よりも買い替えが良いでしょう。パソコンの寿命はメーカーや種類によって異なりますが、およそ「5年」です。
5年以上経過すればパソコンが壊れやすくなってしまうでしょう。
そのため、パソコンを修理しても再び故障する恐れがあります。
5年以上経過しているパソコンは買い替えを検討してみてはいかがでしょうか。
3‐2.古いパソコンの処分方法
パソコンを買い替えるとき迷うのが古いパソコンの処分方法です。
古いパソコンでもまだ使えそうなものであれば買い取ってもらうことができます。
処分するよりも買い取ってもらった方がお得ですよ。
パソコンを取り扱っている業者に依頼してください。
買い取ってもらえるかどうか1度査定に出してみましょう。
さまざまな業者があるので複数の業者に査定を依頼すると良いですよ。
最も高いところでパソコンを売ることができます。
まとめ
パソコンが熱くなる原因やパソコンの発熱対策、修理かそれとも交換かについて説明しましたが、いかがでしたでしょうか。
「少ししか熱くなっていないから大丈夫」と思っていてはいけません。
いつの間にかパソコンの熱が大きくなり、誤作動を起こし始めるでしょう。
そのまま放置してしまえば、せっかくパソコンに入っているデータがすべて消えてしまう恐れもあります。
パソコンの発熱で困っている人は、原因を見つけてくださいね。
- パソコンをフル稼働すると熱が絶えず発生する
- パソコンを使う環境に問題がある
- 長時間の使用による不具合
- パソコンの通風孔をキレイに掃除する
- パソコンを利用する「環境」を見直す
- 5年以上使用しているパソコンは買い替える
- 古いパソコンは不用品回収業者に買い取ってもらう
以上のポイントは要チェックです。
パソコンをスムーズに使うためにも発熱対策はしっかりしておきましょう。
対策をしても発熱した場合はパソコンの修理や買い替えを考えた方が良いですよ。