ダンボールの処分で困っている方へ~処分方法と注意点について~

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引越しで要らなくなったダンボールを処分したいと考えている人は必見です。
必要なときは便利になるアイテムですが、要らない場合は邪魔になってしまいますよね。
ダンボールを処分したいけれど、処分方法がわからない人も多いのではないでしょうか。
そこで、ダンボールの処分・回収方法、捨てるときの注意点など、詳しく説明します。
ダンボールの処分方法を知りたい人は、ぜひチェックしてくださいね。

目次

  1. ダンボールの処分方法
  2. 燃えるゴミでは出せない理由
  3. 捨てるときの注意点
  4. まとめ

1.ダンボールの処分方法

引越しの必需品として欠かせない「ダンボール」ですが、不要になったダンボールは邪魔になってしまいます。
ダンボールを処分したい場合、どのような方法があるのか説明しましょう。
正しい処分方法を知り、スムーズに処分してください。

1-1.引越し業者に回収をお願いする

引越しをした場合、使ったダンボールは引越し業者に回収を依頼しましょう。
依頼すれば、ほとんどの引越し業者が合間をぬって、ダンボールを回収しに来てくれます。
しかし、引越し業者も繁忙シーズンになればとても忙しいので、きちんと配慮しなければなりません。
引越し業者に、回収しに来てくれる日にちを尋ね、その日までに処分したいダンボールをまとめておきましょう。
また、こちら側から「翌日までまとめて表に出しておきます」と伝えておけば、玄関先にあることがわかっているので、業者も回収しやすいです。
業者が回収する時間がなければ、自分で持っていくこともできます。
引越し業者が回収しやすいように、きちんとダンボールをまとめて表に出しておいてくださいね。

1-2.不用品回収業者に依頼する

処分したいダンボールが大量にある場合は、不用品回収業者に依頼した方がスピーディーです。
不用品回収業者はダンボールの回収もしているので安心してください。
連絡すれば、すぐに自宅まで回収しに来てくれるでしょう。
わざわざお店に運ぶ必要もありません。
一度に、大量のダンボールが片付けられるのでとても効率的です。
個人だけでなく、業者がダンボールを処分したいときにも利用できますよ。
産業廃棄物として回収してくれるでしょう。
不用品回収業者もたくさんあるので、どこが最も費用が安いのか、比較してみると良いですよ。

1-3.ドラッグストアやホームセンターに持っていく

ダンボールが少量の場合は、近くのドラッグストアやホームセンターで引き取ってもらえるかもしれません。
ただし、お店によってダンボールが要らないケースもあります。
必ずしも、すべてのお店が引き取ってくれるとは限りませんので注意してくださいね。
直接持っていくよりも、事前に電話で問い合わせると良いでしょう。
「このくらいダンボールがあるのですが、引き取ってくれないでしょうか…?」と丁寧に伝えれば、快く引き取ってくれるところもあります。
しかし、ダンボール40枚など、量が多い場合は、お店側も困ってしまうものです。
ダンボールが少量の場合だけ、ドラッグストアやホームセンターで引き取ってもらう方法を選んでください。

2.燃えるゴミでは出せない理由

2-1.ダンボールを自治体のゴミとして出す場合

ダンボールは自治体によって、「粗大ゴミ」や「資源ゴミ」として処分できます。
自治体によってルールが異なるので、自分の住まいはどういう風になっているのか必ずチェックしてください。
粗大ゴミや資源ゴミとして捨てる際、お金がかかります。
料金も自治体によって異なりますが、それほど高くはありません。
粗大ゴミとして出す場合、地元のコンビニやスーパーでシールを購入し、ダンボールに貼り付けます。
そして、指定された回収場所に持っていくのです。
お金をかけたくない場合は、直接リサイクルセンターに持ち込むと良いでしょう。
収集費用がかからないので、ほとんど無料で処分できますよ。

2-2.なぜ“燃えるゴミ”で出せないの?

ダンボールは紙でできているのに、なぜ燃えるゴミとして出せないのでしょうか。
理由は、リサイクル可能対象だからです。
ダンボールは、基本的に「粗大ゴミ」か、または「資源ゴミ」で回収されます。
古紙やペットボトルと同様、リサイクルできるものになるので、捨てるのは非常にもったいないのです。
再資源化できるものなら、積極的にリサイクルしていかなければなりません。
日本は、現在、ゴミ問題を抱えています。
家庭で排出されるゴミの量を少しずつでも減らしていかなければ、ゴミ問題は解決できないでしょう。
少しでもゴミの量を減らすために、ダンボールのような素材は、新しい資源として再利用されているのです。
ダンボールを処分する際は、燃えるゴミとして出さないように気をつけてくださいね。

3.捨てるときの注意点

3-1.置き場所に要注意

ダンボールをある程度まとめてから捨てたい場合、たまるまで空いているスペースにダンボールを保管すると思います。
保管するとき、場所に注意しなければなりません。
ダンボールは、リサイクル価値があるものなので、太陽の光や雨による劣化がひどいと回収してもらえない可能性があります。
リサイクル価値がなくなってしまうのです。
そのため、保管する場合は、直射日光や雨風にさらされない場所で保管してください。
ある程度ためてから処分する人もいますが、保管期間は最低でも2か月が限度でしょう。
2か月~3か月を目安にためてくださいね。
できるだけ、ダンボールは早めに処分することをオススメします。

3-2.業者に依頼する際の注意点

ダンボールを業者に依頼する際、注意しなければならないことがあります。
業者の中には、きちんと正しい方法で処分しない悪徳業者もいるのです。
実際に、悪徳業者にだまされ、お金をだましとられたという人もたくさんいます。
悪徳業者に引っかからないためにも、「本当に信頼できる業者かどうか」確認してください。
産業廃棄物運搬許可証を持っているところは、安心して依頼できるでしょう。許可証を持っていないところは、悪徳業者の可能性が非常に高いです。
また、インターネットで口コミや評判をチェックすることも忘れないでください。
口コミには、実際に利用した人の感想が載っています。何よりも有力な情報源になるので、必ずチェックしましょう。
いくつかの業者から見積書を出してもらい、比較するのも良い方法です。
比較すると、どこが最も安いのか、自分に合っているサービスかどうか判断しやすくなるでしょう。

4.まとめ

ダンボールの処分方法や燃えるゴミに出せない理由、注意点について説明しましたが、いかがでしたでしょうか。
さまざまな方法があるので、どれが1番自分に合っているのか、チェックしてください。
正しい方法で処分するためにも、欠かせない知識ばかりです。

  • 引越し業者に回収を依頼する
  • 不用品回収業者に依頼する
  • ドラッグストアやホームセンターに持っていく
  • 粗大ゴミか、または資源ゴミとして出す
  • 資源を再利用するために燃えるゴミとして出せない
  • 置き場所に注意する
  • 信頼できる業者に依頼する

スムーズに処分するためにも、以上の点は必ず抑えましょう。
ダンボールは、リサイクルできるものです。
そのまま処分すると、再利用できるものができなくなってしまいます。
きちんと正しい方法で処分し、リサイクルに回しましょう。
1人1人が心がければ、ゴミの量も減らすことができます。地球にやさしいエコ活動ができるでしょう。