炊飯器の捨て方|不燃ゴミ・粗大ゴミの判断基準と無料処分の方法
2026/03/09
「炊飯器って、燃えないゴミで捨てていいの?」「内釜だけ先に捨てても大丈夫?」炊飯器を処分しようとして、ふとそんな疑問が浮かんだことはありませんか。
実は炊飯器は、サイズや内蔵電池の有無によって捨て方が変わる、意外と判断が難しい家電のひとつです。何も確認せずにゴミ袋に入れてしまうと、収集してもらえなかったり、最悪の場合は処理施設での火災事故につながる可能性もあります【注1】。
そこで本記事では炊飯器の正しい捨て方をわかりやすく解説します。「自治体のゴミとして出す」「小型家電リサイクルに出す」「無料で回収してもらう」など、あなたの状況に合った方法が見つかるはずです。
この記事は次のような方におすすめです。
- 炊飯器を不燃ゴミで捨てていいのか、粗大ゴミになるのか判断に迷っている方
- 内蔵されているリチウム電池の正しい処分方法を知りたい方
- 炊飯器をはじめ、古いパソコンや家電をまとめてスッキリ処分したい方
炊飯器の捨て方4選
炊飯器を処分する方法は大きく4つあります。まずは自分の状況(炊飯器のサイズ・状態・手間のかけられる量)に合わせて選んでみてください。
| 方法 | 費用の目安 | 手間 | こんな人に向いている |
|---|---|---|---|
| 不燃ゴミ・粗大ゴミ | 0〜1,000円程度 | 少〜中 | 自治体のルールで出したい方 |
| 小型家電リサイクル | 無料〜数百円 | 少 | 環境に配慮して処分したい方 |
| 家電量販店の引き取り | 数百円〜 | 少 | 新しい炊飯器を購入予定の方 |
| 無料回収サービス | 無料 | 少 | 他の不用品もまとめて処分したい方 |
不燃ゴミ・粗大ゴミとして出す
多くの自治体では、炊飯器は「不燃ゴミ(燃えないゴミ)」として処分できます。ただし、一辺が30cm以上になると「粗大ゴミ」扱いになる自治体が多く、その場合は事前に粗大ゴミ受付センターへ申し込みが必要です【注2】。
費用は自治体によって異なりますが、粗大ゴミとして出す場合は250〜1,000円程度が目安です。まずはお住まいの自治体のウェブサイトで「炊飯器 ゴミ」と検索し、分別ルールを確認してみましょう。
なお、炊飯器の「内釜」は金属製のため、本体とは別に「不燃ゴミ」や「金属ゴミ」として出せる自治体が多いです。本体と内釜を分けて出すことで、それぞれのゴミの日に合わせて処分できます。ただし「本体と内釜はセットで粗大ゴミ」としている自治体もあるため、事前確認が安心です。
小型家電リサイクルに出す
炊飯器は「小型家電リサイクル法」の対象品目です【注3】。市区町村の回収ボックスや、認定事業者の回収サービスを利用することで、レアメタルなどの資源を適切にリサイクルすることができます。
回収ボックスは市役所・区役所・家電量販店などに設置されていることが多く、費用は無料〜数百円程度です。ただし、投入口のサイズに制限がある場合があるため、大きめの炊飯器は事前に確認が必要です。
小型家電リサイクルは「環境に配慮して処分したい」という方にとって特におすすめの方法です。炊飯器に含まれる鉄・アルミ・銅などの金属は、適切にリサイクルされることで新しい製品の原材料として再利用されます。手間はほとんどかからず、費用も抑えられるため、近くに回収ボックスがある方はぜひ活用してみてください。
家電量販店の引き取りサービスを利用する
ケーズデンキやヨドバシカメラなど、多くの家電量販店では不要な家電の引き取りサービスを行っています。新しい炊飯器を購入する際に古い炊飯器を引き取ってもらえることが多く、数百円程度の費用で処分できます。
購入なしでの引き取りに対応しているかどうかは店舗によって異なるため、事前に確認しておくと安心です。
無料回収サービスに申し込む
炊飯器単体での処分に費用や手間がかかる場合、不用品の無料回収サービスを利用するのも一つの方法です。後ほど詳しく紹介しますが、古いパソコンなどと一緒に送ることで、炊飯器も無料で処分できるサービスがあります。
【確認必須】内蔵リチウム電池の扱い方
炊飯器を捨てる前に、必ず確認しておきたいのが「リチウム電池(コイン型電池)の有無」です。
炊飯器には、停電時でも時刻や予約設定を保持するためのリチウム電池(コイン型)が内蔵されていることがあります。このリチウム電池は、不燃ゴミや粗大ゴミと一緒に出してしまうと、ゴミ収集車や処理施設での火災・爆発事故につながる危険性があります【注1】。
なお、コードレス掃除機などに使われる「リチウムイオン電池(充電式)」とは異なり、炊飯器に内蔵されているのは一般的に「リチウムコイン電池(CR2032など)」です。取り外しが比較的容易なケースもありますが、機種によって内部構造が異なるため、メーカーの取扱説明書を確認するか、メーカーのサポートに問い合わせるのが確実です。
電池の処分方法
取り外したリチウムコイン電池は、自治体の「有害ゴミ」として処分するか、家電量販店などに設置されているJBRC(一般社団法人JBRC)の回収ボックスに持ち込みましょう【注4】。
電池の端子部分にテープを貼って絶縁してから捨てると、より安全に処分できます。テープは絶縁テープでなくても、セロハンテープやマスキングテープで代用できます。「電池のプラスとマイナスの両面を覆う」ことが重要です。
電池を取り外せない場合は?
「説明書がない」「分解が難しそう」という場合は、無理に取り外す必要はありません。粗大ゴミとして出す際に「電池内蔵」と申告するか、後述の無料回収サービスを利用するのが安心です。
また、「自分の炊飯器にリチウム電池が入っているかどうかわからない」という場合は、炊飯器の底面や背面に貼られているシールを確認してみてください。「リチウム電池内蔵」「Li-ion」などの記載があれば電池が入っています。記載がなくても不安な場合は、メーカーのカスタマーサポートに問い合わせるのが確実です。
パソコンなどと一緒に無料で処分する方法
「自治体の手続きが面倒」「電池の取り外しに自信がない」という方には、パソコン処分本舗の無料回収サービスを利用する方法があります。
パソコン処分本舗では、不要になった電子レンジ・炊飯器などの生活家電を、パソコンやスマートフォンなどの送料無料対象品目と一緒に送ることで、無料で回収しています。段ボールに梅包して元払いで送るだけで、手続きは以上です。着払いは利用できない点にご注意ください。
「炊飯器だけを処分したい」という場合は宅配での対応が難しいケースもありますが、古いパソコンや使わなくなったスマートフォンが家にある方は、この機会にまとめて処分するのがおすすめです。「少し孤独な家電の処分方法がわからなくて困っていた」というお客様からもよくご相談をいただきます。まずはお気軽にお問い合わせください。
詳しい回収条件や対応品目は、電子レンジ・炊飯器の回収ページをご確認ください。不明な点はお問い合わせフォームからお気軽にご相談ください。
よくある質問
Q. 内釜だけ先に捨てても大丈夫ですか?
A. 内釜は金属製のため、多くの自治体では「不燃ゴミ」や「金属ゴミ」として出せます。ただし、本体と内釜を別々に出す場合は、それぞれの分別ルールに従ってください。自治体によっては「炊飯器本体と内釜はセットで粗大ゴミ」としている場合もあるため、事前に確認しましょう。
Q. 壊れた炊飯器でも回収してもらえますか?
A. パソコン処分本舗では、故障・動作不良の炊飯器でも回収対応しています。「電源が入らない」「内釜がない」といった状態でもお気軽にご相談ください。
Q. 炊飯器を粗大ゴミに出すとき、内釜は外す必要がありますか?
A. 基本的には本体に入れたままで問題ありません。ただし、自治体によっては「内釜は別途不燃ゴミで出してください」と案内している場合もあります。粗大ゴミの申し込み時に確認しておくと安心です。
Q. 炊飯器を捨てる前に、リセットや初期化は必要ですか?
A. 炊飯器にはパソコンやスマートフォンのような個人情報は基本的に保存されていないため、特別な初期化は不要です。ただし、予約設定などが気になる場合は、取扱説明書に従って設定をリセットしておくと安心です。
Q. 電子レンジと炊飯器をまとめて処分したいのですが?
A. パソコン処分本舗では電子レンジも回収対象です。炊飯器と電子レンジをまとめて段ボールに梱包してお送りいただけます。パソコンなどの送料無料対象品目と一緒にお送りいただくと、より手軽に処分できます。
まとめ
炊飯器の捨て方は、サイズと内蔵電池の有無によって変わります。 30cm以下なら不燃ゴミ、それ以上は粗大ゴミ」が基本の目安ですが、お住まいの自治体のルールを必ず確認してください。
また、リチウム電池が内蔵されている場合は、そのままゴミに出すと火災事故の原因になります。取り外して有害ゴミとして処分するか、無料回収サービスを利用するのが安全です。
「どの方法が自分に合っているかわからない」という方は、下記の表を参考にしてみてください。
| あなたの状況 | おすすめの方法 |
|---|---|
| 手間と費用を最小限に押えたい | 不燃ゴミ(無料)または小型家電リサイクル(無料~) |
| 新しい炊飯器を購入予定 | 家電量販店の引き取りサービス |
| 電池の取り外しが不安・他の家電もまとめて処分したい | パソコン処分本舗の無料回収サービス |
| 環境に配慮して処分したい | 小型家電リサイクル回収ボックス |
「さあ、今日こそ片付けよう」と思ったら、まず以下のステップで動いてみてください。
今日からできるアクションプラン
- 炊飯器のサイズを測る:一辺が30cm以上かどうかを確認し、不燃ゴミか粗大ゴミかを判断する
- 電池の有無を確認する:取扱説明書や底面のシールで「リチウム電池内蔵」の記載がないかチェックする
- 家の中の不用品を見渡す:古いパソコン・スマートフォン・周辺機器があれば、炊飯器と一緒にまとめて処分するとお得で手間も省ける
使わなくなった家電を手放すと、キッチンがすっきりするだけでなく、毎日の気分も少し軽くなります。「いつか捨てよう」と思いながら何年も置いてある炊飯器があれば、ぜひこの機会に一歩踏み出してみてください。
まとめて処分したい方や、処分方法に迷っている方は、お問い合わせフォームからお気軽にご相談ください。
参考文献
- 【注1】 環境省「廃棄物処理法に基づく適正処理」https://www.env.go.jp/recycle/waste/
- 【注2】 横浜市「炊飯器を処分したいのですが」https://www.sodai-faq.city.yokohama.lg.jp/faq/show/513
- 【注3】 環境省「小型家電リサイクル法(使用済小型電子機器等の再資源化の促進に関する法律)」https://www.env.go.jp/recycle/recycling/raremetals/law.html
- 【注4】 JBRC「一般の方へ:リサイクルの流れ」https://www.jbrc.com/general/recycle_flow/






