レノボのパソコンを処分する方法とは? 上手に処分するコツをご紹介

はてなブックマークに追加 Twitterでシェア Facebookでシェア

「レノボのパソコンを処分したいけれど、方法が分からない」など、処分で悩んでいる方は多いでしょう。処分方法をきちんと把握しておかなければ、パソコン内部に含まれているデータが外部に流出する可能性があります。また、できるだけ処分費用を抑えたいですよね。正しい処分方法を把握しておけば、上手かつスピーディーに廃棄できるでしょう。そこで、本記事では、レノボのパソコンに関する基礎知識・処分前にすべきこと・処分方法・業者による回収などについて説明します。

  1. レノボとは?
  2. レノボのパソコン~処分前にすべきこと
  3. レノボのパソコン処分~自分で行う場合
  4. レノボのパソコン処分~中古需要について
  5. レノボのパソコン処分~専門業者による回収について
  6. レノボのパソコン処分に関してよくある質問

この記事を読むことで、レノボのパソコンを正しく処分するための知識を身につけることができます。悩んでいる方は、ぜひチェックしてください。


1.レノボとは?

レノボとは、どのようなメーカーなのでしょうか。レノボパソコンの特徴・人気機種について説明します。

1-1.レノボパソコンの特徴について

レノボは、主に、ビジネス・法人向けに開発されているパソコンメーカーです。1984年に中国で生まれたパソコンメーカーで、2004年IBM(アイビーエム)社に買収されました。2006年に本社をアメリカノースカロライナ州に移転し、2013年PC市場の世界シェアで第1位を獲得したのです。レノボのパソコンは丈夫であること・ビジネス向けとして定評があること、この2点が特徴といえるでしょう。

1-2.人気機種

レノボのパソコンは、ノートパソコンに人気が集まっています。特に、初心者向けとして販売している「E440」というモデルが人気機種の1つです。初心者向けに作っているため、基本的な性能を押さえています。さらに、E440モデルは小さすぎず大きすぎない14インチ液晶ディスプレイが搭載されているのです。14インチの液晶ディスプレイは、パソコンで使いやすい画面だといわれています。

2.レノボのパソコン~処分前にすべきこと

不要になったパソコンを処分する前に、必ずやらなければならないことがあります。では、早速チェックしていきましょう。

2-1.パソコンのデータ消去

パソコン処分前は、内部に含まれているデータを消去しなければなりません。必要性・トラブル、データ消去方法について説明します。

2-1-1.必要性・トラブルについて

データを消去しないでパソコンを処分すれば、外部に流出する可能性があります。実際に、ノートパソコンのデータが流出し、名前・写真・クレジットカード情報などを悪用されたというトラブルが起きているのです。パソコンには、個人情報からインターネットゲームのID・パスワード、ファイルなど大切なデータが残ります。また、仕事で使っている場合、取り引き先や顧客情報なども流出してしまうのです。トラブルを防ぐためには、きちんと処分前にデータを消去しておかなければなりません。

2-1-2.データの消去方法

主に、専用ソフトを使用して消す論理的消去法と、HDDを破壊する物理的消去法となります。専用ソフトは、パソコン販売店や家電量販店などで購入するか、無料ソフトをダウンロードして使うことが可能です。物理的に破壊する消去法は、自分でHDDを取りはずさなければなりません。その場合、HDDのガラス破片でケガをするおそれがあるでしょう。物理的破壊よりも、専用ソフトのデータ消去をおすすめします。自分で消去できない方は、業者に依頼するのも選択肢の1つです。

2-2.データの移行方法

消去前に、大切なデータを移行しておかなければなりません。データの移行方法としては、USBなど保存メディアの使用、またはネットワーク経由で移行することも可能です。新旧のパソコンをUSBケーブルでつなげば、簡単にデータが移行できるでしょう。また、共有フォルダを利用してネットワーク経由で移行すれば、大容量のデータもまとめて移行できます。

2-3.周辺機器について

マウス・キーボード・ルーター・モデム・ケーブル類などの周辺機器を、まとめて処分してくれる業者があります。また、小型家電として自治体回収を行っている地域もあるため、要らない周辺機器をまとめておきましょう。

2-4.注意点

データを消去する際に、初期化をする人がいますが、それでは完全に消去できません。なぜなら、復元ソフトを使用すれば、データが復元できるからです。初期化をしてもパソコン内部に保存されたデータは完全に消えないことを、覚えておいてくださいね。

3.レノボのパソコン処分~自分で行う場合

レノボのパソコンを自分で処分する場合、どのような方法があるのでしょうか。

3-1.メーカー回収で処分する

パソコンには、銅・レアメタル・鋼などの貴重な資源が豊富に含まれています。それらの資源を再資源化するために、PCリサイクルマークがついているパソコンはメーカーによる回収が義務づけられているのです。一体どのような内容なのか、詳しくチェックしておきましょう。

3-1-1.適応機種

レノボがパソコン回収を行っているのは、PCリサイクルマークがついている以下の機種です。

  • ノートブックパソコン本体
  • デスクトップパソコン本体
  • CRT(ブラウン管)ディスプレイ
  • LCD(液晶)ディスプレイ
  • ディスプレイ一体型パソコン

3-1-2.処分方法・料金について

レノボによる回収方法は、PCリサイクルお申し込み窓口(0120-559-592)から申し込みが必要です。受付窓口で申し込みをした後、料金支払い用紙が送られてきます。リサイクルマークがついているパソコンは無料回収が可能なので、支払いは必要ありません。輸送伝票が送られてくるため、必要事項を書きこんでください。郵便局による戸口回収または持ちこみによって、回収完了となります。詳細は、こちら(レノボ公式ホームページ)をご覧ください。

3-1-3.PCリサイクルマークのあるもの、ないものについて

レノボの場合、2006年1月以降にPCリサイクルマークがない製品を購入した方に向けて、PCリサイクルマークを無償で提供しています。Web・FAX・郵送での申しこみが可能なので、詳細はこちら(レノボ公式ホームページ)をチェックしてください。
2006年1月以前のパソコンに関しては、リサイクル料金が3,000~4,000円かかるので注意が必要です。リサイクル料金が必要な場合は、料金支払い用紙を持って、郵便局またはコンビニエンスストアで支払わなければなりません。

3-2.自治体回収で処分する

自治体で処分する場合の方法、料金、メリット・デメリットについて説明します。

3-2-1.回収方法・料金について

自治体の中には、ノートパソコンなどの小型家電を回収しているところがあります。周辺機器など小型家電を処分する場合は、自治体が設置している「小型家電回収ボックス」に投函(とうかん)できるかどうかがポイントです。投函できるサイズであれば、無料で処分できます。自治体によって処分方法が異なるため、事前に確認しておきましょう。

3-2-2.メリット・デメリット

自治体で処分するメリットは、無料で処分できることでしょう。しかし、ほとんどの自治体ではパソコンを処分回収していません。また、無料で処分できるのは、小型家電回収ボックスに投函できるサイズの小型家電だけです。

4.レノボのパソコン処分~中古需要について

レノボのパソコンは、中古需要があるのでしょうか。中古として人気のある機種・特徴、リセール方法、それぞれのメリット・デメリットについて説明します。

4-1.中古需要はあるのか

2013年に世界シェア第1位を獲得したレノボは、日本でも需要が高まっています。レノボのパソコンは、国内メーカーよりも安価で販売されているため、学生の利用者も増加中です。さらに、安く購入したい方は、中古のレノボパソコンを選んでいます。注目されているパソコンメーカーだからこそ、中古需要も高めといえるでしょう。

4-2.人気機種・特徴

中古で多く販売されているのは、デスクトップパソコンではなく、ノートパソコンです。特に、性能が高めでスタンダードなタイプとなる15.6型ノートパソコンの「V310」は人気が集まっています。有線LAN・テンキー・DVDスーパーマルチドライブなど、ノートパソコンに必要な機能ほぼすべてに対応しているパソコンです。

4-3.リセール方法

リセール方法としては、買取業者・リサイクルショップ・ネットオークションなどがあります。パソコン本体や周辺機器を買い取っているお店はたくさんあるので、近くに店舗があるかどうか確認すると良いでしょう。

4-4.それぞれのメリット・デメリット

買取業者・リサイクルショップの中には、持ちこまなければならないところがあります。すぐに、その場で査定をしてくれますが、手間がかかるでしょう。また、利用者が増加しているネットオークションは、自分で出品額を決めることができる点がメリットです。しかし、写真掲載や説明文の記入・梱包(こんぽう)などが必要になるため、時間と手間がかかります。

5.レノボのパソコン処分~専門業者による回収について

処分方法で悩んでいるときは、専門業者への回収依頼がおすすめです。ここでは、具体的な回収方法・選び方・メリットについて説明します。

5-1.パソコンリユース業者による回収

パソコンリユース業者は、内部に含まれている貴重な資源をリサイクルします。リサイクル料金・運搬費用がかかるところもありますが、パソコン・不用品を無料回収している「パソコン処分本舗」は無料回収が可能です。宅配回収・持ちこみ回収・出張回収から選択でき、電話またはホームページから申し込みができます。壊れているパソコンでも回収可能なのでご安心ください。

5-2.パソコンリユース業者の選び方

どのパソコンリユース業者を選べば良いのか分からない方は、以下のポイントに注目してください。

  • 丁寧でスピーディーな対応か
  • 回収方法が選択できるか
  • リサイクル料金・送料がかからないか
  • 即日対応も可能か
  • 壊れているパソコンでも回収してくれるか
  • データ消去サービスも実施しているか
  • 無料回収の理由が記載されているか

5-3.メリット

業者によって異なりますが、「パソコン処分本舗」では周辺機器も引き取り可能です。さらに、データ消去サービスも行っているため、方法が分からない方でも安心できます。必要な方には、有料でデータ消去証明書を発行しているのでご相談ください。また、宅配回収の場合、対象商品が1点でもあれば送料はかかりません。対象商品は、デスクトップパソコン・ノートパソコン・液晶モニター・タブレット端末・スマートフォン・ゲーム機など幅広いのです。

6.レノボのパソコン処分に関してよくある質問

レノボのパソコン処分に関してよくある質問を5つピックアップしてみました。

Q.メーカーで回収してもらうメリット・デメリットとは?
A.PCリサイクルマークがついているパソコンなら、無料で処分できます。しかし、PCリサイクルマークがついていない場合はリサイクル料金がかかったり、回収対象外のものは回収してもらえない点がデメリットです。

Q.レノボによる回収で、リサイクル対象外となっているものとは?
A.別売のパソコン周辺機器・タブレット・ワークステーション・サーバー・プリンター・HDDビデオレコーダー・ワープロ専用機・PDAです。

Q.業者で行うデータ消去法とは?
A.「パソコン処分本舗」の場合、論理的消去機・物理的破壊機・垂直磁気記録方式HDD対応大型イレーサーと、専用機器で消去しています。最新の消去機器でデータを完全消去しているのでご安心ください。

Q.法人でも業者へ依頼できるのか?
A.業者の中には、法人対応を行っていない業者があります。業者のパソコンは、産業廃棄物扱いとなるため、処分を受けつけていないところが多いのです。しかし、「パソコン処分本舗」では法人向けの回収も行っているので、お気軽にご相談ください。

Q.無料回収業者に依頼する際の注意点は?
A.なぜ無料回収ができるのか、「無料回収の理由」がきちんと記載されているのか確認してください。きちんと記載されていない業者は、不正業者の可能性があります。

まとめ

いかがでしたか? レノボパソコンの処分方法は、メーカーによる回収・自治体回収・リセール・業者に依頼する方法があります。それぞれメリット・デメリットが異なるため、きちんと把握して状況・ライフスタイルに合った方法を選択してください。処分費用をかけたくない・PCリサイクルマークがついていないパソコンを処分したい場合は、業者への依頼がおすすめです。「パソコン処分本舗」は、壊れているパソコンでも無料回収をしています。ぜひ1度、問い合わせてみてはいかがでしょうか。