【解決!】急な来客でも慌てない!部屋の嫌なにおいを消す5つの消臭方法は?

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お友達や知人の家に行って、部屋の臭いが気になった経験はありませんか?カレーの臭いや魚を焼いた後であれば、自分でも家の臭いに敏感です。ペットやたばこなど、日頃から家の臭いが気になっている人は来客時に慌ててしまうことも多いでしょう。 しかし、臭いの原因が生活臭となれば、住んでいる本人は、意外と気が付かないものなのです。そこで今回は、部屋の嫌な臭いを消す消臭方法をご紹介します。部屋の臭いが気になる人はぜひ読んでみてください。

  1. 部屋の臭いの原因とは?
  2. 5つの消臭方法
  3. 部屋の臭い対策には

1.部屋の臭いの原因とは?

家には人それぞれ独特な臭いが染みついています。友達や親戚の家に行くと「臭いがするな」と感じることも少なくないでしょう。人の家の臭いには様々な原因があります。

1-1.生活臭

生活臭はその言葉通り、生活をする中で発生する、さまざまな臭いのことです。生活臭は、住む人の生活スタイルで左右されます。掃除や換気をこまめに行い、洗濯物も外に干す家庭では、比較的臭いも抑えられているでしょう。臭いの強い食べ物を好む人は体臭も強くなるのです。体臭は、自分が気づかないうちに洋服やソファー・カーテン・寝具などに染み込み独特の臭いとなって部屋中を漂います。

1-2.キッチン

部屋の臭いで一番注意しなければいけない場所はキッチンです。リビングとキッチンが同じ空間にある間取りの場合、キッチンや排水溝から漂う臭いが部屋中に広がっている可能性があるでしょう。香辛料やニンニク料理が好きな人は、部屋全体がスパイシーな臭いに包まれている恐れもあります。また、魚をさばいた後の生臭い臭いにも注意が必要です。

1-3.靴・げた箱・玄関

足の裏は1日でコップ1杯の汗をかくと言われています。多くの汗を吸収し蒸れた靴は悪臭の根源!来客だけでなく宅配便や郵便が届いた際にも、玄関扉を開けた途端、臭ってしまうでしょう。また、床掃除をしていないお店の油や出かけた際のトイレなど、靴はさまざまな悪臭を部屋の中に持ち込む原因になります。梅雨時期の傘もよく乾かさないと、生乾きの臭いが気になるでしょう。

1-4.ペットやたばこ

ペットがいる家庭では、ペットのトイレや体臭が臭いの原因です。特に猫のおしっこは強い臭いを放ち、家の外にいても臭う場合もあります。ペットの数が増えれば増えるほど、臭いは強くなるでしょう。また、部屋の中でたばこを吸う人は、壁紙にヤニが付着し、たばこ臭くなります。

1-5.クローゼット

部屋の悪臭には、洋服が入っているクローゼットが原因になっている場合もあります。日頃から洗濯をマメにしない人の洋服には体臭や汗の臭いが強く残っていることでしょう。さらに、洗濯物を部屋干しにする人は生乾きの臭いが気になることも多いです。焼き肉屋や居酒屋など、臭いがつきやすい飲食店に行った服を、臭い対策もなしにクローゼットにしまう人も要注意!体臭とたばこ、お店の臭いなどが混ざると独特な悪臭となり生活臭としてお部屋全体が臭う原因になります。

2.5つの消臭方法

部屋の嫌な臭いを取る消臭方法をご紹介しましょう。即効性のある方法急な来客時に大変役に立ちますよ。

2-1.換気する

部屋の臭いがこもらないようにするために1日数回換気を行いましょう。朝起きたとき、帰ってきたときに行うだけでも、効果があります。また、空気清浄機を利用し、部屋の空気が常に循環するよう心掛けましょう。換気は、空気の入り口となる窓を15センチほど開け、空気の出口となる窓を全開にしてください。2つの窓の開けることで、より風の通りがよくなります。

2-2.急な来客にはお酢

お酢には昔から殺菌と消臭効果があると言われ掃除に使う人も多いです。ペットの臭いが気になる床や壁には、お酢を水で薄めたものをスプレーし、拭くだけで消臭できます。お酢なのでなめても大丈夫。小さな子供がいるご家庭にも安心です。
また、急な来客には、水で薄めたお酢を含んだタオルを固く絞り、ぶんぶんと振り回してください。濡(ぬ)れたタオルが臭いの粒子を吸着し、素早く臭いを消すことができるのです。臭いの粒子を取った後、市販の芳香スプレーやアロマを使うと効果が高まります。

2-3.重曹を使う

重曹をそのまま容器に入れ、部屋に置いておくだけでも効果があります。臭いのつきやすいカーペットや絨毯にもおすすめ!粉状の重曹をカーペットにまぶし、一晩置きます。翌日、掃除機で吸い取れば、臭いの元を重曹が吸着し消臭効果抜群。ソファーやカーテンには、重曹を水に溶かしたものをスプレーボトルに入れれば自作の消臭剤になります。

2-4.茶葉を炒(い)る

どこのご家庭にもある茶葉。種類は何でも構いません。ウーロン茶や麦茶パックでも、湿気てしまったものでも使えます。茶葉をフライパンに敷き詰めて火にかけてください。水や油は必要ありません。火にかけてしばらく待つと、茶葉の色が茶色く変わり香りが出てきます。茶葉の香りは消臭効果があり部屋全体をいい香りで包んでくれるでしょう。炒(い)った茶葉は、臭いが気になるところに置いておくと消臭効果があります。

2-5.消臭グッズを使う

消臭グッズと言っても市販の消臭スプレーではありません。市販のものは消臭効果が高くても、環境や身体に悪い影響を及ぼすこともあります。ペットや赤ちゃんがいる家庭では特に気になる部分でしょう。そこで、身体に優しいナチュラル素材の消臭グッズをおすすめしています。たとえば「炭」です。消臭効果の強いアイテムとして昔からげた箱や冷蔵の内の臭い消しに使われています。また、灰皿に使い終わったコーヒーの抽出カスを入れておくと、ヤニ臭さを消す効果があるでしょう。たばこを吸うことが多い会社の事務所などでもよく使われている方法です。

3.部屋の臭い対策には

部屋に嫌な臭いが定着しないように、臭い対策を行いましょう。先ほどご紹介した5つの消臭方法と一緒に行うと、より効果的です。

3-1.ゴミや食べ物を放置しない

キッチンでは、日頃から生ごみや食べかすを放置しないように注意してください。食べかすを放置すると排水溝のヌメリの原因にもなります。また、臭いの強いカップラーメンも食べ終わった後、すぐに捨てましょう。三角コーナーは置かず、料理するたびに生ごみを捨てるようにすれば、ゴミが溜(た)まることがありません。排水溝には、消臭・抗菌作用のある重曹とクエン酸をふりかけておくと臭いを防げます。

3-2.布系は定期的に洗濯

臭いがついて取れにくい布製品は、定期的に洗濯しましょう。洗濯物は、部屋干しせず、日の当たる場所で干します。日光に当たると抗菌作用も増し、臭いも取れるでしょう。焼き肉屋など服に臭いがつくお店から帰ったら、着ていた洋服はすぐに洗うか、重曹スプレーした後、外に干してください。ぬいぐるみやソファーカバーも定期的に洗濯しましょう。

3-2.アロマを使う

リラックス効果や集中力を高める効果のあるアロマオイル。アロマオイルはディフューザーを使い香りを楽しむほか、容器に入れた重曹に数滴たらし、臭いの気になる場所に置いておくといいですよ。100%自然のアロマオイルを数滴、精製水で薄めれば、天然の芳香剤の出来上がり。スプレーボトルに入れ、カーテンやソファーにスプレーしましょう。お気に入りの香りを選んで、お部屋をいい香りに包んでください

4.まとめ

いかがでしたでしょうか?今回は、部屋の嫌な臭いを消す消臭方法をご紹介しました。

  • 部屋の臭いの原因とは?
  • 5つの消臭方法
  • 部屋の臭い対策には

部屋の臭いは自分ではなかなか気づかないものです。臭いがないと感じても実は臭っていることもあります。ニンニク料理やスパイスを使った料理は部屋中に臭いを広げる原因になるでしょう。日頃から臭い元となる行動は控え、消臭対策を積極的に行うことで改善できます。ぜひ試してみましょう。