工夫しだいで狭い家を広く開放的に!家具や配置などのコツを覚えよう

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住宅環境はそれぞれ異なりますが、土地の形状や建ぺい率の問題でどうしても家が狭くなってしまうことがあります。狭い家だと窮屈に感じてしまい、家にいると息苦しいと思うこともあるでしょう。
狭い家だから仕方がないと諦めていませんか?家は広さではなく、家具をどのように配置するかで変わってきます。また、間取りや収納にひと工夫するだけで、空間を有効活用できるのです。
今回は、狭い家のいかに広く見えるようにするか、快適な空間に変化できるかを考えていきたいと思います。狭い家で悩んでいる方は、模様替えなどの参考にしてみてください。

  1. 狭い家でも快適に暮らすコツ
  2. 収納のポイント
  3. 荷物を減らす方法
  4. まとめ

1.狭い家でも快適に暮らすコツ

人口が密集している地域や都心では、特に狭い家が多いものです。リビング・キッチン・寝室のどこを取っても狭くてつらいと嘆いていませんか? 家が狭くても、アイデアしだいで、広く見えるようにできるのです。
コツを知っておくと、快適な暮らしにするヒントにもなります。ぜひ試してみてください。

1-1.広く見えるポイント

インテリアへのこだわりやおしゃれな空間は、広い家に限られたことではありません。創意工夫することは、狭い家にも共通しています。狭いからこそ、住む人のセンスが問われるといっても過言ではありません。
狭い家を広く感じられるようにするためには、大きな家具を配置しないようにしてみましょう。背の高い家具や大きなものは、圧迫感を抱いてしまいます。背の低い家具に変えるだけで、天井も高く見えて快適に感じられるでしょう。最も実践しやすく、わかりやすいポイントです。

1-2.鏡を利用してみる

大きな家具は圧迫感を抱いてしまいますが、大きな鏡は部屋を広く感じることができるアイテムです。鏡は機能的にも便利ですし、寝室やリビングに置くと明るさも増します。
鏡に対面の風景が映り込み、奥行きのある空間に仕上がるのです。外の景色が見える場所に置くと、開放感も抜群によくなります。鏡は、フレームや素材をほかの家具に合うものを選び、統一感が出るようにしてみてください。

1-3.シンプルな柄のカーテンを選ぶ

カーテンの柄を選ぶとき、ごちゃごちゃした柄や華やかな印象のものにしていませんか?カーテンは小さな生地だと柄は気にならないでしょう。しかし、いざ部屋に使うと狭く感じるものもあるのです。
なるべくシンプルな色と柄を選ぶだけで、ぐっと広く開放的な印象に変わります。濃い色合いの家具を使っている場合は、なるべく明るく淡い色合いのカーテンを選ぶ方が広く感じることができるでしょう。

1-4.迷ったときは白を基調に

家具やカーテン選びはとても難しく、部屋を広く快適に使うためにも重要なポイントです。色選びも同様で、選んだ色で狭くもなり広くもなります。
もしも色選びに迷うことがあるのなら、白を基調にしてみてください。白は光を反射し、広く感じることができて効果的です。

1-5.1つで2つの機能を持った間取りを

狭い家では、ダイニングスペースとリビングスペースを分けにくいこともあります。両方を実現しようと思うと、家具だけで狭くなってしまうこともあるでしょう。
思いきって1つで2つの機能を持った間取りに変えてみませんか?リビングスペースで食事ができるようにソファとテーブルを使い、余計な家具を買わないようにするとすっきりします。間取りを工夫することも、とても重要なアイデアです。

1-6.床が見えるようにする

狭い家を広く開放的に仕上げるためには、床がなるべく多く見えるようにすることを意識してみてください。床が見えるだけで広く見え、とても気持ちがいい空間に仕上がります。
もし敷物でアクセントをつけたいなら、ラグなど小さなものを選ぶようにしてみてください。

2.収納のポイント

狭い家では、収納をいかに上手に使うかで空間を有効活用できるのです。家にある収納以外でも、収納スペースを増やす方法はありますので、ぜひ参考にしてみてください。

2-1.入れ子構造の収納を使う

家具を増やすと、どんどん場所を占領していきます。さまざまな家具が販売されていますが、入れ子構造のものを選んでみてはいかがでしょうか?大きな家具の中に仕舞(しま)える構造なら、邪魔にならず使いやすくて便利です。

2-2.壁面に収納を集める

家具を配置するときのポイントは、収納を壁のどちらかに集めることです。なるべく壁際が平坦(へいたん)になるように意識し、収納と壁の一体化を目指してみてください。収納がでこぼことして見えるだけで、ごちゃごちゃした印象に見えてしまい、視界が悪くなります。

2-3.ロフトスペースを作る

床に配置する収納だけではなく、ロフトを作ってみてはいかがでしょうか?寝室ならベッドに使え、子ども部屋にもなります。季節外のものを収納しても便利で、アイデアしだいで自由に使えるスペースです。
狭い家では工夫が必要で、いかに余っている空間を生かすかで変わってきます。天井高にゆとりがあるならぜひ試してみてください。

3.荷物を減らす方法

狭い家を広く使うためには、荷物の量を減らすことも重要です。荷物が多ければ圧迫感もあり、仕舞(しま)う場所にも困ってしまいます。
荷物はどのように減らしていけるのでしょうか? 

3-1.壊れたものは処分

人は、空間にゆとりがあるとものを増やしてしまう傾向があります。反対に、狭い家なら新しく購入するものを減らすことができるのです。
今あるものをもう少し減らしたいと思うのなら、まず壊れたものを処分していきましょう。壊れたものはもう二度と使わない可能性が高く、保管しておくだけスペースの無駄を生み出します。思いきって処分してみてください。

3-2.古い衣類

サイズアウトした子ども服や古い衣類を抱え込んでいませんか?衣類は古着屋やリサイクルショップなどに売却することもでき、まとめて処分すると買い取り価格も上がります。
破れたもの・流行(りゅうこう)遅れのもの・1年以上着ていないものも、どんどん処分していきましょう。

4.まとめ

狭い家で広く快適に暮らす方法をご紹介しました。

  • 狭い家でも快適に暮らすコツ
  • 収納のポイント
  • 荷物を減らす方法

狭い家では、背の高い家具や大きな家具は圧迫感を与えるため、できる限り使わないことが大切です。 大きな鏡を配置すると、外の景色も映り込んで奥行きも出てきます。
床がなるべく見えるようにし、敷物でアクセントをつけたい場合はラグなど小さめのものを選んでください。カーテンの柄や色はシンプルなものにするといいでしょう。迷ったときは白を基調にすると明るく広々した印象になります。