
炊飯器の賢い選び方や正しい処分方法は? 人気の炊飯器10選も紹介!
2019/10/11
「炊飯器の選び方が分からない」「どんな炊飯器があるのか?」とお悩みではありませんか? おいしいご飯を炊く炊飯器は、生活に欠かすことのできない家電の一つです。しかし、故障や買い替えで不要になった場合は、どう処分すべきなのでしょうか。
この記事では、炊飯器を買い替えるタイミングや選ぶ際のポイント・おすすめの機能などをまとめてご紹介しましょう。
- 炊飯器のトレンドを紹介
- 炊飯器を買い替えるタイミングは?
- 炊飯器を選ぶ3つのポイント
- メーカー別の特徴を把握しよう
- おすすめの炊飯器10選
- 不要な炊飯器を処分する方法
- 炊飯器の選び方や処分に関するよくある質問
この記事を読むことで、炊飯器の人気機能や選ぶ際に重視すべきことなどが分かるはずです。ぜひ参考にしてください。
1.炊飯器のトレンドを紹介
まずは、炊飯器のトレンドについてご紹介しましょう。
1-1.圧力IH炊飯器が人気
今最も人気なのが、圧力IH炊飯器でしょう。電磁力で内釜を発熱するしくみになっており、ムラなくふっくらした炊き上がりになるのが特徴です。炊き加減を好みに合わせて調整できる機能が搭載されているものが多く、炊飯時間を短縮できるというメリットもあります。また、長時間の保温も可能で、炊き上がってから何時間たってもおいしく食べることができるでしょう。
1-2.豊富な炊飯メニューが搭載された炊飯器も
単にご飯をおいしく炊くだけでなく、さまざまな機能が搭載された高性能モデルも人気を集めています。特に、米の種類や食感別に炊き分けできる機能やパン焼き機能・スマホ連携機能を搭載した炊飯器などが人気です。
1-3.小容量でも高性能モデルが登場
最近は、3合前後の小容量炊飯器にも高性能モデルが登場しています。コンパクトなサイズでありながら、長時間保温してもおいしさを保つことができるものや、エコ炊き機能が搭載されたものなどが人気です。「一人暮らしでもいつでもおいしいご飯が食べたい」という人はチェックしてみるとよいでしょう。
2.炊飯器を買い替えるタイミングは?
炊飯器の買い替えを検討すべきタイミングについてご紹介しましょう。
2-1.平均寿命は6年
炊飯器の平均寿命は、一般的に6年前後といわれています。特に内釜は劣化しやすく、短いと3年程度で寿命を迎えることもあるのです。内釜を交換すれば使い続けられる可能性もありますが、交換費用が高額なため、買い替えたほうがお得な場合が多いでしょう。
2-2.不具合が気になるようになったら買い替えを
購入から6年経過していなくても、不具合が頻繁に起こるようになったら買い替えを検討すべきです。たとえば、炊き上がりにムラが出るようになった・臭いが取れなくなった・内釜のコーティングがはがれてきたなどの症状は、買い替えが必要なサインだと考えてください。
2-3.新モデルが発売されたときが安く買えるタイミング
炊飯器は新モデルが発売されると同時に、前モデルを安く売り出す傾向があります。そのため、「型落ちモデルでも構わない」という人は、新モデル発売の時期を狙うとよいでしょう。最新製品の中から選びたい人は、発売から3~4か月ほど経過したタイミングで底値になることが多いため、その時期を見逃さないようにしてください。
3.炊飯器を選ぶ3つのポイント
新しい炊飯器を選ぶ際のポイントをご紹介しましょう。
3-1.容量で選ぶ
炊飯器には、3合炊き・5.5合炊き・8合炊き・1升炊きなどさまざまな容量のものがあります。基本的に、1~2人暮らしの場合は3合炊き、3~5人家族の場合は5.5合炊きを選ぶとちょうどよいでしょう。ただし、「親戚や友人と一緒にご飯を食べることが多い」「夜の分までまとめてご飯を炊く」というようなときは、大きめの容量のものを選ぶことをおすすめします。
3-2.加熱方法で選ぶ
炊飯器を加熱方法で分けると、「IH」「圧力IH」「マイコン」「ガス」の4種類があります。最近は「IH」や「圧力IH」が主流となっており、高温での炊飯が可能なため、米の甘みや旨(うま)みを最大限に引き出すことができると評判です。「マイコン」は底部にあるヒーターの熱で炊飯するもので、リーズナブルな価格の商品が多くなっています。また、かまど炊きに近いといわれているガス炊飯器も根強い人気です。
3-3.機能で選ぶ
炊飯器にはさまざまな機能が搭載されているものもあるため、機能で選ぶことも大切です。特に、炊き分け機能や保温機能はニーズが高く、炊飯器を選ぶ上で重視する人も多いでしょう。そのほかにも、内ふたを丸洗いできる機能や蒸気レス機能など、清潔感や安全度を重視したい人におすすめの機能も豊富です。
4.メーカー別の特徴を把握しよう
炊飯器の主要メーカーごとに、その特徴をまとめました。
4-1.象印
羽釜形状の内釜を採用したモデルが有名な象印は、炊飯器のトップブランドといえるメーカーです。ラインナップの豊富さと多さでも業界ナンバーワンとなっています。魔法瓶の技術を持つ象印の内釜は特に品質が高く、「自宅で最高級のご飯が食べられる」と評判です。
4-2.三菱電機
三菱電機の炊飯器は内釜に炭を使っているモデルが多いのが特徴です。炭の遠赤外線効果によって、しゃっきりとしたみずみずしいご飯を炊き上げることができます。主力製品である「本炭釜」は、10年かけて開発したものといわれているため、要チェックでしょう。
4-3.パナソニック
パナソニックの炊飯器は、ラインナップの豊富さと高性能モデルが多いという特徴があります。中でも、IHの力で米を釜の中でおどらせて炊く「おどり炊き」が有名です。食感を最大13種類から選ぶことができる炊き分け機能など、注目の機能も豊富に搭載されています。
4-4.タイガー
タイガーの炊飯器は、内釜に土鍋を使用しているのが特徴です。遠赤外線効果のある土鍋を使用した炊飯器では、モチモチのご飯を炊き上げることができます。IH・圧力IH・マイコンのすべてのタイプを扱っており、ラインナップが非常に豊富です。
4-5.日立
日立は、圧力とスチームで炊くタイプの炊飯器が有名です。手頃な価格でありながら、トレンド機能を搭載している炊飯器が多いのも特徴でしょう。2合炊きモデルが展開されているのも見逃せません。
5.おすすめの炊飯器10選
人気のおすすめ炊飯器をご紹介しましょう。
5-1.三菱電機 本炭釜 KAMADO NJ-AW109
羽釜形状の内釜に純度99.9%の炭を採用し、炊きムラを抑えることに成功しました。1粒1粒のご飯にハリのあるしゃっきりとした炊き上がりが可能です。口コミでも「かむほど米の風味が楽しめる」「音声でも操作手順を教えてくれるので安心」などと評判を集めています。
- 実売参考価格:約66,000円~(5.5合)
5-2.タイガー IH炊飯ジャー 炊き立て JKT-B103
130℃の熱で釜全体を包み込み、ご飯をふっくら炊き上げます。早炊きメニューや雑穀米メニュー・ケーキメニューなど、多彩な機能を搭載しているのが特徴です。口コミでも「高温で蒸らすのでご飯に甘みが出る」「お手入れがしやすくてうれしい」などと評判を集めています。
- 実売参考価格:約13,000円~(5.5合)
5-3.パナソニック IHジャー炊飯器 SR-HX107
コンパクトなサイズでありながら使いやすい炊飯器です。側面や底面だけでなくふたにもIHを搭載しているため、釜を包み込むように加熱します。「とにかくおいしいご飯が炊ける」「お手入れが簡単」などと口コミでも評判です。
- 実売参考価格:約26,000円~(5.5合)
5-4.象印 圧力IH炊飯ジャー 極め炊き NP-ZT10
蒸らし工程で圧力をかけるため、釜の中心まで高温にしてしゃっきりふんわり炊き上げます。最大30時間までおいしく保温できるのも魅力でしょう。「クリーニング機能が付いているので臭いが気にならない」「玄米もおいしく炊ける」と口コミでも人気を集めています。
- 実売参考価格:約22,000円~(5.5合)
5-5.パナソニック スチーム&可変圧力IHジャー炊飯器 SR-VSX109
220℃のIHスチームと「加圧追い炊きplus」の搭載により、ハリのある炊き上がりを実現しました。米の鮮度に合わせて炊き方を自動調整してくれます。口コミでも「ご飯にハリとツヤがある」「デザインがスタイリッシュ」などと評判です。
- 実売参考価格:約76,000円~(5.5合)
5-6.象印 圧力IH式 炎舞炊き NW-KB10
本体の底に3つのIHヒーターを搭載し、それぞれのヒーターを独立制御することで、大火力での炊飯が可能になりました。内ふたが二重構造になっているため、お手入れも簡単です。「好みの食感に炊き上げることができる」「ご飯が冷めてもおいしい」などと口コミでも評判を集めています。
- 実売参考価格:約73,000円~(5.5合)
5-7.日立 IHジャー炊飯器 圧力&スチーム ふっくら御膳 RZ-W100CM
圧力とスチームの力で一粒一粒を丁寧に炊き上げます。炊飯中にほとんど蒸気が出ないため、小さなお子様がいる家庭でも安心です。口コミでも「長時間保温してもご飯がしっとりしている」「少量炊くときでも好みの食感を選択できる」などと評判を集めています。
- 実売参考価格:約54,000円~(5.5合)
5-8.象印 マイコン炊飯ジャー 極め炊き NL-BC05
上ふた・側面・底面のヒーターが釜全体を包み込むように加熱するため、芯までふっくらしたご飯を炊き上げることができます。健康米メニューやパンメニューなど、多彩な機能が搭載されているマイコン炊飯器です。口コミでも「蒸気口が大きいのでふきこぼれの心配がない」「雑穀米や玄米用のメニューもあってうれしい」などと評判を集めています。
- 実売参考価格:約7,500円~(3合)
5-9.東芝 マイコンジャー炊飯器 RC-5SK
シンプルでシックなデザインが特徴のマイコン炊飯器です。リーズナブルな価格でありながら、予約炊飯機能や無洗米コースなど豊富な機能を搭載しています。「一人暮らしにぴったり」「お手入れが簡単で助かる」など、口コミでも評判です。
- 実売参考価格:約9,800円~(3合)
5-10.リンナイ ガス炊飯器 直火の匠 RR-100MST2
直火で炊くガス炊飯器なので、かまどで炊いたご飯が再現可能です。最高約1,200℃の炎で一気に炊き上げるため、ご飯の粘りや香りが際立ちます。「ご飯本来の味を楽しむことができる」と口コミでも評判です。
- 実売参考価格:約47,000円~(5.5合)
6.不要な炊飯器を処分する方法
買い替えで不要になった炊飯器の処分方法についてまとめました。
6-1.自治体の回収を利用して捨てる
炊飯器のゴミ分類は自治体によって異なるため、まずは事前に確認が必要です。基本的には、一辺の長さが30cm以内のサイズであれば、不燃ゴミとして捨てられる自治体が多くなっています。30cmより大きなものは粗大ゴミ扱いになる場合が多いでしょう。また、自治体によっては小型家電として炊飯器を回収しているところもあります。公共施設や家電量販店などに設置してある回収ボックスに投かんするだけで無料回収してもらえるため、チェックしてみるとよいでしょう。自治体を利用するメリットは、やはり安さです。粗大ゴミになる場合でも数百円で処分できる自治体がほとんどでしょう。ただし、回収日が決まっているため自分のタイミングで処分できないというデメリットもあります。
6-2.不用品回収業者に依頼する
炊飯器以外にも不用品が多数ある場合は、不用品回収業者に依頼するとよいでしょう。出張回収や宅配回収に対応している業者も多いため、自分に合った処分方法を選択できます。パソコン処分本舗では、送料無料対象商品と一緒に宅配で送ると、送料も処分費用も無料で回収可能です。不用品をお得に処分できるため、ぜひチェックしてみてください。
6-3.買取に出す
状態のよい炊飯器であれば、買取に出して処分するのがおすすめです。使用感の少ないものや汚れ・傷が目立たないもの・有名メーカーのものであれば、買取対象になる可能性があります。リサイクルショップや家電専門の買取業者に依頼してみるとよいでしょう。ただし、買取先によって査定基準は異なるため、比較して選ぶことをおすすめします。
6-4.ネットオークションに出品する
ネットオークションに出品すれば、高額で炊飯器が売れる可能性もあります。自宅にいながら自分のタイミングで利用できるのは大きなメリットでしょう。ただし、いつ買い手が見つかるか分からないこと・こん包や発送の手間がかかることなど、デメリットもあります。
7.炊飯器の選び方や処分に関するよくある質問
「炊飯器の選び方や処分方法について知りたい」という人が感じる疑問とその回答をまとめました。
Q.内釜の素材にはどのようなものがありますか?
A.主に、炭・銅・鉄・土鍋を素材としている場合が多いでしょう。それぞれのメリットとデメリットを比較して選ぶことをおすすめします。
Q.内釜が厚い炊飯器のほうが、ご飯がおいしく炊けるのでしょうか?
A.必ずしもそういうわけではありません。重要なのは厚さより、内釜に熱がムラなく伝わるかどうかです。
Q.新しい炊飯器を購入する販売店で古い炊飯器を引き取りしてもらえないのでしょうか?
A.販売店によっては、古い炊飯器の引き取りサービスを行っているところもあります。事前に確認しておくとよいでしょう。
Q.炊飯器を少しでも高く買取してもらうポイントは何ですか?
A.正常に動作するか確認し、きれいに掃除しておきましょう。また、付属品をそろえておくことも高価買取のポイントです。
Q.悪質な不用品回収業者も存在するのでしょうか?
A.はい。特に、訪問営業の業者やトラック1台で地域を回っている業者は利用しないほうがよいでしょう。
まとめ
炊飯器を買い替えるタイミングや選ぶ際のポイント・不要になった場合の処分方法などを詳しくご紹介しました。おいしいご飯を炊くために、炊飯器選びは重要です。何を重視して炊飯器を選ぶべきなのか、自分にはどのような炊飯器が合っているのかなど、ぜひこの記事を参考に考えてみてください。