親のパソコン処分方法|データ消去・費用・回収先の選び方
2026/09/01
実家の片付けなどで親のパソコンを処分することになっても、写真や住所録が残っていないか、初期化だけでよいのか、どこへ出せばよいのか迷うものです。古いパソコンや故障品は、回収先によって受付条件も異なります。
まず親本人や家族に必要なデータを確認し、パソコンの状態と回収先の条件を照らし合わせて、処分方法を決めましょう。
この記事では、処分前の確認事項、方法ごとの費用や手間、申し込みから回収までの進め方を紹介します。
この記事はこんな方におすすめです。
- 実家の片付けや引越しで、親のパソコンを代わりに処分したい方
- 写真や個人情報の消去、アカウント解除の方法を知りたい方
- 古い・故障・自作パソコンの回収先や費用を確認したい方
親のパソコンを処分する前に確認したいこと
処分先を決める前に、親本人の意向を確認し、必要なデータや回収に出す機器を整理します。本人に確認できる場合は、無断でパソコンやアカウントを操作せず、保存するデータや処分の希望を聞いてから進めてください。
写真や必要なデータをバックアップする
写真、住所録、メール、家計簿、文書など、後から必要になるデータが残っていないか確認します。保存するものがあれば、外付けドライブや別の保存先へ移し、内容を開いて確認してから初期化や回収を手配しましょう。
親の代わりに作業する場合は、本人の同意を得たうえで、必要なデータを一緒に確認します。パスワードを回収先に伝える必要はありません。
MicrosoftはWindows PCの処分前に、必要なデータをバックアップしてからPCをリセットする手順を案内しています。【注1】
データ消去とアカウント解除を行う
データの保存後は、利用していたアカウントからサインアウトし、パソコンを初期化します。Windowsでは、Microsoftアカウントのデバイス一覧から処分するパソコンを削除する手順も確認してください。MacではApple AccountやiCloudなどからサインアウトしてから初期化します。【注1】【注2】
初期化できない故障品は、分解や記憶媒体の取り外しを無理に行わず、回収先のデータ消去方法を確認します。回収後に消去を依頼する場合は、消去の方法や証明書の有無、発行料金を申し込み前に確認しましょう。環境省の小型家電回収ガイドラインでも、回収段階でのデータ消去や物理破壊など、個人情報への対策が示されています。【注3】
本体・モニター・付属品とパソコンの状態を整理する
デスクトップ本体、ノートパソコン、液晶モニター、一体型パソコンは、回収先によって品目区分が異なります。メーカー回収では本体とディスプレイを別々に申し込む場合もあるため、メーカー名、型番、PCリサイクルマークの有無を確認しておきましょう。【注4】
キーボード、マウス、電源コード、外付けドライブなども、同梱できるか処分先の案内を確認します。また、古い・電源が入らない・OSが起動しない・自作またはBTOといった状態もメモしておくと、受付条件を調べやすくなります。買取を希望する場合は、動作状態や年式が査定に影響するため、先に店舗へ問い合わせてください。
処分方法ごとの費用・手間・データ消去を比較
パソコンの処分先は、費用だけでなく、持ち運びや梱包の手間、データ消去の方法、故障品を受け付けるかで選びます。料金や対象品目はサービスごとに異なるため、申し込み前に最新の案内を確認しましょう。
| 処分方法 | 費用の目安 | 手間・データ消去 | 故障品などの扱い |
|---|---|---|---|
| メーカー回収 | 家庭向けでPCリサイクルマークがあれば、追加料金なし。マークがない場合はメーカー所定の料金 | メーカーへ申し込み、指定方法で発送。データは原則として自分で消去 | 製品区分やメーカーの条件を確認 |
| 自治体の小型家電回収 | 回収方法や手数料は自治体によって異なる | 回収場所への持ち込みなど。データ消去の扱いを自治体に確認 | 対象品目やサイズ制限を自治体に確認 |
| 家電量販店・買取サービス | 回収料金や買取額は店舗・機種・状態によって異なる | 店舗へ持ち込む方法が中心。データ消去の対応を事前確認 | 古い・故障・自作PCの受付条件はサービスごとに異なる |
| パソコン処分本舗の宅配回収 | 対象パソコンの処分費用は無料。送料は対象品目などの条件による。データ消去証明書はHDD1台につき3,300円(税込)、物理破壊写真付きは4,400円(税込) | 梱包して発送。回収したパソコンは専用機器でデータ消去 | デスクトップ・ノートPCは古いものや故障品、自作PCも回収対象として案内 |
PCリサイクルマーク付きの家庭向けパソコンは、メーカーが追加料金なしで回収します。マークがない場合はメーカー所定の回収再資源化料金が必要です。【注4】自治体回収は地域ごとに方式が異なるため、親のパソコンが置かれている市区町村の案内を確認してください。【注5】
メーカー回収はPCリサイクルマークを確認する
メーカー回収を使う場合は、パソコンの底面や背面にあるメーカー名、型番、PCリサイクルマークを確認します。マークがない場合の料金はメーカーや製品区分によって異なるため、金額を一律には判断できません。メーカー窓口で該当機種の費用と発送方法を確認しましょう。
メーカーが分からない製品や、メーカーが事業撤退しているパソコン、自作PCでは通常のメーカー窓口で受け付けられない場合があります。パソコン3R推進協会の案内も確認してください。【注4】
自治体の小型家電回収は地域のルールを調べる
自治体によって、回収ボックス、回収拠点、イベント回収など方法が異なります。パソコン本体が対象か、投入口やサイズに制限があるか、費用がかかるかを、親の住所地の自治体サイトで確認してください。
回収ボックスなどへ出す場合も、パソコン内のデータが自動的に消去されるとは限りません。自分で初期化するか、データ消去に対応する回収先を選びましょう。
店舗回収・買取は受付条件と査定を確認する
買い替えと同時に処分したい場合や、まだ使えるパソコンを売りたい場合は、家電量販店や買取サービスを検討できます。買取額は機種や年式、動作状態、付属品の有無などで変わり、値段がつかない場合もあります。
店舗へ運ぶ前に、回収料金、買取の可否、データ消去の方法、故障品や自作PCの受付条件を確認しましょう。店舗ごとにサービス内容が異なるため、公式ページや窓口で確認するのが確実です。
宅配回収は送料と同梱できる品目を確認する
親のパソコンを店舗まで運ぶのが難しい場合は、宅配回収も選択肢です。送料が無料になる条件、着払いの配送方法、箱のサイズ・重量、同梱できる品目を確認してください。
パソコン処分本舗では、デスクトップパソコンとノートパソコンを、年式や動作状態を問わず回収対象として案内しています。対象となるパソコンを含む場合は、条件に合う家電や不用品を同梱できるサービスもあります。着払いはゆうパックに限られ、箱は3辺合計160cm以内・25kg以内です。データ消去証明書の料金も含め、発送前に宅配回収の対象品目と利用条件を確認してください。
申し込みから発送までの流れは、パソコン処分本舗の回収手順で確認できます。
親のパソコンを処分する手順
処分方法が決まったら、回収先の条件に沿って申し込み、梱包や持ち込みを準備します。データの確認や消去は前の章で済ませ、ここでは申し込みから回収後の確認までを進めます。
ステップ1 回収先を決めて申し込む
パソコンの種類、メーカー、型番、台数、モニターや付属品の有無、故障の状態をもとに回収先を選びます。メーカー回収ならPCリサイクルマークとメーカー所定の費用、自治体回収なら地域の対象品目と排出方法を確認します。宅配回収や店舗回収では、送料・回収料金・故障品の扱いを確認してから申し込みましょう。
ステップ2 梱包または持ち込みの準備をする
宅配回収では、パソコンを段ボールに入れ、輸送中に動かないよう緩衝材で隙間を埋めます。付属品や一緒に処分する品がある場合は、対象品目かどうかを確認してから梱包してください。配送会社、着払い条件、箱のサイズ・重量制限も、発送直前に見直します。
自治体や店舗へ持ち込む場合は、回収場所、受付時間、必要書類を確認します。出張回収を利用する場合は、対象地域や台数などの条件を回収先へ問い合わせてください。
ステップ3 回収後の処理内容を確認する
回収先から受付完了や処理完了の連絡がある場合は、内容を確認して保管します。データ消去証明書を申し込んだ場合は、証明書の記載内容と対象機器を照合してください。連絡や証明書の扱いは回収先によって異なるため、必要な記録がある場合は申し込み時に確認しましょう。
まとめ|親のパソコンを処分する前にやること3つ
親のパソコンは、必要なデータを確認し、回収先の条件を比べてから処分します。次の3つから始めましょう。
- 親本人や家族に確認し、パソコンを起動できるか、写真・住所録・メールなど保存したいデータがあるかを確かめる
- 本体・モニター・付属品と、古い・故障・自作かどうかを書き出し、回収先の対象品目を確認する
- データ消去の方法、送料や回収料金、証明書の費用を確認して、回収を申し込む
パソコン処分本舗では、対象となるデスクトップ・ノートパソコンの宅配回収や、パソコンと一緒に不用品を送る方法を案内しています。回収条件について確認したい場合は、パソコン処分本舗へお問い合わせください。






